taketake山の会夏山山行の後、山行三回の内、一回は三人で歩くという取り決めがなんとなくできた。9月3日の金時山から三回目にあたる今回は家人(配偶者)が参加だ。早めの帰宅が望ましいということで、東京・神奈川・山梨の三境界にあたる三国山から生籐山を経て和田峠から陣馬高原下に下る定番コースにした。
記録を遡るとtakeが生籐山に登ったのは8歳の5月だ。多分その頃としては大分無理した山行だったかもしれない。その後take15歳の頃、私の所属する山の会の諸先輩方と登っている。懐かしい記憶だ。その後は笹尾根から歩くのが主流となり、今回で通算11回目となった。
当時の天気予報は午後から晴れで7時半頃の中央線上野原駅は曇りだった。F急バスの駅前整理にあたっている年配の職員さんは、何時ものように待ち列の指示を的確に行い、自分の作成した手書きのハイキングマップでコース上の注意点等を問合わせたハイカー説明していた。普段から地元の山を歩き、定年再雇用後も地元の山歩きの振興に努められていることに感心する。
バスは終点「井戸」で下車、軍刀利(グンダリ)神社に向かった。何時もならバス停付近から見える富士山は姿を隠していた。参道から石段を登った軍刀利神社に参拝、takeは手水の水をガバ飲みした。ここからが山道でカツラの巨木のある奥宮からは緩やかなジグザグ道となりやがて佐野川峠からの道と合わさり三国山に着いた。
ここの机のあるベンチで昼食、相変わらず展望なしだ。弁当箱をしまって生籐山に登る。ほんの目と鼻の先だが、登り下りは急だ。ここで早々とtakeの麦茶儀式を済ませて和田峠へと向かった。ここからは巻道も多く坦々と歩いた。ハセツネカップの開催が近づいているせいか、すれ違うのはランナーばっかりだった。
醍醐峠から和田峠のあたりで青空が顔を出すようになった。和田峠はスルーして車道をハイピッチで下った。陣馬高原下には高尾駅行バスが既に停留していたが、臨時便の増発があったので楽に座わることができた。お彼岸で多磨霊園一帯が渋滞していた。半年前の春のお彼岸の時も三人で市道山から醍醐丸、和田峠を経て陣馬高原下バス停に下り、同じように渋滞した道をバスに乗って帰ったことを思い出したのは、和田峠から車道を下る最中のことだった。
コースタイム
井戸0834ー軍刀利神社0900ー三国山1010~32ー生籐山1040ー連行峰1112ー醍醐峠1216ー和田峠1240ー陣馬高原下1315