「マンガ認知症」ニコ・ニコルソン/佐藤眞一
認知症について分かりすく解説してくれている。
ニコ・ニコルソンさんがマンガを描き、心理学者の佐藤眞一さんが解説。
(解説の核心と意を汲んだマンガ箇所が良く出来ている)
P105
感情の抑制が難しくなるというのは、一般的な老化現象でも起こることです。
「老い」はプライドとの闘いです
徘徊する目的は『帰宅願望』
つまり『過去のどこかに帰りたい』という場合もあるんですよね
行きたい場所が記憶の中にしかないって切ないね
できると思ってる方がつまづくんですよね
人の感情って大きく分けて6つに分かれるんですけど
【ネット上の紹介】
大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。人が変わってしまったかのような祖母との生活に疲れ果てたニコたちの前に、認知症の心理学の専門家、サトー先生が現れて…?「お金を盗られた」と言うのはなぜ?突然怒りだすのはどうして?認知症の人の心のなかを、マンガでわかりやすく解説します。認知症の人が既に五〇〇万人を超え、誰もが認知症になったり、認知症介護をしたりする時代。読めば心がラクになる、現代人の必読書!
序章 認知症ってなんですか?
第1章 「お金を盗られた」「強盗にあった」と言うのはなぜ?
第2章 同じことを何度も聞いてくるのはなぜ?
第3章 何度注意してもお米を大量に炊いてしまうのはなぜ?
第4章 突然怒りだすのはどうして?
第5章 高齢者の車の事故はなぜ起きるの?
第6章 介護者につきまとうのはどうして?
第7章 家にいるのに「帰りたい」と言うのはなぜ?
第8章 これってもしかして「徘徊」ですか?
第9章 排泄を失敗してしまうのはなぜ?
第10章 介護に疲れ果てました。どうしたらいいですか?
番外編 なんでお尻を触るんですかコラー!!