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飯山裕志、ショートゴロを華麗に捌いて引退

2017年10月03日 | ファイターズ・野球
北海道日本ハムファイターズ、飯山裕志選手。本日が引退試合でした。
ラスベガスの銃乱射事件で従姉妹を亡くして緊急帰国したレアードを欠くも
試合は打線が爆発?横尾の豪快な一発や清水の初本塁打も出るなどして展開に余裕が出た、
と言うところで8回表の守備から満を持して飯山裕志登場
代打で出るのか、とも思ったがそこは守備職人飯山、守備の交代から出るのが粋、というもの。
守備固めとしてよくコンビを組んだ田中賢介も同時に出てきたのもいい演出か。
次の回に打席が回るようにDHを解除して近藤のいた3番に飯山を置き、賢介を二塁、ショートにいた石井が三塁、
三塁にいた横尾がレフト、レフトにいたドレイクがライト、ライトの大田が下がるという守備交代に
混乱したかスタジアムDJの八幡さん、言い間違いをやらかしてしまうことに。締まらない!w
しかし全力疾走で向かう飯山とそうでない若手…いいのかおい。
小谷野選手、元同僚、ショートに打とうとしてレフト前へ。
しかし一死から何と4-6-3のダブルプレーが飛び出した、このコンビのゲッツーが飯山引退試合で見られるなんて。



「勇次」に乗って「エネルギッシュなお前が欲しい」の大合唱を聞くのも最後となる打席はレフトフライ
そして9回裏の守備、ここでもなんと「勇次」が流れるという粋な演出。守備で登場曲が流れるとか金子誠でも
無かったですよ。さすが守備職人飯山です。しかし何と地上波UHBがここで放送枠一杯、この後のニュース枠でも
流れるけどさすがになぁ、と思っていたら奇跡が起こりました。道産子ルーキー玉井大翔が簡単に2アウトを取り、
あと1人、この当たりでニュース枠に入ったわけですが、何と何と打者大城の打球はショートの右へ、
野球の神様は本当にいた、27個目のアウトを飯山が、いつものように「普通に」捌いて、でも心なしか
噛みしめるようにいつもよりステップ多めに、しかし気持ちを込めて一塁の中田に送られてゲームセット、
地上波が最後に流れた時間に、飯山が打球を捌いて試合を締めるとか最高すぎる結末ですよ。



出来過ぎにも程がある。本当に野球の神様が、最後に飯山裕志という選手に最高のプレゼントをくれたかのような、
本当良い意味で鳥肌が立ちました(これ誤用らしい?)
そして引退セレモニーへ、20年間を振り返る映像はあのホームランや日本シリーズのサヨナラヒットも
信二、高卒同期だった小田、賢介、家族のみんな、花束を渡された後のスピーチ、真面目そうに語りながら
ちょくちょく笑わせに来るあたり飯山選手らしいなぁ。
なんて思いながらラジオを聞いていたらまさかの展開ですよ、まさかチームメイトやOB、ヒルマン元監督までが
「勇次」を歌う映像が流れるなんて、しかも矢野選手は長渕剛のモノマネって言うね。
そう言えば退団って某新聞で報じられてたけど退団する選手がやってる事じゃないよな。
そこのネット記事も消されちゃったし、もしかして飛ばしだけどガセだったのだろうか。



そして皆の手で7回胴上げされた飯山、その回数の心はいかに。
飯山があのホームランを打ったときの登場曲だった「プルメリア~花唄~」そして応援歌、続いて改めて「勇次」、
最後サビの途中で曲が止まりスタンドの大観衆の「エネルギッシュなお前が欲しい」の大合唱もこれで最後。
GAORAの方では場内を一蹴するときに岩本勉氏が長渕剛さんがこの曲を作ったときの話をされていたんですねぇ

本当、スタメンで打撃で結果を残したわけではない、ただ守備職人として、絶大な信頼を築き、本当に
「守備だけで飯が食える」とまで言わせてくれた選手、男前だけどはにかみ屋でぼそぼそっと面白いことを言う
キャラクター、本当に愛された選手で自分も大好きだった。地味だけど凄いという守備を何度も見せてくれた。



北海道日本ハムファイターズ、飯山裕志選手。20年間の現役生活、本当にお疲れさまでした。


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