今週も雪のない山探しだ。今回は7年前に訪れたことのある千葉県南房総市にある富山に行くことにした。朝6時に家を出て総武線から内房線へと乗り継ぎ、出発点となる岩井駅に着いたのは9時半を過ぎていた。
駅の横にある「岩井ウォーキングセンター」という観光案内所みたいな所に行った。前回もらったハイキングマップを入手しようとしたら、カウンターに出てきた女性職員がいきなり「先月の大雪で倒木や倒木による崩壊箇所があり、登山禁止となっています。」というので驚いた。現場に行ったことのない役場風の感じだったので、「行ってみて判断します」と答えてマップを貰った。
駅を出発し道々に咲いている菜の花を眺めながら車道を副満寺まで歩いた。山道に入いるとなるほど雪の重みに耐えかねて倒れた樹木があったが、ほとんど伐採され道は確保されていた。登山道を進むと1合目の道標が現れた。標高342㍍の山なので、5分から10分ごとに合目が進み寺から一時間強で北峰の観音堂に着いた。
7年前はここで昼食にしたので、場面記憶抜群のtakeは昼食を要求したが、この先に東屋がマップに記載されていたのでさらに進んだ。
しかし考えることはみんな同じで、登山禁止の山とは思えないぐらい大勢のハイカーが東屋を使用していた。
なんとかベンチの片隅を確保して昼食にした。昼食場所から5分ほど歩いたところが北峰で、展望台と皇太子御夫妻が登られた時の記念碑がある。takeが麦茶儀式をしている間に展望台に登り東京湾の景色の眺めた。
帰りは少し戻り南総里見八犬伝の舞台となった伏姫籠穴に向かって下って行った。滝沢馬琴の物語を読んだことがないが、伏姫と言うお姫様と八房と言うワンチャンがこの洞窟に籠もっていたことに物語ではなっているらしい。
ここで休憩にしてtake山はスポーツ飲料を飲んだ。そしてまた菜の花を眺めながら岩井駅へと向かった。
コースタイム
岩井駅0945-福満寺1012~17-観音堂1118-東屋1125~58-北峰1203~13-伏姫籠穴1250~58-岩井駅1335