●9月18日(水)
朝から雨、風も強い。
予定では、北穂から槍に向かうことになっている。
朝3時半に起きて、4時にカッパを着て出発する。
しかし、稜線はさらに風が強く、縦走どころではない。
とりあえず穂高岳山荘に引き返す。
「どうしよう、下山するか・・・」、と。

穂高岳山荘でしばらく休憩した後、6:00am下山開始。
涸沢~横尾経由で上高地に下りる。
上の写真は、途中の本谷橋。

上の写真は、横尾の横尾大橋。
さて、今日はどうしよう?
バス会社にTel.して1日早くしてもらおうか?
「明日のバスの予定なんですが、1日早くしてもらえますか?」
「ネットでいったん解約手続きをして、予約を取り直して下さい」
「じゃぁ、いいです」、と私。
上高地で一泊して、予定通り明日帰阪しよう。
以前から泊まりたかった上高地温泉ホテルにTel.する。
「今晩泊まりたいのですが、部屋は空いていますか?」、と私。
「空いてますよ、3:00pmからチェックイン出来ます」、とフロント。

上の写真が上高地温泉ホテル。
このホテルは、明治のたいていの有名な登山家、文人・墨客が泊まっている。
ある日のこと、高村光太郎が智恵子と泊まっていた。
「智恵子さんは君の妹かね?それとも奥さんか?」、と同宿のウエストンが尋ねるたという有名なエピソードがある。それがこの上高地温泉ホテルだ。
山小屋と違って、1人で10畳くらいの部屋、ベランダ付きで梓川が見える。
当たり前だけど、TV、トイレ、冷蔵庫と、山小屋と比べると夢のような環境。
「こんな感じで、山小屋も泊まれたらなぁ」、と夢想する。
その後、大浴場で汗を流し、レストランで夕食を食べ就寝。
【資料】
6:00 穂高岳山荘
7:17 涸沢小屋
9:29 横尾
10:52 徳澤園~田代池散策
15:00 上高地温泉ホテル
歩行距離:21.7Km(散策含む)