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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

【番外編】 京都の愛宕山を一人歩く(京都)6月16日

2018年06月19日 | その他地域

 takeは16日にNPO法人が主催されているスポーツ教室に初参加させてもらった。殆ど見学していたようだが、初めての場所・スタッフ・参加者の方々の中で、まあまあ落ち着いて過ごせたようだ。そして17日は、私の関西出張が前泊で入ったので、taketake山行は中止した。私は17日の夜までに滋賀県の片田舎に着けばよかったので、久しぶりに一人山行を計画、京都の愛宕山を歩くことにした。愛宕山は標高924メートル、山頂には全国に約900社ある愛宕神社の総本社がある。火伏せ・防火に霊験のある神社として知られている。今回は清滝からの表参道を登り、下りは五輪寺を経て清滝に戻ることにした。



 阪急嵐山駅からバスに乗って清滝バス停へと向かった。嵐山の渡月橋を見るのも次男が小学生のころだから十数年ぶりだ。清滝バス停から清滝川を渡ると表参道の鳥居がある。

最初は急な石段で手ごわいと思ったが、しばらくすると普通の道になった。

頂上までの標高差は800mぐらいだ。途中から京都の市街地が見えてきた。

黒門を通り過ぎると頂上までわずかだが、最後に長い石段が待っていた。

ようやく山頂の愛宕神社に到着し参拝した。

暑い日だったが頂上は風が良く通りとても爽やかだった。

帰りは月輪寺からの道を下った。こちらの方が登山路の趣があった。

清滝川上流の林道に出たころで山道は終わり、遊歩道を下った。

最後に清滝川を渡ってバス停に戻った。京都市街から近く、宗教的な山であること。多くのハイカーに登られているところなど、ケーブルカー等はないが(昔はあったようだ)東京の高尾山にイメージは近いと思った。

コースタイム

清滝バス停0940-愛宕山1120~50-月輪寺1226-遊歩道1255-清滝バス停1320


 

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年末温泉山行で八溝山を歩く(阿武隈)12月29日

2017年12月31日 | その他地域

 年末の宿泊山行は、takeと山歩きを始めた小学2年からほぼ毎年行っている。初回は天城峠で湯ヶ島温泉に宿泊している。二年連続で山小屋泊まりをしたこともあったが、寒さにうんざりして温泉泊りを基本とするようになった。最初からtakeと二人旅だったが、7年前からは家人も入り三人で行くようになった。今年は朝ドラ「ひよっこ」の舞台となった大子町の大子温泉をベースに、茨城県最高峰の八溝山を歩くことにした。 

 常磐線水戸駅をレンタカーで9時に出発した。大子町まで2時間ほど走しる中、takeは10時頃からお弁当コールだ。大子町奥の旧奥久慈村から入る腐沢林道は八溝山の頂上まで延びている。計画は頂上近くにある日輪寺駐車場から八溝山を周回するコースを歩く予定だった。林道に入ると道の両脇に数センチの積雪が現れた。林道のアスファルト部分はほとんど融雪していたが、部分的に残るところもあり予約するときにスタッドレスタイヤの車を指定しなかったことを反省した。

 

 日輪寺駐車場へ道は完全に雪に覆われていたので、あきらめて先に進むと頂上直下の駐車場まで来てしまった。しょうがないが、ここに車を停めて近くのベンチで昼食にした。案内板に「富士見平」と書かれた通り、逆光でうっすらとしてた富士山を眺望することができた。同じ県内の筑波山も小さく見えた。 

 

昼食を終え靴ひもしばって出発したが、10分で頂上に着いてしまった。これまでのtaketake山旅でもっとも歩行時間の少ない山行ではないかと思った。頂上の八溝神社にお参りして、コンクリート3階建ての展望台に登って360度の景色を俯瞰したら下山だ。takeはいやがるかと思ったが、先頭を歩いて来た道をたどり駐車場へと戻った。少し時間をつぶしたかったがtakeの「ホテル」コールを優先して、大子温泉「やみぞ」へと向かった。

 大子温泉「やみぞ」は予約するとき初めてしったのだが、私の住む街の区民保養所に指定されていて割引料金だった。早々とチェックイン時間前に到着したが、すぐ部屋に案内してくれたのは嬉しかった。ゆっくりと温泉につかり、十分な睡眠時間をとったその翌日は、袋田の滝を観瀑し、昼前に水戸市内に戻った。

コースタイム

 富士見平駐車場1115~1150-八溝山1207~20-富士見平駐車場

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東北の名峰 鳥海山の八合目までを歩く(秋田)8月11日

2013年08月14日 | その他地域

 今年も昨年同様に7月下旬はtakeと二人で北アルプス、夏期休暇期間は妻と三人で家族登山を予定した。昨年は燧ヶ岳に登った家族登山だが、今年は会津駒ヶ岳と鳥海山が候補になった。結局はまだ見たことのない鳥海山に秋田県側の矢島口から登る計画に決まった。心配なのは天気で東北の梅雨明けは遅れていて、出発前日には秋田県中部から岩手県にかけて集中豪雨があり重大災害となった。秋田新幹線も不通のままだった。P8100006

 10日の6時前に家を出て朝一番の山形新幹線に乗り、終点新庄駅には10時半に着いた。すぐレンタカーに乗り、鳥海山北麓の「花立牧場公園」に12時半頃着きお弁当にした。takeは電車⇒目的地付近でお弁当を行動パターンにしているので、電車内でのお弁当は許してくれないのだ。公園は霧に包まれ近くにいるジャージ牛しか見えない。付近を散策した後、明日の登山口、五合目祓川の偵察に車で行って駐車場の場所を確認した。今回の宿は麓の猿倉温泉「鳥海荘」だ。窓から鳥海山が見えるらしい部屋に案内していただいた後は温泉に浸かりのんびりしながら夕食の時間を待った。P8110007

  翌朝3時半に起床してびっくり、takeはまだ寝ていなかった。23時頃まだ布団に入っていなかったので、布団に入れたのだが、一睡もしなかったらしい。(takeは金曜日の夜は外が明るくなるまで起きていることがあるが今日は日曜日だ)そのtakeがサッシの窓を開けることを要求するので開けてみるとなんと叩きつけるような雨が降っていた。4時に朝食の予約をしていたので、とりあえず着替えて食堂に行き、朝食後部屋に戻って天気待ちにした。takeはこれ幸いとばかり、早睡眠体制に入った。P8110010

 

 6時頃、雨脚も弱ってきたのでtakeを起こして出発した。雨は断続的に止んだり強まったりした。五合目祓川駐車場で完全装備に整え出発、祓川ヒュッテに登山届を提出し竜ヶ原湿原を横断した。雨は出発の時は止んでいたがまた強く降ってきた。祓川神社にお参りしてダケカンパ林のタッチラ坂の登りになるが、雨水が流れ沢の中を歩いているようだ。雨は強く降っては、太陽が現れ、また雨が強く降るような天気だった。P8110015

 6合目賽ノ河原を過ぎると雪渓が現れ、通過に時間がかかった。7合目御田の雪渓を越え8合目七ツ釜避難小屋を過ぎた大雪路の手前に出た。雨も止んでいたのでここで昼食のパンを食べることにした。食べ終えた9時20分ぐらいにまた雨が降ってきた。この時点でここから引き返すことにした。理由はこの日のペースだと頂上は正午過ぎになり、帰りの雪渓は軽アイゼンを着脱しながらになるので16時頃になること。そうなると積乱雲が高くそびえる今の状態で午後の雷雨に会う危険が高くなること。 なによりも昨夜寝ていないtakeの体調に不安があった。P8110016

 ここで引き返して昨日の牧場でソフトクリームを食べるというストーリーを作ってtakeに話すとtakeは機嫌よく下山を始めた。思った通り雪渓の下降には軽アイゼンの着脱も含めて時間がかかった。しかしtakeも軽アイゼン歩行に慣れると嬉しそうに雪渓を自由歩行していた。朝歩いたばかりのタッチラ坂を下り、竜ヶ原湿原まで下りて来たころから天候は少しずつ回復の気配を見せてきた。時折ぱらつくものの強い雨は降らなくなり、頂上も下から望めるようになった。P8110021

 自分の判断に誤りなしと信じ、駐車場で雨具をしまってレンタカーに乗った。午後早い時間に宿に帰ってきたので温泉に入りゆっくりと寛ぐことができた。こんな家族登山も良いものだと思っていたが、翌朝宿の窓から快晴の青空のもと鳥海山のスカイラインを見た時は少し残念な気持ちもした。P8110025

コースタイム

5合目祓川0635ー6合目賽の河原0732ー7合目御田0758~0810ー8合目七ツ釜避難小屋0837ー康新道分岐0852~0930ー7合目御田0955ー5合目祓川1135

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