taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

クリスマスは大野山に憩う(丹沢)12月25日

2005年12月25日 | 丹沢

この日も朝ゆっくりと出発、新松田駅前で中川温泉方面のパスを待つ。バスは20名ほどが乗車し出発したが、全員大野山登山口バス停で降りた。車道を登っていくと山上集落が現れ、共和小学校に着いた。小さな小学校だか校庭からの景色は立派なものだ。「富士をはるかに眺めつつ」というのは私の小学校の校歌だが、ここからの富士はま近でかつ堂々としてものである。takeは遊具のメリーゴーランドやブランコで遊んでいる。ここから山道に入り、山腹をトラバース気味に登り着いたところが、大野山の牧場であった。頂上で昼食にするが、風が強く寒い。一緒のバスで来た団体はコンロで鍋料理を作っていて、一杯ご馳走してくれた。一口食べたところでおわんはtakeにとられてしまった。えびやホタテの入った野菜たっぷりの椀をtakeはおいしそうに食べていた。この頂上からは360度の展望が得られた。丹沢・箱根・富士・愛鷹が冬空の中にくっきりと望めた。車で頂上に行ける山なのでこれまでは敬遠していたが、車で登ってくる人も少なく落ち着いた山歩きが楽しめた。

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冷え込む師走は家で停滞12月18日

2005年12月18日 | 雑感

週末から日本海側か゛大雪となっていたが、寒気は関東にも影響を及ぼし朝の天気予報では最高気温は5℃と言っている。外を見ると空は晴れているものの風は強くいかにも寒そうである。takeも前夜から鼻水を出している状態なので今日は家で停滞と決める。「今日はお山お休み、家でごろごろと」takeに伝えると布団の中で二度寝の体制に入った。遅い朝食後もまた布団に入り2度目の朝寝をしている。結局起きたのは昼食前となってしまった。その間私は、年賀状を書き始め、大体半分は書き終えることができた。

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最終便の紅葉を見に養老渓谷(房総大福山)12月11日

2005年12月12日 | 房総

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街路樹の葉も残り少なくなってきた12月中旬、「最終便の紅葉」のポスターにつられ、千葉県市原市の大福山に登った。また回顧談になるが大福山は私が高校のハイキング行事で登った山でもある。takeも小学5年の10月に登っているが、その時はまだ紅葉には早い時期であった。
8時前に家を出て内房線五井駅から小湊鉄道のディーゼルカーに一時間ほどゆられ上総大久保駅に着いた。前に来たときは駅前を歩いてすぐ山道に取り付いたが、ルートが変更になったようでずっと車道を歩いていった。時折通る車は「有害獣駆除」のグループの人らしい。直接銃を持っている人はいなかったが、有害獣とは何なんだろうと考えながら歩いた。大福山展望台で昼飯にしたが日が翳って非常に寒かった。takeはカップの春雨スープを飲み終えると展望塔に飴を持って上がっていった。私は高度恐怖症のせいか櫓の塔が苦手だか、takeは大好きで三浦の大楠山に行ったときも頂上の展望塔から降りようとしなかった。おそるおそるのぼった私だが、展望等からの眺めは良かった。こんなに千葉県に山があるとはだれもおもわないだろう。展望台を降りて、大福山頂上の白鳥神社にむかう。石段を上り詰めると、比較的新しい狛犬が置かれていてtakeは「ライオン」と呼んで擦り寄っていた。
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そこから梅ヶ瀬渓谷を下る。紅葉はほとんどが落ち葉になり残る葉も色あせてはいたが、そこそこ趣きのある渓谷風景であった。養老渓谷駅から再び小湊鉄道のディーゼル車に乗り家路へとむかった。
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弘法山から鶴巻温泉を歩く 12月4日

2005年12月04日 | 丹沢

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天気予報は午後から前線の通過で雨、こういう日は屋内で過ごせる水族館に行くのがtakeとの日曜日の過ごし方である。この日も今年品川にできたエプソンアクアリウム水族館に初めていく計画であったが、夜の天気予報で雨が降り出すのは夕方からと言っていたので山行き変更し、炊飯器をセットしたのであった。このような雨が降るか降らないかという時に行く山はほぼ決まっている。高尾山周辺、奥多摩の日ノ出山、鎌倉、そして今回登った弘法山である。アプローチが短く、どこからでもエスケープできることもさることながら、雨が降っても昼飯が食べられる場所があることも条件である。
朝8時に家を出発して秦野に着く9時半に着く。空はどんよりとした曇り空で寒い。トイザラス前の道路脇から登りだすとほんの一登りで見晴らしの良い所にでる。ここでtakeはジュースを飲み権現山にむかった。以前この頂には、ブランコとかシーソーなどの遊具があったが、見晴台の整備と共になくなってしまった。ここから弘法山までは桜並木の中を行く。なんども通ったが花の咲いているときに来たことは無い。弘法山のベンチに座って昼食の後、鶴巻温泉駅までを歩き、2時半ごろ帰宅した。
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高川山から富士山を見る(御坂山塊)11月27日

2005年12月01日 | 中央線沿線

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 朝ゆっくり出発できる富士山の展望台としてこの高川山は名高い。高川山にはtakeが小学校3年の1月に登ったことがある。その時は、登りの途中から水元養護学校高等部及びOBをメンバーとする山の会と一緒だった。その頃は養護の高等部なんてまだまだ先の話だと思っていたが、takeも来春は高等部入学予定である。養護OBの山の会といえば、昨夏野辺山の飯盛山に登った時も立川養護OBの山の会(元校長先生が率いておられた)のメンバーとすれ違っている。いずれもお母さんが主体であったが‥
 家を8時前に出発し、高尾から中央線に乗って初狩駅に着いたのは10時20分。駅前から歩き出し山本周五郎生誕の地という看板のある所を通り過ぎると林道を離れて山道に入る。山腹をまき気味に登ると360度の展望を持つ山頂に着いた。富士山は逆光で黒のシルエットだ。10代の終わりから20代の始めにかけて毎年のようにこのシーズンの富士山に登っていたことを思い出した。頂上から富士急「禾生駅」に下山する。林道沿いの山村は静かで秋の深まりを感じた。

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