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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

真夏の筑波山を歩く(常陸)7月18日

2010年07月21日 | 常陸

P7180002_2   集中豪雨と共に梅雨も開け、海の日の連休に入った。takeと私は、今年三度目の筑波山に行き、日曜日、月曜日と父母宅で過ごすことにした。暑くなる前に登ろうと、つくば駅発8時のシャトルバスに乗ったが、バスは満席で、前回のつつじシーズンより込んでいた。新聞に北アルプス涸沢あたりの写真がのり、夏山シーズンだなと思っていたが、まさか予想最高気温32度の日に筑波山に人が集まるとは思わなかった。

  筑波山神社の水を杓でtakeが飲んでから出発だ。筑波山は年四回は歩くので、先週の陣馬高尾と同じくtakeによって構造化されている。yamasuisuiさんのblogで紹介されているコースを歩いてみたいとは思うが、出発地から休憩ポイントまで決められている現状を逸脱するとtakeに不安を与えると思うとなかなか踏み切れない。P7180003

  幸い御幸ヶ原への道は直射日光があたることなく、快適とは言えないがまずまずのコンディションだ。御幸ヶ原にたどり着くと気持ちのいい風が体を包み、汗で濡れた肌着がヒンヤリとして心地よい夏山らしい気分になる。ベンチにシートを敷いて靴を脱いだtakeが座り込んだ。弁当箱を開いて昼食だ。P7180005

  昼食後はいつも通り女体山を目指す。ガマ岩へ投げた小石は今回も外れだ。女体山の頂上はロープウェイの観光客も合わさり賑わっていた。「日本百名山筑波山」の石柱前は記念写真待ちの人であふれている。P7180006

  二三年前にできた神橋を渡り下山にかかった。何度通ってもヤバイと感じる降り始めは、ちょうど登ってくる人のピークらしく、渋滞待ちが続いた。今から13年前の7月の土曜日、土浦からバスに乗り、行きはケーブル帰りは歩きで神社から往復したのがtakeとの最初の筑波山だが、この頃はこんなに人はいなかったような気がした。北斗岩で麦茶儀式、弁慶茶屋跡でスボーツ飲料を飲んだtakeは足取りも軽くつつじヶ丘へと歩いた。

コースタイム 神社下0840-筑波山神社0850~0855-御幸ヶ原1045~1125-女体山1140-北斗岩1200~1215-つつじヶ丘1305

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つつじ咲く筑波山を歩く(常陸)5月8日

2010年05月11日 | 常陸

002   5月6日7日と働いた次の日は土曜日、この日は連休中に行かなかった千葉県の父母宅に泊まることにして山は筑波山を歩くことにした。私が最初に筑波山に登ったの小学三年の子供の日もしくは憲法記念日だ。覚えているのは、関東鉄道もバスもケーブルカーも混雑していたこと、お土産に木刀を買って貰ったこと、それからつつじの花が咲いていたことだ。それから何度もtakeと筑波山を歩くようになったが、つつじの花の季節に訪れるのは今回が初めてだ。004

  始発のシャトルバスに乗って筑波山神社入口に着いたのが8時35分、足ごしらえをしてから歩き始めた。神社の石段下で最初のつつじの花に出会った。いつもの御幸ヶ原への道をゆっくりと歩く。天気はよく日差しも強いが、湿度が低いので快適だ。今日から二人とも夏用のシャツとズボンを着ている。 009

  御幸ヶ原には10時半の到着、時間が早いのかそれほど観光客もいない。カタクリ自生地前のベンチで昼食だ。カタクリの花は見たかぎりではもう終わったようだった。 2月に来た時は氷結で踏まなかった女体山の頂上を久しぶりに踏みつつじヶ丘に下った。この時間になると登り客も多くすれ違い待ちも長くなる。前回は樹氷に覆われていたブナ林も今日は新緑に輝いている。ニリン草の群落も今が盛だ。011

   yamasuisuiさんが5月3日に訪れた時咲いていなかった「つつじヶ丘」のつつじは咲き始めていた。takeはベンチに座ってスポーツドリンクを飲み干すと、バス停に元気よく下っていったのだ。 013

コースタイム

筑波山神社入口8:35-筑波山神社8:55-御幸ヶ原1030~1105-女体山11:20-つつじヶ丘12:40

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小雪舞う筑波山を歩く(常陸)2月13日

2010年02月16日 | 常陸

  三ヶ月ぶりの筑波山だ。前日の天気予報は朝のうち小雨、日中は曇りで安心していた。家をでるとすぐtakeが「ゆきこんこん」と言ったので、暗い空を見ると粉雪が舞っていた。「『ゆきこんこん』はもうすぐおしまい」とtakeに話したが、千葉県から茨城県に入っても止む気配は無く、登山口の筑波山神社は小雪模様だった。002

  筑波山を侮ることは無いが、雨よりはましだろうと思いながら御幸ヶ原に向けて出発しようとしたところでトラブルが発生した。takeが毛糸の帽子を被ってくれないのだ。takeはいつも歩き始めから昼食迄の間、ペットボトルにストローを入れ、耳元でカチャカチャ鳴らしながら歩く。どうも毛糸帽子が耳にかかり感覚を損ねるのが嫌なようだ。無理やり被らせたら怒りだした。かといって頭を濡らす訳にもいかないので、帽子の裾を三重に折り頭の上部だけを覆うことで双方納得した。妻からメールで「ケーブルカーを勧めたら」と連絡があったが、takeはケーブル駅の横を飛ぶように歩いて行った。003

  歩き始めはそれほど積雪も無かったがケーブルカーの中間点を過ぎたあたりからやや積雪も増えてきた。左から巻き気味に下り始める地点で簡易アイゼンを着けた。おもちゃのようなアイゼンでも下りの安定感はずいぶん違う。御幸ヶ原には11時に到着した。小雪の舞い散る展望台は観光客も少ない。土産物食堂は「お弁当の方も中でどうぞ」と親切に声をかけてくれるが、takeはカタクリ園地脇の指定席を目指して一目散に歩いて行った。ベンチとテーブルに積もっている雪のラッセルをしてからお弁当を並べた。おにぎりを食べ、テルモスのお湯で作ったカップスープとコーヒーを飲み終えたら出発の準備だ。004

   樹氷に輝くブナ林を進む。女体山の頂上はパスして急な岩場を慎重に下った。最近ここも指定場所になった北斗岩で麦茶儀式をした。今日はつくば駅からの直通バスが神社下止まりなので、つつじヶ丘には下らず、弁慶茶屋跡から白雲橋コースを歩いた。つくばEXが開通し直通バスが走るようになってからは始発から乗ろうと、いつもつつじヶ丘に下りているのでこのコースを歩くのも4年ぶりだ。takeもこのような見通しのつく変更は全然気にしないようだ。それとケーブルカーに乗るとか食堂の中で弁当を食べるのと見通しのつき方がどう違うのかと聞かれてもうまく説明できないが、こだわりはこだわりとして固めていて、柔軟には対応しないということであろうか。008

  道の積雪が少なくなり簡易アイゼンを外してしばらく歩くと筑波山神社の横にでた。出発時は毛糸帽子の着脱でtakeとやり合っていたので気付かなかったが、神社石段入口に臘梅が咲いていた。疎らに降る淡雪の中、その淡い黄色に春の予感を感じた。011

コースタイム

神社下バス停9:35-ケーブル駅横9:50-御幸ヶ原11:30~12:00-弁慶茶屋跡13:00-神社下バス停14:10

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久しぶりの山歩きは筑波山(常陸)11月21日

2009年11月26日 | 常陸

  001_2 11月に入って二度目の山歩きだ。第一週目は土曜日は私が仕事、日曜日はtakeの用事で行かなかった。 第二週目は当初土曜日を山行予定日にしていたが、木曜日夜の天気予報で悪天候が予想されてたので、日曜日に変更しようとした。ただtakeへの説明は天候理由だと今後も不安を残すので、私のお腹の具合が悪いことによるものにした。生憎takeはその日宿泊研修だったので金曜日の夕方、家に帰ってきた時に「パパのお腹の調子が悪いので山歩きは日曜日に行きます」と妻が話した。突然の変更にtakeは激しく怒り、自分を納得させる為か日曜日の山歩きも拒否した。そして日曜日はtakeのリクエストにより晴天のなか妻と三人でボーリングに行ったのだ。002_2 

  そして久しぶりの山行日の朝、早起きしたtakeは私を引っ張り起こして準備を急かした。(このことが後で勝因となる)6時過ぎに家を出て、8時につくば駅に到着、九時過ぎ頃には筑波山神社から歩きだした。神社入口付近の駐車場もさほど混んでなかった。紅葉、黄葉が見頃で、快晴の陽射しによく映えていた。ゆっくりと休まず歩き、御幸ヶ原には10時45分に着いた。女体山側に少し歩いた所のベンチでお弁当だ。004_3

  11時30分に出発、女体山頂上で記念撮影して、つつじヶ丘に向かう。この頃からやけに人が多いように思えてきた。ケーブルカーとロープウェイで運び込まれた観光客だけでなく、ハイカーも引っ切りなしに登ってくる。女体山直下の岩場(下りはやや困難で雪が着くと危険)は登りと下りの通過待ちで渋滞だ。弁慶茶屋跡で休憩して一気につつじヶ丘に下った。つつじヶ丘は駐車場待ちの車が列をなしていた。つくば駅行きの直通臨時バスに乗って連なる車列を見ていたら、筑波山口より下の麓まで続いていた。 takeの早起きが効を奏 し、渋滞に巻き込まれる事なく紅葉を満喫した筑波山だった。008

コースタイム

神社入口8:50-御幸ヶ原10:45~11:25-女体山-つつじヶ丘13:15

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筑波山を歩く(常陸)7月20日

2009年07月23日 | 常陸

   今年は18日から学校は夏休みに入ったようだ。昨年まで、夏休みの四十日間は暑さと合間って妻には大変な日々だった。ヘルパーさんに午前中の外出介護をお願いする日もあったが毎日ではないし、午後は家事をしながら面倒を見なければならなかった。001

   今年のtakeは社会人としてカレンダー通りに通所施設に通ってくれるので楽なものである。 さてこの連休は千葉の父母宅に泊めてもらい筑波山を歩くことにした。takeは昨年までと同様長期休暇に入るのではと思い込むことも考えられたので、写真入りの週間予定表を妻が作り、火曜日からはまた通所施設に通うことを説明していた。003

    朝7時前に家を出てつくば駅に8時45分に着いた。9時発のシャトルバスは満席で30分後のバスに乗った。yamasuisuiさんに前から紹介してもらっている薬王院ルートは、微妙な時期なので今回も見送り、筑波山神社から歩きだした。天気は曇りでそれほど暑くないが、それでも御幸ヶ原に着く頃には汗びっしょりになった。女体山側に少し歩いたブナ林のベンチにお弁当を広げたが、風があり汗に濡れた体に心地よかった。005

   昼食後は女体山を踏んでからつつじヶ丘に下りて行った。バス停に着くとtakeは「おまんじゅう」と言って、父母宅へのお土産を催促した。その日は早い時間に父母宅に着き、翌日もプールに行ったりしてゆっくりと過ごすことができた。006

   帰りの電車に乗っているとき妻から「明日は火曜日ってわかっているかな?」とのメールが来たので、「わかっているようで、お昼ご飯を食べたら音楽って自分で言っているよ」と返信したら「すげえー!」との再返信があった。

コースタイム

筑波山神社下1015-筑波山神社1025-御幸ヶ原1155~1250-女体山-つつじヶ丘1415

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