ハイキングに行ってきた。
滋賀県・安土山&繖山(きぬがささん)▲433m。
信長ゆかりの地、である。
(最近読んでいる、戦国歴史小説の影響)
下記にデータを記す。
JR安土駅→安土城入口→天守跡→三重塔→北腰越
→繖山▲433m→観音正寺→桑実寺→JR安土駅
歩行3時間35分 距離10.7km
資料データ:「行楽の山歩き」(東京地図出版)より
安土城、思った以上に急峻であった。
秀吉の屋敷跡は一番下の大手門近く。
毎日天守閣の信長のいるところまで往復するだけで一汗かく。
(途中でバテてる年配の方もおられた)
これでは戦国時代を生き抜けない。
なお、大手門から中に入るには500円必要。
自動券売機が設置されており、この券と引き替えにパンフレットがもらえる仕組み。
ところで、観光名所でありながら、いたってシンプルと言うか、あいそがない。
土産物店、物売りの屋台など、いっさいない。
(こんなの初めて・・・実にいさぎよい、と言うか素晴らしい)
信長煎餅や信長饅頭があっても良さそうだけど。
(滋賀県の方針なんでしょうか?・・・とても近江商人の故郷と思えない)
さて、天守跡からは琵琶湖が臨める。
景色良好風光明媚、来た甲斐がある、ってなもんだ。
下りは異なる道で降り、三重の塔のあたりが展望スポット。
ここからは西の湖が見えて、素晴らしい景観。
パンフレット資料を読むと、現在は四方とも干拓により陸地となっているが、
琵琶湖の内湖に囲まれ南方のみが開けた地形であった、とある。
信長、秀吉、茶々、初、江も、この景色を見て感激したことでしょうね。
(↑西の湖、今回の写真は2枚とも筆者撮影)
安土山を下りて、次は繖山(きぬがささん)▲433m、である。
登山者は少なく、閑静な山。(でも、トレイルはしっかりしている)
安土山で400段ほど階段を登ったが、こんどもまた階段が続く。
いい加減バテた。
でも、途中から視界が開けて、素晴らしい展望となる。
山から湖が見える、ってなかなかいいですねぇ。
登山道から観音正寺に合流すると、人が多くなる。
本尊は千手観音、西国三十三箇所、第32札所。
実に立派な観音様であった。
さて、あとは下山して、道路を歩いてJR安土駅到着。
資料には3時間半くらいとあるが、実際は史跡を見て回るので時間がかかり、合計6時間くらいかかった。
それでも、立ち寄っていない資料館が多数有る。
(次回のお楽しみ。あぁ、疲れた)