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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

筑波山から関東平野を望む(筑波)2月24日

2007年03月01日 | 常陸

 二週間前に登った大平山から見た筑波山は、双耳峰の頂点に向かって平野から急峻なカーブを描いて聳えていた。その時の印象が強く、今週はどこに行こうかと考えたとき、そうだ筑波山にしようと思った。P1010012_7

 朝8時に家を出て筑波エクスプレス、シャトルバスと乗り継ぎ、筑波山神社に着いたのは10時45分だった。中腹の梅園では梅祭りも開催されており人でも多い。梅園によると頂上が遅い時間になるのでパスした。いつものように「ケーブルカーはお休み」の宣言をtakeにしてから、山道を歩き始める。takeのペースで一歩一歩ゆっくりと登っていると道はケーブルカーの軌道を離れ、12時10分に御幸ヶ原に着いた。天気は晴れだが風が冷たかった。けんちん汁でも頼んで弁当を食堂の中で食べようと思ったが、takeはいつもの場所にこだわった為、ビニールシートの上で寒風に吹かれながらの昼食となった。春霞がかかり展望はそれほどでもないが、遠く霞ヶ浦から東京方面の関東平野が地平線にかけて見渡すことが出来た。P1010016

 下山は、女峰の頂上から最短のつつじヶ丘に下りた。昨年の同じ時期に来たときは営業していた弁慶茶屋の建物跡でゆつくりと休憩し、14:00にロープウェイ駅に着いた。ロープウェイはオーバーホール期間中で運行してなく、人影もまばらだった。14:30始発バスの乗客は二人だけだったが、筑波山神社のところでたちまち満員だ。やや歩き足りなさを感じながらも、山頂からの展望に満足した今回の筑波山だった。

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台風13号で急遽筑波山に行く(筑波山)9月17日

2006年09月20日 | 常陸

P1010001_2_2

 7時過ぎに家を出てつくばEX出発の秋葉原駅を地下鉄日比谷線で目指したのだが、築地駅に着いた時、前の駅で事故があり列車が全線停止してしまった。かってのtakeは、自分の思い込んでいる予定が進まない、先の見通しが立たない状況は最も苦手であり、年少の頃は渋滞でバスが進まない事でパニックを起こしていた。中学部の頃から少しずつ突発なトラブルや予定変更に対して対応できるようになってきており、この日も列車運行開始を諦めた私が、どこか歩いていれば別の駅があるだろうと改札口を出たときも不安がらずについてきてくれた。結局歩いいるうちに新富町の駅を見つけ有楽町線、千代田線と乗り継ぎ、北千住からつくばEXに乗った。つくば駅に着いたのは9時45分、シャトルバスに乗り換え筑波山神社に着いたのは10時40分であった。P1010004_2_1

 ここからケーブルは「お休み」にして標高差600mの急な登山道を登っていった。ケーブル終点の御幸ヶ原に着いたのは12時25分、観光客の喧騒が届かない空地にビニールシートを広げて昼食を食べた。下山は女体山から筑波山神社に続く道を歩いた。登りの道もそうであったが岩や段差が多く歩きづらい、岩肌が濡れているところは滑りやすく気を使った。takeは新調した登山靴を履いているのだが、私よりもしっかりした足取りで下っていた。筑波山神社バス停に着いたのが15時で17時は祖父母の家に着いていた。この交通アクセスの良さが今の筑波山の魅力である。

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日本100名山に登る(筑波山)2月25日

2006年02月26日 | 常陸

P1010008  筑波山にtakeと二人で登るのはこれで4回目である。最初は小学校2年の夏、初めて一泊して野辺山の飯盛山に行く前のお泊り訓練として行った。筑波山に登ってから千葉の親の家に泊まったのだが、二人だけで初めての宿泊とあってずいぶん緊張していたことを覚えている。土浦からバスに乗り、筑波駅で乗り換えて筑波山神社に着いたときはもう昼前だったので、ケーブルカーで登り下山だけを歩く工程であった。その後の2回も、東京駅からの高速バスを使って行っているがこれも道路が渋滞するなどして登山口に着くのが遅くなり、結局は登りはケーブルカーを利用している。

 日本百名山の一つである筑波山に一度も登山口から歩いて登っていないことを気にかけていたが、昨秋つくばエキスプレスが開通し東京からのアクセスが各段によくなった事をもあり、今回はぜひとも歩いて頂上にと思いつつ朝の8時に家を出た。北千住から乗ったTXはあれよと言う間に「つくば」に着いた。駅前から出るシャトルバスに乗って筑波山神社入口には10時35分に着いた。参道を進み神社にお参りし、ケーブル駅の横から登山道を歩き始めた。takeには行きの車中から何度も「今日はケーブルカーはお休み、ロープウェーもお休みと」話してあったのでケーブルカーに対するこだわりも未練もないようであった。P1010009 急な斜面を登っていると前に20人以上のパーティーがいた。大人数のこのパーティーは、公募ツアー団体で二人のガイドがついていた。登りに関してはtakeも遅いほうで道を空けることはあっても追い越すことはない。途中からtakeは最後尾の若いガイドの後ろについての登ることになった。先頭を行く世慣れしたガイドと違って、若いガイドは寡黙な青年で現役でバリバリ山やっていますという感じだった。takeはいわゆる「お兄さん」が好きだ。二人の目があったときガイドはtakeに「どこから来たの」と問いかけた。takeがニコニコしながらすぐさま「お弁当!」と言ったので、ガイドも笑って「がんばってお弁当食べようね」と答えた。昼食後、女体山からつつじヶ丘まで歩いた。以前はバスのなかったこの場所にもシャトルバスは上がってくる。便利になった筑波山、これからもよく行くことになると思う。

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