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「緑の庭で寝ころんで」宮下奈都/

2020年12月29日 19時33分18秒 | 読書(小説/日本)

「緑の庭で寝ころんで」宮下奈都

単行本で既に読んでいるけど、文庫化されたので、購入した。
単行本で収録しきれなかったエッセイも含まれている。
これで、6年分のエッセイ完全版、となる。
宮下奈都ファンは必読でしょう。

P395
がんばることはとても大事なことだけど、がんばっても望みど通りの結果が出るとは限らないと知ることもまた大事なことだと思うのだ。
 ただし、そのためには精いっぱいがんばることが必要だ。努力して初めて、努力自体が大事だったのだと知ることができる。いい結果も、よくない結果も、受けとめる土壌ができる。

【ネット上の紹介】
ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する宮下家の三兄妹。その姿を作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ連載「緑の庭の子どもたち」6年分を完全収録。さらに本屋大賞受賞時のエピソード、自作解説ほかエッセイ62編、掌編小説や音楽劇原作など創作5編も収め、宮下ワールドの原風景を堪能できる一冊!
1章 緑の庭の子どもたち2013‐2015
2章 日々のこと
3章 本のことなど
4章 自作について
5章 羊と鋼と本屋大賞
6章 緑の庭の子どもたち2015‐2017
7章 緑の庭の子どもたち2017‐2019

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