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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

801回目は生藤山から和田峠を歩く(中央線沿線)11月6日

2016年11月07日 | 中央線沿線

   800回山行は通過点、その6日後は生藤山から和田峠を歩いた。土曜日の日帰り山行は久々だ。予定が180度転換するとtakeのこだわりスケジュールもガラッと変わる。その対応が出きるのは妻だけだ。土曜日の夕食の献立の変更から日曜日の過ごし方までテキパキとtakeを納得させていた。

 

 そして当日朝は、上野原駅に7時半に到着して8時10分発の「井戸行」バスを待った。久しぶりの上野原駅だが富士急バスの職員さんの対応は良い。狭いロータリーだが乗車列を整然と並ばせていた。バス終点の井戸から歩き始めた。10メートルほど歩くとすぐ富士山が顔をだしてくれた。

 

 参道を歩きパワースポットの軍刀利神社に参拝し山道を歩き始めた。この軍刀利神社はヤマトタケルノ尊を祀っていて、奥宮は三国峠の西にある。しばらく歩とトチの木の巨木があり、やがて沢筋を離れ杉林の中を根気よく歩き佐野川峠からの道と合わさった。

  

 三国峠はここからすぐ着いた。大きな机に弁当箱を並べ富士山を眺めながら昼食にした。秋晴れのよい天気で、takeものびのびと食後のひと時を過ごしていた。弁当箱をザックに入れて、和田峠へと向かった。日曜日の日帰り山行の時は、ここで「ヤーメーテー」と絶叫するのだが、今日は土曜日なのでこの儀式はお休みなのだ。
 

 三国峠から少し下って登り返すと生藤山で今日の目的ピークだ。久しぶりにセルフタイマーで自撮りした。ここからは茅丸、醍醐丸と頂上を踏まずひたすら巻道を歩いた。連行峰でスポーツ飲料を飲んだので、ここからは陣馬高原下のバス停までノンストップだ。

 

和田峠からの車道も軽快に歩き、13時頃前に6日前に来たばかりの陣馬高原下バス停に着いた。takeはバス停の前のベンチに座り、お茶の「伊左衛門」をゆっくりと飲んで通算801回山行を締めくくった。

コースタイム
井戸0838ー軍刀利神社0905ー三国峠1012~32-生藤山1037~40ー連行峰1108-醍醐峠1201ー和田峠1224ー陣馬高原下1303

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百蔵山から扇山を歩く(中央線沿線)1月24日

2016年01月20日 | 中央線沿線

 1月も半ばを過ぎると少し日が長くなっているような気がする。金曜日は流山市の諏訪神社に会社の安全祈願に行った。一年間の無事故無災害を祈念した後の直会は羽目を外して飲んでしまい新年早々の反省となった。そして日曜日は前から予定していた百蔵山から扇山への縦走だ。前日猿橋駅からのタクシーを予約したら受付の方から「天気が悪くて中止の時は連絡ください」と言われた。山梨県の天気予報を見たら雪マークが着いていたので驚いたが、よく見ると午前中は晴れで夜からが雪だった。


 朝7時半過ぎに猿橋駅に到着。駅前で待っていただいたタクシーに乗り山の神まで進んだ。身支度を整え山道を歩き始めると向こうから飼い主と散歩中の黒犬がやってきた。昨年も同じ黒犬と同じ場所ですれ違ったので、毎朝定例のお散歩コースなのだろう。飼い主が黒犬の頭を叩いてお座りさせたのでtakeは恐る恐る脇を通り過ぎることができた。

 

 百蔵山の頂上は時間が早いせいか誰もいなかった。天気は晴れだが薄雲がかかり富士山の風景はいまいちだ。ひとつしかないベンチを独占して早めの昼食とした。


 ここから扇山への道は百蔵山からの急降下で始まる。宮平への分岐で麦茶儀式をしたら今度は登りだ。ゆっくりと登っていくうちに百蔵山が同じ高さぐらいになり、やがて見下ろすようになると扇山の一角、大久保山の頂上だ。takeはここで予定通り、アクエリアスの一気飲みをした。


 この頃から空は曇り始めていた。扇山の頂上はちょうどお昼どきとあって多くの人で賑わっていた。takeの記念撮影をして、すぐ下山にかかった。歩きやすいジグザグ道をハイピッチで下っていった。梨ノ木平登山口のベンチにtakeは座ってお茶を飲んだ。
  

 この日の夜に関東地方は雪が降り、私は朝が早いので難を免れたが、首都圏は大変な通勤渋滞となった。

コースタイム
山の神0753ー百蔵山0859~0922ー宮平分岐1002~06ー大久保山1126~33ー扇山1145ー梨ノ木平1239~44ー鳥沢駅1332

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ドングリを踏んで滝子山を歩く(中央線沿線)10月18日

2015年10月20日 | 中央線沿線

 滝子山は中央線初狩駅と笹子駅との間にある。黒川鶏冠山から大菩薩嶺、小金沢山へと続く甲州アルプス(最近甲州市の観光協会が使う名称)の南端にあたる。標高は1600mとの駅から歩く山としては標高差もある。


 過去三回は初狩駅からの往復だった。今回は笹子駅からのコースも考えたが、アプローチの林道が長いのでいつもと同じコースにした。ハイカーで混雑した電車を降り、8時過ぎに初狩駅を出発した。天気は晴れだが目の前に聳える滝子山の頂上付近には雲がかかっていた。


 

 国道を渡ってしばらく登った藤沢集落は富士山の展望地だがうっすらと見える程度だった。林道終点から沢を渡ると山道だ。沢沿いに進み最後の水場から沢を離れ山腹の九十九折りの道を登っていった。このあたりから広葉樹林となり、足元はドングリの実だらけでドングリを踏みながら歩いた。こんだけドングリがあれば熊も満足だろうと思った。
 

 頂上へと続く尾根上で昼食だ。ここで始めて下から登ってきたハイカーに会った。弁当箱をしまって歩きだす。割りと緩やかな尾根を歩くと景色の良い桧平だ。takeはここで麦茶儀式、私は富士山の写真を撮ろうとしたがうまく撮れなかった。
 

 ここから尾根上を行く男坂と巻道の女坂に分かれる。前年は男坂を歩いたが、今回は迷わず女坂へとすすんだ。尾根上で男坂と合流し、更に登と三角点のあるピークで、その少し先が滝子山の頂上だった。朝と同じで雲がかかり展望はなかった。


 

 頂上でスポーツドリンクを飲んだときのtakeは麓まで休憩なしだ。来た道を引き返し、藤沢集落についた所でtakeは持参の「伊衛門」を取り出してゆっくりと飲むと初狩駅への下り道を急ぎ足で下った。

コースタイム

 初狩駅0755-藤沢集落分岐0835-林道終点0848-水場0944-尾根上1012~38-桧平1123~26-滝子山1216~23-桧平1300-水場1347-林道終点1415-藤沢集落分岐1425~30-初狩駅1458

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高川山から富士山を仰ぐ(中央線沿線)3月16日

2015年03月17日 | 中央線沿線

 寒暖の差が激しい季節だ。天気がめまぐるしく変わるのも春本番前だからだろう。3日前は雨マークがついていた日曜日の天気予報も晴れ時々曇マークになった。今回の山は中央線初狩駅から歩く高川山だ。

 初狩駅を8時前に出発。薄雲が広がりところどころに青空が見える天気だった。大菩薩の山々の主稜(最近甲州アルプスと地元で呼んでいるらしい?)はまだ雪に覆われているようだが、里山は雪もすっかり溶けている。

 林道から山道に入りしばらく登ると男坂と女坂の分岐に成る。いつもは巻道の女坂を歩くが、今回は初めての男坂を登った。少し急だがtakeはゆっくり一歩一歩足を運ぶ。再び女坂と合流すると頂上も近い。takeのお弁当コールが始まった。



 頂上には一組の家族パーティーが先着していた。登っている間に雲が切れ霊峰富士山が悠然と現れた。ゆっくり鑑賞する間もなく私は昼食の準備だ。平らな露岩の上にシートを敷いて弁当箱を並べた。

 富士山と別れ頂上から大月市内へと続く尾根を離れて田野倉駅への道を下っていた時にアクシデントが発生した。カメラをケースごと落としてしまったのだ。手から離れたカメラはワンバウンドした後、谷底へと落ちてしまった。すぐ停まるだろうと思ったが、加速して視野のかなたへと転がっていった。



 探しに行くにもtakeを連れての行動は無理だ。またtake一人置いていくわけにもいかないので、自分がtakeから見える範囲だけ捜索して諦めることにした。停止地点で落ち葉に埋もれているに違いない。ということでこのブログに富士山の写真はない。しばらくは落ち込みながら歩いていたが、takeが楽しそうに下っているので少しずつ気を持ち直した。




 山を下り山梨県立リニア見学センターの傍にある尾県郷土資料館で最後の休憩をとった。毎回のことだが、館長さんと世間話をしている間にtakeはゆっくりとお茶を飲んでいた。妻にカメラを無くしたとメールしたら、「きっとカメラはあなたの身代わりに転がっていったのよ」との返信があった。

コースタイム
初狩駅0753-登山口0820-男坂分岐0839-女坂合流0902-高川山0918~0945-林道1055-尾県郷土資料館1105~20-田野倉駅1130



 

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新春歩き始めは百蔵山から扇山

2015年01月12日 | 中央線沿線

 遅ればせながら新春明けましておめでとうございます。

 1月4日に高校の同期会があったので今回が新年初歩きとなった。コースはこの時期によく行く中央線沿線の百蔵山から扇山への縦走にした。立川駅6時43分発の甲府行きに乗った。takeは相変わらず熟睡していた。猿橋駅の駅前に降りると予約してあったタクシーが待っていた。もしもに備えtakeには駅から歩くと伝えてあったが、階段を下りるtakeにタクシーで行くと声かけすると、喜んで乗り込んだ。takeはタクシーへの予定変更だけはすんなりと通るのだ。

 アプローチを一時間短縮して登山口から歩き始めようとしたら黒い大型犬と散歩中の人がいた。takeは大型犬が登山道に入らないことを確認するまで動こうとしなかった。沢筋のジグザグ道を登り詰め、右岸側の尾根に出たところが最初の富士山展望地だ。休まずそのまま尾根道を進んだ。葛野からの主稜線と合流すると百蔵山の頂上も間近になり、やがて日だまりの百蔵山頂上に着いた。まずは富士山の写真でもと思ったが、takeのお弁当要求を優先して、テーブルの付いたベンチに弁当箱を並べた。

 昼食後、荷物の整理をして扇山へと向かった。二つの山は麓から見るとほとんど独立峰に見えるほどアップダウンがある。とは言っても300㍍ぐらいだが。最初急な下りを慎重に下り、コタラ山を右手から巻いて宮谷集落への分岐に着いた。ここでtakeは麦茶儀式をした。

 ここから先は扇山への登りだ。平坦な道から一転して急な尾根道になる。takeは休まず一歩一歩確実に足を運び歩いてくれる。百蔵山が脚下に見えるようになり、やがて扇山の一隅にある大久保山に着いた。takeはここでスポーツドリンクタイムにした。そして冬枯れした広い尾根を進み、これも日だまりスポットの扇山頂上に着いた。ここも富士山の展望地だが、この頃になると富士山に雲が懸かっていた。

 草原で昼寝をしている人を横目で見ながら私たちは下山にかかった。来た道を少し戻り、梨の木平へと下った。歩きやすいジグザグ道を快調なペースで進んだ。沢筋の水場手前のお宮にお詣りをした。ここからは沢沿いを右岸側に進んだ。鉄砲を持った狩猟会の方がいたので、takeが苦手とする狩猟犬を警戒したが周りにはいなかった。

 梨の木平で大休止してtakeのお茶飲み時間とした。ここからは車道をゴルフ場に沿って歩くだけだ。国道に出てセブンイレブンに入ったtakeは、季節限定のイチゴ味フルーツカルピスを嬉しそうに選んだ。鳥沢駅から乗った電車は年末倉岳山に行った時と同じ13時52分発の高尾行きだった。

 コースタイム

 百蔵山登山口0750ー百蔵山0857~0920ー宮谷分岐1003~10ー大久保山1131~35ー扇山1148ー梨の木平1243~50ー鳥沢駅1340

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