goo blog サービス終了のお知らせ 

taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

早春の筑波山を歩く(常陸)2月21日

2009年03月02日 | 常陸

 takeの学校生活も残すところ数週間になった。卒業前の行事も幾つかあり、レストランでのテーブルマナー講習なども予定されているようだ。

 今回の行き先は昨年七月以来の筑波山だ。朝はゆっくり8時に家を出発、北千住駅でつくばEXに乗り換える際、takeが東武伊勢崎線にこだわった為、少し時間のロスがあったが11時10分に筑波山神社入口に着いた。天気は快晴だが風が強く、女体山ロープウェイは運休とのことだ。

 神社に参拝してからケーブルカーの脇を歩いて行った。天気の良い土曜日にしては人が少ない感じだ。御幸ヶ原には12時50分に着いた。風が強く冷たい。茶店の人が戸口で「どうぞ中に入って休んでください」と言っていた。みそ汁でも頼んで店の中でお弁当を食べようと思ったが、山のお弁当は外で食べるものとtakeは決めているので、「お店の中でお弁当たべようか」と私が言っただけで「マーダー」と店に背を向けて行ってしまった。結局、アンテナのある建物を風よけにして弁当箱を広げた。麓の梅林は今が見ごろだがカタクリの咲く林はまだ冬だ。P2210011

 今日の下山はtakeの様子を見ながらyamasuisuiさんに教えてもらった「薬王院」コースを歩ければいいなと思っていたが、時間的に無理と断念、いつものつつじヶ丘への道を選んだ。女体山を少し下っただけで風が止み体も温かくなってきた。takeの毛糸の帽子と手袋を外してザックにしまった。弁慶茶屋跡で麦茶飲み干しの儀を済ませた後はバス停を目指し陽光に満ちた尾根を駆け下った。つつじヶ丘バス停着は14時45分。30分毎に出るシャトルバスに乗り次の目的地の祖父母宅に向かった。

コースタイム

筑波山神社入口11:10-御幸ヶ原12:45~13:25-女体山13:35-つつじヶ丘14:45

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛宕山から吾国山を歩く(常陸)10月11日

2008年10月17日 | 常陸

 10月の連休を千葉の実家で過ごすことにして、山は茨城県笠間市と石岡市の境界になる愛宕山から難台山を経て吾国山に至るハイキングコースを歩くことにした。このコース前半の愛宕山から団子石峠まではtakeが小学2年11月に歩いたことがある。また愛宕山頂上の愛宕神社にはその後、家族全員で初詣に行き、その際次男が迷子になったことで今も語り継がれている。Pa110001

 朝は遅めの7時半に出発した。北千住駅から常磐線に乗り換えようとした時takeの怒りが爆発した。通常常磐線に乗るのは千葉の実家に直行する時だけで、それ以外は東武線かつくばEX  線に乗るのが常である。山歩きに行って「お弁当」を食べてから祖父母宅に行くという予定に混乱を与えたようだ。それでも電車が茨城県を走るようになると機嫌も回復してきた。岩間駅には10時過ぎに着いた。10年前はここから愛宕山まで車道を歩いて行ったが今日は先も長いのでタクシーで愛宕山神社まで行く。takeはそばにある天狗の森公園の遊具施設方面に行こうとしたが「滑り台はお休み」と諭してハイキングコースに向った。Pa110003

 尾根に切り開かれた防火帯の広々とした道を進んでいった。家を出るときは雨だった天気も、今は曇りになり回復の兆しをみせていた。前回最終到達地点の団子石峠には11時15分に通過、そこからひと登りしたところで昼食にした。昼食後も小さい上り下りを繰り返し、本日の最高地点「難台山」553mに着いたのが12時50分、さらに進んで道祖神峠には13時50分に着いた。この峠のすぐ上に「県立吾国山洗心館」という研修施設があり、実は私自身25年以上前に宿泊したことがあった。当時の記憶も残っておらずこんな所だったのかなと思いながら通り過ぎた。(この施設は今年度をもって閉鎖するとのことだった。)Pa110007_2

 洗心館の広場から急坂を登りきると今日の最終ポイントの吾国山だった。14時30分にここから下り一方の山道を駆け下って行き、やがて田畑があらわれた。途中、駅がわからず大回りをしたが、駅近くの売店でキャンデーとファンタグレープを買い求め、15時55分にJR福原駅を出る水戸線友部行きに乗車することができた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三連続百名山の最初は今年二度目の筑波山7月26日

2008年07月28日 | 常陸

 take最後の夏休みが始まった。毎年のことだが夏休み中は妻にかかる負担が多く、週末は無理にでもtakeと遠出するようにしている。この夏は第一週に蓼科山、第三週は白馬岳を予定しており、この日の筑波山と併せて三連続百名山の計画なのだ。P1010018

 朝8時に家を出発、つくばエクスプレスからシャトルバスに乗って筑波山神社バス停に着いたのは10時40分、大鳥居をくぐり 土産物屋の通りを抜け石段を登ると神社だ。ケーブルカー乗り場の横を足早に通り過ぎ、登山道をゆっくりと歩いて行った。この日は雲がかかり直射日光は避けられたものの、そこはやはり真夏の低山歩きで、たちまちシャツは汗まみれになった。歩き始めから一時間45分経過した12時25分に御幸ヶ原に到着、ブナ林のベンチで昼食にした。P1010019

 帰路はいつものように女体山からつつじヶ原に下っていった。今年になってからtakeは毎回下りになると途中で立ち止まり、口を手で塞ぐようにしてから大きく息を吐き出す動作を繰りしするようになった。学校でも曜日を決めてやっているようだが、最近だんだんエスカレートしてきて、15分以上立ち止まるようになっている。この日もようやく終わったかと思ったら弁慶茶屋跡に着くとまた再開するなど、すっかりペースが乱れてしまった。強制終了して再び歩き始めたが機嫌はなかなか元に戻らない。つつじヶ丘バス停に着き、程なく現れたバスに乗り込む頃ようやく落ち着きを取り戻した。そして靴を脱ぎリラックスした姿勢で、今度は本日第二の目的地である祖父母宅での予定確認に励むtakeであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修学旅行を終え筑波山に登る2月23日

2008年02月24日 | 常陸

 takeは先週19日から22日まで修学旅行で沖縄に行った。初めて搭乗する航空機は乗れるかどうか心配したが、先生方のケアにより無事シートベルトを締めてテイクオフしたらしい。三泊四日の旅行期間も一年生時の移動教室に比べて見通しをもって行動できたらしい。P2220005_2 

 沖縄から帰ってきた翌日に筑波山に登り祖父母宅に行くことにした。8時に家を出て筑波山神社でバスを降りたのは10時20分、いつもと同じケーブルカーにそった登山道をすすんだ。ポカポカと暖かく春のような陽気だった。上に登るにつれ、所何処凍結した雪が道上に現れ歩きずらくなったが12時20分に御幸ヶ原に着き、カタクリ群生地そばのベンチに弁当箱を広げて昼食にした。P2220006

 帰りは男体山に上ってそのまま来た道を引き返そうと決めた。女体山からつつじヶ丘へ向かう道は、下りだしが凍結して歩きずらいだろうと思ってのことだった。昼食の頃から俄かに空が曇り、急な天候の変更に二人共ジャンバーを羽織った。男体山の急斜面を10分程登ると頂上だった。今回で8回目の筑波山だが男体山は初めて訪れた、takeが小二の時以来ご無沙汰で九年振りの頂上だった。御幸ヶ原に戻り、来た道を下ろうとしたが、takeは「まだまだ」と言って頑として女体山へ行くことにこだわったので、結局いつもの通り女体山に登る事になった。P2220009

 幸にも女体山からの下りだしはそれほど悪くなく弁慶茶屋跡で最後の休憩をとりつつじヶ丘のバス停には15時15分に着き、16時20分にはつくば駅に到着した。 山にいるときは気付かなかったが、この日は午後から春一番が吹き荒れ、都心の交通は乱れまくっていた。徐行運転の為なかなか来ない電車を、飛行機に乗った事を思えばこれくらいのことはとばかりにホームでただじっと待ち続けるtakeであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汗だくで初秋の筑波山を歩く(筑波)9月15日

2007年09月23日 | 常陸

 P252is0007274514_3 当初連休を利用して秋の富士登山を計画していたが、天候が不安定と前々日に判断、中止することにした。他に行くところもなかったので父母宅に泊まりに行くこととし、その日は今年二回目の筑波山に登ることにした。takeは祖父母宅に行くことをとても楽しみにしており、「おじいちゃんち おとまり」と言って喜んでいた。

 P252is0007340051_3

 汗びっしょりになりながら苦行のような登りを続け12時半頃、御幸ヶ原(ケーブルの終点)に着いた。木蔭のベンチにすわり、頂上の自販機で買ったミネラルウォーターをがぶ飲みしながらお弁当を食べているうちに汗もひき調子も戻ってきた。 

 いつもの通りつつじヶ丘に下山した。大量の汗と水分の摂取により、アルコールが抜けるのは早かったが、今年一番しんどい山歩きとなってしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする