
湯河原梅林の「梅の宴」期間中に周辺を歩くのは、takeが小学4年の3月から始まり、今回が20回目だ。一番最初は幕山往復で、公園の遊具をなかなか止めなくて困ったことを覚えている。このところ南郷山から幕山に行き、梅林に下るコースが多かったが、2017年2月以来8年振りになる湯河原城山から梅林に至るコースを歩くことにした。

横浜駅6時45分発の熱海行に乗車した。今回の行程だとそんな早く着かなくても良いのだが、電車が混まないうちに移動するのがtaketake山旅の鉄則だ。

湯河原駅を8時に出発。線路ガードをくぐり急な舗装路をゆっくり歩きだした。

湯河原の南面斜面の多くはみかんの果樹園だ。みかんの収穫は終わり、夏みかんが実っていた。

舗装路を離れ山道に入った。3月4日頃東京でも降った雪が路に5センチほど積もっていたが歩行には支障なかった。

誰もいない頂上に到着した。それまで射していた日が雲に隠れてしまった。

雪を掻いてtakeの昼食場所を岩の上に設営しお弁当箱を並べた。私の座るスペースは無いので立ち食いになってしまった。

お弁当箱を仕舞って、再び日を浴びながら遊歩道を進んだ。遊歩道はオレンジラインという車道までで、そこから「しとどの窟」という霊感スポット?へと参道が続いている。源平の時代、平家に反旗を挙げた源頼朝が、石橋山の戦いで平家に敗れ身を隠した場所と言われている。takeはここでスポドリタイムをとった。

洞窟の上から滝が流れ、なにやら神秘的な場所。一人でビバーグするには勇気がいりそう。

また山道を下っていくと湯河原梅林だ。紅梅白梅とも見頃で、幕山の山肌をきれい彩っていた。今年は開花が遅かったのか湯河原町観光課が主催している「梅の宴」はこの日が最終日だった。

takeのこの日は楽しみは出店の「梅ソフトクリーム」だ。以前はソフトクリーム店の隣に湯河原の福祉作業所が出店していてマドレーヌをお土産にしていたが出店していなかった。


幕山公園から湯河原行のバスが出ているが、takeは歩く。昔、バス乗り場に行列ができているのを見て駅まで歩いて以来、帰りは徒歩と言うルールができた。(山の行きかえり、takeは座れないバスには乗車しない) 「みかんの咲く丘」の歌詞のような風景を眺めながら駅へと向かった。

コースタイム
湯河原駅0800-城山1000~1030-しとどの窟-湯河原梅林1210~20-湯河原駅1325