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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

湯河原城山から梅林を歩く(箱根)3月9日

2025年03月10日 | 箱根
 湯河原梅林の「梅の宴」期間中に周辺を歩くのは、takeが小学4年の3月から始まり、今回が20回目だ。一番最初は幕山往復で、公園の遊具をなかなか止めなくて困ったことを覚えている。このところ南郷山から幕山に行き、梅林に下るコースが多かったが、2017年2月以来8年振りになる湯河原城山から梅林に至るコースを歩くことにした。

 横浜駅6時45分発の熱海行に乗車した。今回の行程だとそんな早く着かなくても良いのだが、電車が混まないうちに移動するのがtaketake山旅の鉄則だ。

 湯河原駅を8時に出発。線路ガードをくぐり急な舗装路をゆっくり歩きだした。

 湯河原の南面斜面の多くはみかんの果樹園だ。みかんの収穫は終わり、夏みかんが実っていた。
 舗装路を離れ山道に入った。3月4日頃東京でも降った雪が路に5センチほど積もっていたが歩行には支障なかった。

誰もいない頂上に到着した。それまで射していた日が雲に隠れてしまった。
 雪を掻いてtakeの昼食場所を岩の上に設営しお弁当箱を並べた。私の座るスペースは無いので立ち食いになってしまった。

 お弁当箱を仕舞って、再び日を浴びながら遊歩道を進んだ。遊歩道はオレンジラインという車道までで、そこから「しとどの窟」という霊感スポット?へと参道が続いている。源平の時代、平家に反旗を挙げた源頼朝が、石橋山の戦いで平家に敗れ身を隠した場所と言われている。takeはここでスポドリタイムをとった。 

  洞窟の上から滝が流れ、なにやら神秘的な場所。一人でビバーグするには勇気がいりそう。
 また山道を下っていくと湯河原梅林だ。紅梅白梅とも見頃で、幕山の山肌をきれい彩っていた。今年は開花が遅かったのか湯河原町観光課が主催している「梅の宴」はこの日が最終日だった。
 takeのこの日は楽しみは出店の「梅ソフトクリーム」だ。以前はソフトクリーム店の隣に湯河原の福祉作業所が出店していてマドレーヌをお土産にしていたが出店していなかった。

 幕山公園から湯河原行のバスが出ているが、takeは歩く。昔、バス乗り場に行列ができているのを見て駅まで歩いて以来、帰りは徒歩と言うルールができた。(山の行きかえり、takeは座れないバスには乗車しない)  「みかんの咲く丘」の歌詞のような風景を眺めながら駅へと向かった。

コースタイム
湯河原駅0800-城山1000~1030-しとどの窟-湯河原梅林1210~20-湯河原駅1325
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霧の金時山を歩く(箱根)9月15日

2024年09月16日 | 箱根
【通算1021回】
9月になっても猛暑日は続き、低山を歩こうという気にはなれない。日帰りで少しでも涼し気な感じがする西沢渓谷にしようか避暑地箱根の金時山にしようか迷ったが、早く帰宅できる金時山を選んだ。金時山に初めてtakeと登ったのは、take小学3年の25年前で今回が14回目だ。
これまで金時山は殆ど南足柄市の地蔵堂から歩いて箱根側に降りていた。頂上が混んでいるので、金時山と足柄峠の間にある丸鉢山付近のベンチで富士山を見ながら昼食を食べるのがパターンになっていた。
しかし今回は歩行時間を少しでも減らせればと思い仙石から矢倉沢経由の往復にした。仙石に着いたのは早かったが、多くのハイカーが金時山を目指していた。早朝に雨が降ったようで路面は濡れていた。
天気予報は曇りのち晴れだったが山には霧がかかり、霧中ハイキングだったが風が吹き歩くのには良いコンディションだ。
稜線にマツムシ草の花が咲いていた。一説によるとマツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが由来らしい。


最後の急な道をゆっくりと登り山頂についた。ご覧の通り山頂は賑わっていたが設置されているベンチに座っている人は稀だ。25年前に初めて登った時から同じルールだが、頂上に設置されているベンチと机は二つの茶店の所有物で、茶店の飲食をする人以外は使用できない。店の前には無断使用取締りの監視らしき女性も配置されていた。南足柄市から登るようになったのはこの為だったのだ。
そんなことは気にしないで、乾いた平な岩の上にシートを敷いて弁当箱を並べた。風が強くtakeがシートに座るまで、シートが飛ばないよう抑えるのが大変だった。カップスープとインスタントコーヒーを飲み終えたtakeはいつも嬉しそうだ。
距離は短くても昼食の後は麦茶儀式。金太郎神社方面への分岐点で一休みした。
下るにつれて霧が晴れて仙石原が見えてきた。また登る人も多くなってきて、通過待ち時間もかかった。

山道を終え、仙石の保養所前に着いた。辺りにはススキが穂を出し、彼岸花も咲いて秋の雰囲気だった。

バス停につくと雲が切れて内輪山の山々も見えてきた。今頃頂上にいる人は富士山を見ることができたかも知れないが、大した事でもないなと思った。
コースタイム
仙石バス停0810-矢倉沢峠0902-金時山1002~1032-矢倉沢峠1119~24-仙石バス停1150
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湯河原幕山を歩いて春を感じる(箱根) 2月26日

2023年03月05日 | 箱根
湯河原梅林をめぐる山歩きは、その年最初に春を実感する旅だ。takeが10歳の時に訪れたのが最初で、2004年から2020年は毎年歩いている。コースは幕山から梅林に歩く時と城山から歩く時がある。

コロナ禍で三年ぶりとなる今回は五郎神社から南郷山に登り、幕山から湯河原梅林に下ることにした。先月に引き続き吉村さんも一緒だ。
湯河原駅8時発のバスに乗り終点の鍛冶屋で下車した。バス停前の五郎神社が出発点になる。いきなり舗装路の急登でここが今日一番のがんばりどころだ。途中、河津桜だろうか、満開の桜に見惚れた。
舗装路の急登後はゴルフ場の外周を回る道になり、林道を越えてさらに登ると南郷山の頂上だ。東海道線から見る丹沢は前夜の雪で白く覆われていたが、ここも少しは降ったらしくところどころに積もっていた。

南郷山を後に幕山に向かう。この山域は幕山公園が「梅まつり」を開催している時だけ多くの人が歩く。同じバスに乗っていて幕山を回って南郷山に行くグループとすれ違ったりした。
幕山頂上は大勢の人で賑わっていた。山名表示の前で記念撮影するのも順番待ちだ。takeは麦茶儀式を済ますとすぐ下りにかかった。
真鶴半島も直下に見えた。登ってくる人が多く道を譲りながらの下りだ。
幕山公園の梅林に入る。7分咲きとのことだが梅花の絨毯が眼下に広がる。幕岩には大勢のロッククライマーがトレーニングに励んでいる。こちらはハイカーと違いオールシーズンのようだ。
公園の出店で梅ソフトクリームを食べるのがtakeの習わしだ。食べ終えると観梅客でにぎわう公園を出て、決まり事のようにバス停には向かわず五郎神社へと続く道を選び湯河原駅へと歩いた。

コースタイム
五郎神社0810ー南郷山0940~1013-幕山1057~1110-幕山梅公園1203~1215-湯河原駅1325


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17年連続で湯河原梅林を歩く

2020年02月25日 | 箱根
   先週は日曜日の天気が悪く、久しぶりに山歩きは中止した。そして連休の日曜日、毎年通っている湯河原梅林を目指して南郷山から歩くことにした。湯河原梅林の「梅の宴」の期間に湯河原城山や幕山等取り巻く山を歩くのは17年連続になった。


 東海道線は二人ともしっかり朝寝して湯河原駅。この時間はまだ幕山公園行バスはなく、鍛冶屋行バスで終点まで行く。takeは五郎神社の境内の手水で水飲み。ここからは急で長いみかん畑の舗装路を直登する。ゴルフ場の外周に沿って歩き、林道に出てひと登りで標高600の南郷山だ。枯れた草むらにシートを敷いて昼食にした。朝から上空は強風が吹き荒れていたが、山はそれほどの風も吹かず、スズタケに被われた頂上は陽だまりだった。


 弁当箱をザックにしまって歩き出す。しばらく先から林道に急降下して林道歩き。また山道に戻ったら幕山の頂上だ。広い頂上だが、大勢のハイカーが集っていた。この山の下部はロッククライミングのゲレンデとして、一年を通して賑わっているが、頂上が賑わうのは、おそらく梅祭りの期間だけではないかと思う。



 なんとか頂上の写真を撮ってジグザグ道を下ってると、渋滞化した行列が頂上を目指して登っていた。下りの最後は梅林歩きだ。紅白の梅花の香りに包まれながら幕山公園に着いた。幕山公園に着いたら、恒例の梅アイスだ。最後に梅林を眺めながら徒歩で出発地の五郎神社へと向かった。





コースタイム
五郎神社0813-南郷山0950~1013-幕山1052~56-幕山公園1142~52-五郎神社1220-湯河原駅1255


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夏の終わりに金時山を歩く(箱根)9月1日

2019年09月04日 | 箱根

 8月も終わり9月になった。秋の訪れだが、気温は真夏の暑さを引きづっている。今回は夏山定番の金時山を歩いた。



 登山口の地蔵堂に着いたのが、9時前で、バス停下の広場では防災訓練が行われていた。夕日の滝の入口から山道になり、少し歩いた所にある東屋で早々と昼食にした。休日はハイカーで賑わう金時山だが、足柄峠先の駐車場か仙石から登る人が殆どで、このコースはわりと静かだ。



 弁当箱をザックにしまって、沢の本流沢に沿った道を進んだ。沢の源頭付近から尾根道になるが、こここから主稜線までが長い。takeも私も、まだかまだがと思いながら歩き、御殿場を見下ろす丸鉢山に着いた。takeはここで麦茶儀式だ。

 ここから金時山からは急登の連続だ。takeはギアチェンジしてゆっくりと登る。中高年グループで、私達を追い抜くグループの多くは途中休憩で抜き返す時が多い。気温も上昇し暑くなり、汗も流れ心拍数も高まった頃、金時山頂に着いた。富士山は雲の中に少しだけ見えた。



 ここから矢倉沢峠へと下った。仙石から登ってくる人とのすれ違い待ちも多くなってくる。箱根内輪山を眺めながら歩いているうちに矢倉沢峠に着いた。ここから仙石はすぐだ。別荘地を抜け、国道を渡り、トイレに入った。洗面所で顔を洗い、水を飲み、仙石バス停へと歩いた。

コースタイム
地蔵堂0850ー休憩所0926~46-丸鉢山1113~15-金時山1139~1203-矢倉沢峠1241-仙石バス停1308

 

 

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