take最後の夏休みが始まった。毎年のことだが夏休み中は妻にかかる負担が多く、週末は無理にでもtakeと遠出するようにしている。この夏は第一週に蓼科山、第三週は白馬岳を予定しており、この日の筑波山と併せて三連続百名山の計画なのだ。
朝8時に家を出発、つくばエクスプレスからシャトルバスに乗って筑波山神社バス停に着いたのは10時40分、大鳥居をくぐり 土産物屋の通りを抜け石段を登ると神社だ。ケーブルカー乗り場の横を足早に通り過ぎ、登山道をゆっくりと歩いて行った。この日は雲がかかり直射日光は避けられたものの、そこはやはり真夏の低山歩きで、たちまちシャツは汗まみれになった。歩き始めから一時間45分経過した12時25分に御幸ヶ原に到着、ブナ林のベンチで昼食にした。
帰路はいつものように女体山からつつじヶ原に下っていった。今年になってからtakeは毎回下りになると途中で立ち止まり、口を手で塞ぐようにしてから大きく息を吐き出す動作を繰りしするようになった。学校でも曜日を決めてやっているようだが、最近だんだんエスカレートしてきて、15分以上立ち止まるようになっている。この日もようやく終わったかと思ったら弁慶茶屋跡に着くとまた再開するなど、すっかりペースが乱れてしまった。強制終了して再び歩き始めたが機嫌はなかなか元に戻らない。つつじヶ丘バス停に着き、程なく現れたバスに乗り込む頃ようやく落ち着きを取り戻した。そして靴を脱ぎリラックスした姿勢で、今度は本日第二の目的地である祖父母宅での予定確認に励むtakeであった。