クライマーの興味ありそうなところを下記に抜粋する。
★YAMAKEI ONLINEで、クライミングジムのデータベースを公開。
http://cm.impress.co.jp/?5_75580_3787_2
★『日本100岩場 4 東海・関西』増補改訂版 6月25日発売!
http://cm.impress.co.jp/?5_75580_3787_6
*フクベボルダーとかが追加されている。
前回のつづき。
このブログを何年も前から読んでいる方は解っていると思うが、
私の練習方法は、80%くらいの力で登れるルートを数多くトライする方法である。
ウォームアップは60~70%くらいで登れるルートを多い目にトライ。
メインディッシュは、80%前後の力で登れるルートを多数トライ。
場合に寄っては、それ以上の難しいルートもトライする。
(でも、それはデザート程度)
・・・こんな感じで練習している。
多数トライして体力をつけ、疲れていても、そこそこ登れる、ってのを目指している。
つまり、海外ツアーで連日登るのを想定している。
でも時々、疑問に思うこともある。
「こんな練習でいいんだろうか?」、と。
ボルダラーの方の練習を見ていると、私の練習と全く異なる。
①登れるかどうか分からないくらい難しいルートを設定してトライしている。
②自分の限界グレードに近いルート、限界以上のルートを100%~120%のパワーでトライする。
③落ちても、失敗しても、何回もトライする。
・・・見ていて、かっこいい。
あれぐらいムーブ力とパワーがあったらな、と。
私もこのような、限界に挑戦する練習を取り入れようか?、と誘惑に駆られる時がある。
でも、待て待て・・・そんな事をして大丈夫か?、と思いとどまる。
この練習は負荷が高くて、リスクも高い、身体を壊す可能性も高い。
また、長モノでグレードを上げると、インターバルが長くなる。
『短い時間で、効果的な練習』、と心がけているので、私の主義に反する。
私の実力は12前半のOSが限界、である。
12後半以上をOSし、13を(1ツアーで)RPしようと思ったら、現状ではムリ。
何とか現状打破したい。
でも、ムリはしたくない・・・あぁ、心が揺れる。
そんなわけで結局、結論はでない。
(これだけ引っ張っといて、結論無しかい!)
まぁ、(ほんの気持ちだけ)負荷をあげる日を作ってもいいかも。
不惑を過ぎてなお惑う・・・今日この頃。
申し訳ない!
私が普段の生活と練習で心がけていることが3つある。
(よかったら参考にして)
1つ目は、モチの維持。
2つ目は、実践的であること。
3つ目は、周りの方を観察し、参考になる事は取り入れる。
①について・・・モチの維持
クライミングを始めて数年はモチも高い、どんどん上達するし、成果もでる。
でも、早い方で6年目あたりから頭打ちとなる。
(ジムクライミングのみだと頭打ち早い、岩もやってる方は少し遅い)
いずれにせよ、12年目くらいが厄年というか鬼門。
目に見えて上達しないし、岩場のルートはたいがい登ったし、海外も行ったし・・・で、マンネリ化して壁にあたる。
このあたりを、どう踏ん張るか?
あっさりリタイアするか?
続けるなら、自分にどう折りあいをつけるのか?
家の事情で、練習時間を確保出来なかったり、仕事があったり、用事があったり。
私は、だらだら続けているので、下手にならない代わりに、上手くもならない。
途中、何らかの事情で何年かクライミングを休んだ方はけっこう頑張って上達している。
(ちょうどリフレッシュして気持ちの切り替えにもなったんでしょうね)
今のところ、モチの特効薬なし・・・かな。
②について・・・実践的であること
何を目標にするかで、違ってくる。
私の場合、自然壁ルートでのOS、RPが目標。
特に、初めて訪問する海外の岩で登るのが楽しみ。
初めての岩でも、即順応したい。
短期ツアーで疲労を蓄積しながらも登りたい。
疲れていても、ムーブを解決して、RPしていきたい。
希望、願望は尽きない・・・。
でも、練習時間は無尽蔵じゃないし、翌日仕事もある。
効率よく、短時間で多くの手数を出して、基本ムーブを繰り返すようにしている。
出来る限り、実践・本番を意識した練習を心がけている。
基本となるのは体力なので、最近は(趣味を兼ねて)ハイキングもしている。
さらに、TV、ネット、書籍による海外情報、語学学習、といったことも広範囲な意味での『実践クライミング』の一部と考えている。
(特に危険情報は有益・・・観光情報も!)
③について・・・周りの方を観察し、参考になる事は取り入れる
あらゆる方を参考にしている。
でも、特に参考になるのは。ある程度の年齢で、長年クライミングをしている方。
どのように練習しているか、話を聞いたり、見学している。
若い方も参考になる・・・これぐらい出来たらいいな、と。
私も若かったら出来るのだろうか、と。
いろいろイメージしている。(実践とイメージの繰り返し)
さらに、②の実践とも関連するが、事故や故障を避ける方法も第三者から学ぶようにしている。
(これは、言うは易く行うは難し・・・だけどね)
赤塚不二夫さん初期作品を読むと、どのキャラクターも異常に食べ物に執着する。
つまり、そういう時代だった・・・「お腹いっぱい食べたい」、と。
その後、日本は豊かになり、食べ物に対する欲求は、二つに分かれる。
1つはグルメブームに、2つ目は健康食ブームになった。
(たいていの方は、このふたつの間で揺れている、と思う)
さて、ここで問題。
第3の方向へ行くブームも起きた・・・つまりダイエット・ブームである。
世の中に食べ物があふれ、お金を出せば、大抵のモノが食べられる時代だから起こる動き。
(北朝鮮では、ありえないでしょうね)
先日(3/12)、「日本人だけが知らない日本人のうわさ」(石井光太)を紹介した。
次のようなデータが掲載されている。(P47)
【国別肥満の度合い】
アメリカ 31%
イギリス 23%
カナダ 14%
フランス 9%
イタリア 9%
日本 3%
著者の文章を下記に引用する。
日本と同じぐらい痩せすぎの女性が多い国はどこかといえば、「ラオス」「タンザニア」「マダガスカル」などです。つまり、世界の最貧困国と同じぐらい痩せている女性が多いのです。こう考えると、「飢餓大国ニッポン」なんて言えなくもないのです。
いかがでしょうか?
日本は『激ヤセ大国』、なのである。確かに周りを見ても痩せている方は多い。
十分痩せている方ほど、熱心にダイエットしている印象を受けるけど。
(逆に「必要なんじゃない?」と思われる方は無関心・・・というか諦めてる?)
さて、ここまでならOK、としよう。(問題はあるけど)
しかしその後(5/12付)、石井光太さんがブログで『低出生体重児の出生率』について書かれているのを読んで気になった・・・つまり、低体重の子供が生まれる割合。
日本は、パレスチナやルワンダより低体重児の出生率が高い。
ダイエットして、タバコ吸って、高齢出産して、低体重児を生む・・・う~ん大丈夫?
【参考リンク】
→日本って飢餓大国?
PS
クライマーは痩せている方が多い。
でも、泊まりで登りに行ったり、宴会をすると分かるが、皆さんよく食べる。
それでも太らないのは、運動するからでしょうね。
問題なのは、十分な栄養を摂らず、運動もせず、仕事をして、ストレスを溜めることでしょう。
PS2
私は高齢出産を批判しているわけではない。(念為)
ただ、染色体異常発生率が高くなる、と聞いたことがある。
(これは男性が高齢である場合を含む)
→染色体異常等が起こる可能性
PS3
どうしてダイエットブームが起きたのだろう?
どうして太っているより、痩せているのがよいのだろう?
なぜ、体重の数字が『美人の条件』に関係するようになったのだろう?
(『数字で表現できる単純さ』、ってのがミソ?)
本来、『美』とは多様性があって、曖昧で趣味の部分が大きく、流動する概念と思うけど。
PS4
今月、石井光太さんの「神の捨てた裸体」が文庫本になって入手しやすくなった。
書店に立ち寄った際に、手に取ってみて。
これは、すごいよ。
TCネットより危険情報を頂いた。
以下、転載。
備中・ニューエリア「ランコロ 5.12b」の終了点のボルトが、抜けそうな状態になっています。
本日(5月9日)確認を行ったところ、二本あるうちの一本のボルトが半分くらい抜けてきており危険な状態でした。
早急に交換などの対応をしたいと思いますが、それまでの間はランコロを登らないようお願いします。
終了点アンカーは、どのボルトより重要。
懸垂やロアーダウンによるヌンチャク回収の際、抜けるとグランドする。
重大な事故になる前に発見できてよかった。
慎重な方は、常にチェックされている。
(私はズボラして、そのまま降りてしまったりするけど、チェックする習慣をつけたい)
ジムでは、短いボルダーと長モノをトライしている。
同じことを繰り返しているが、かなり波がある。
今日は身体が重いな、とか。
今日はキレが悪いな、とか。
調子が良かったり、悪かったりで、一喜一憂しているのが現状。
波の振幅が激しいので、もう少し安定させたい。
その為には、練習するしかない。
ところで、周囲を見ていると、練習には2種類あるようだ。
①決まった課題を繰り返してトライする方法
②新しい課題を設定、トライ、クリアー・・・これを繰り返す
私は、どちらかと言うと、①が中心。
(同じ内容を繰り返しているから、体調を判断しやすい)
皆さんは、①と②を混ぜながら、楽しみながら練習している、と思う。
でも、②のやり方は時間がかかる、インターバルが長くなる。
ある程度、時間の余裕がないとムリ。
私のように、1時間くらいで終了するようでは、充分に練習できない。
短い時間で、多くの手数と課題を消化するには①が都合よい。
でも、ホントは新しい課題もトライしたい、と思っている。
そこで時たま、週末は別のジムに行く。
そうすれば、新しい壁と課題が楽しめて、練習になる。
波の振幅も小さくなり、レベルも上がって一石二鳥。
(そんな都合良くいく訳ない、って!)
クライマーにも参考になる、と思うので保険について書いておく。
先日、職場同僚の奥さんが骨折した。
装具(3万くらい)を購入したが、お金が返ってくるよう申請したい、と。
とりあえず「療養費支給申請書」を書くよう、申請書を渡す。
しばらくして、「書いてきた」、と言ってきた。
私は、「じゃ、申請しておくから」、と受け取る。
・・・ふと、考える。
「どこに申請したらいいの?」、と。
以前は、社会保険事務所に提出すればよかった。
しかし、今は『年金事務所』と『健康保険協会』に別れてしまった。
どっちに提出すればよいのだろう?
毎月、『大阪社会保険時報』、ってのが職場に郵送されてくる。
これを調べてみた。
第734号(平成20年10月15日号)を見ると、受付窓口分担について書かれている。
以下のとおり。
【社会保険事務所で受付】(つまり、現在の『年金事務所』)
新規適用届
被保険者資格取得届
被保険者資格喪失届
健康保険被扶養者異動届
被保険者報酬月額算定基礎届
被保険者報酬月額変更届
賞与支払い届
事業所の保険料納付(納入告知書)等の徴収関係など
【全国健康保険協会で受付】
療養費
傷病手当金
出産手当金
出産育児一時金
埋葬料
高額療養費
限度額適用認定申請
他に、任意継続の手続き関係や被保険者証等の再交付
生活習慣予防健診や特定健診の健康診断関係
これで、分かった。
健康保険協会に提出すればOKだ!
(ちにみに、『申請書』は年金事務所にも置いてある)
さて、『保険』についても書いておく。
3月分の保険料(4月納付分)から値上げされた。
2月と3月分『給与明細』を比べてみて。(40歳以上の方は介護保険も)
上がってるから。
特に、大阪は近畿圏内で1番高い、9.38%。
(京都9.33%、兵庫9.36%、東京9.32%)
介護保険に該当する方(40才から64才までの方)は、さらに1.50%が加わる。
*ただし、これは協会健保所属の会社(つまり旧・政府管掌)の数字。
当然、国保、共済、組合健保は異なる。(念為)
【参考リンク】
> http://merumaga-kanri.kyoukaikenpo.or.jp/cl/M12.2201000293.2089043.1373
> 改定後の保険料額表
> http://merumaga-kanri.kyoukaikenpo.or.jp/cl/M13.2201000293.2089043.1373
PS
4月から雇用保険も上がる。
これは全国一律。
YAMAKEI SQUARE よりメールマガジンが届いた。
興味をひく箇所を転載する。
(以下転載)
<<谷川岳の氷壁登攀の模様がNHK『ワンダー×ワンダー』でオンエア>>
廣川氏は、昨年冬、マッターホルン北壁の登攀成功後、
凍傷のために右足指3本を失いました。
その廣川氏が、再起をかけて冬の一の倉沢滝沢第三スラブ登攀に挑みます。
『狼は帰らず』で知られる、森田勝や長谷川恒男らが活躍していたころの
永遠の課題、「3スラ」の登攀の模様が、初めて映像で紹介されます。
番組名:『ワンダー×ワンダー』
http://cm.impress.co.jp/?5_73401_5354_6
放映日時:4月10日(土)21:15~21:59
(再放送:4月27日(火)深夜1:05~1:49)