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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

年末家族温泉山行で今年も小倉山を歩く(中央線沿線)12月28日

2014年12月29日 | 中央線沿線

  最初に年末温泉山行に行ったのは意外と古く、take小学二年の時に二人で湯ヶ島温泉に行ったのが最初だ。翌年は箱根と続けてきた。5年前からは妻も参加するようになって3人ででかけている。今年は石和温泉を予約して御坂の山を歩こうとしたが、私が病みあがりだったので昨年と同じ塩山近郊の小倉山を歩くことにした。

  朝ゆっくり家を出て、塩山駅からレンタカー(takeは三人で宿泊山行=自動車という決まりを作ってしまった)で20分位の玉宮ザゼンソウ公園駐車場に着いた。ザゼンソウの花が咲く2月・3月頃は多くのハイカーで賑うのだろうが今は静かだ。ザゼンソウ群落地の中に設置された木道を歩き、山道を少し登ると稜線で、ここを南に少し行くと小倉山の頂上だ。

 頂上には三階建ての展望台があり、南アルプスから富士山の眺望か楽しめるようになっており、この日も昼からややうす雲が広がりつつあったが素晴らしい景観を楽しむことができた。

 景観を楽しんだあとは昼食だ。陽のあたるベンチに弁当を並べて楽しく頂いた。弁当箱をかたずけパッキングをしたら今度は稜線を北側へと歩いた。途中の上条山(996㍍)はこのコースの最標高だ。

 

 この上条山の手前あたりから数匹の猟犬が現れるようになった。takeは昔から引き綱をつけていない犬に恐怖感を感じる。最初に出会った犬は、takeが引き攣った声で「あっちいってください」と言うとおとなしくとことこと森の中に入っていったが、上条山の手前であった犬はこちらにも興味があるようで動かない。takeは蒼白になって「あっちいってください、どいてください」と懇願してやっと腰をあげてくれた。そのうちズドーンという鉄砲の音が鳴り響いた。

 上条山を越えたところが上条峠でここから見た富士山には大きな笠雲がかかっていた。ゆるやかな沢沿いにそってつけられた道を下ると平沢の集落で、昨年もお参りした船宮神社に参拝して駐車場に戻った。宿に着いた夕方から天気は曇りとなり夜半から雨になった。翌日雁坂トンネルの入り口まで行ったが、山は新雪に覆われていた。

コースタイム

玉宮ザゼンソウ公園1025-小倉山1115~50-上条山1230-上条峠1246~53-船宮神社1315-玉宮ザゼンソウ公園1335

 

 

 

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初狩駅から滝子山を往復する(南大菩薩)9月21日

2014年09月25日 | 中央線沿線

  P9210020_2
先週に続き好天が予報された日曜日は迷わず滝子山を選んだ。中央線の大月辺りからよく見える山で、年に一度は登りたい山だが四年ほどご無沙汰してしまった。立川駅始発の甲府行各駅停車に乗って初狩駅に着いた。前日の飲み疲れか八王子辺りから大月までtakeと一緒に爆睡してしまった。駅前で身支度を整え藤沢集落へと出発した。P9210022_2

 藤沢集落に入るとコスモスと曼珠沙華が咲いていた。振り返ると富士山が姿を表した。(この日最初で最後)神社の先で林道に入りやがて沢沿いの山道になった。最後の水場のベンチを過ぎると急な登りとなりやがて頂上へと続く尾根上に着いた。P9210029

 ここがtake指定の昼食場所だ。ビニールシートを敷いてお弁当箱を並べた。昼食が終わりザックを背負って尾根道を登った。鬱蒼とした森の中で景色は無かった。南側の展望が開けたところが「桧平」で三つ峠あたりの山はよく見えたが富士山はもう姿を隠していた。P9210034

 ここからコースは男坂と女坂に別れる。下りに女坂を歩くことにして、急な男坂を登った。女坂と合流したところから更に急な尾根を登ったところが3角点で、滝子山はここからもう少し登ったところにある。この3角点で沼津市からやってきた中高年団体とすれ違った。滝子山の頂上はすれ違った団体がいないせいか割と落ち着いていた。私が写真を撮っている間にtakeはスポーツドリンクを飲み干した。P9210035

 下山は鎮西池から笹子駅に至る沢沿いのコースもあるが、前回同様来た道を下ることにした。女坂を下り頂上からノンストップで「最後の水場」までくると、3角点ですれ違った中高年団体が休んでいた。降りてきた私達に「あら早いわね!」とか「健脚ですね」と声を掛けてくれた。takeが健脚と呼ばれるのもおかしなものだが、takeは家でも外でも自分がほめられている事はすぐ感知するので、嬉しそうな顔をした。P9210038

 沢沿いの道から林道を歩き車道に出たところでtakeのお茶とした。すぐそばで沼津パーティーが乗るバスの乗務員さんが帰着を待っていた。約10分かけてお茶を飲みほしてから、駅へと向かった。コスモスと曼珠沙華が咲いている道を歩いていると、沼津パーティーの何人かが、小型バスの中から手を振って行き過ぎた。

コースタイム
初狩駅0755-藤沢集落先分岐0842-最後の水場0952-尾根上1022~50-桧平1137~42-滝子山1235~42-桧平1316-尾根上1344-最後の水場1404-分岐1440~50-初狩駅1522

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ワールドカップ初戦を気にしながら高川山を歩く(中央線沿線)6月15日

2014年06月18日 | 中央線沿線

 takeとの夏山合宿もあと1ヶ月半に迫った。今年は北アルプスの三俣蓮華岳が目標だ。この週末の関東地方は梅雨の中休みか比較的安定した天気が予想されていたので標高差のある山を歩きたかったが、今回は妻のトレーニングを優先させて中央線初狩駅から歩く高川山にした。P6150001

 8時頃、初狩駅を出発して林道をゆっくりと歩いた。登山道に入りいきなり急な山道になる。何人か下山してくるハイカーに出会ったが、早い時間に富士山を見にきた人らしかった。登る途中はよく見えた富士山だが10時に頂上から眺めた時はもう雲に覆われていた。P6150004

 巻き道の女坂を歩いて男坂と合流してから一登りすると頂上だった。狭いのでいつも昼食場所を確保するのに一苦労するが、今日は余裕だった。弁当箱をしまって下ろうとした時、ワールドカップ日本戦が始まっているのを思い出してスマホで見ると1-0で日本が勝っていたので喜んで下山を始めた。P6150007

  下山はいつも通る田野倉駅への杉林の道で緩やかな道が続くコースだ。途中takeの麦茶儀式が入ったので、またスマホを見ると1-0のまま前半戦を終えたようであった。道は沢筋を進み再び尾根を乗り越したところで、takeの次の行事であるスポーツ飲料休憩となった。ここでまたスマホを見るとなんと1-2に逆転されていた。P6150006

  里も近づき「山梨県立リニア見学センター」が見えてきた。最後の休憩場所の尾県郷土資料館でtakeがお茶を長々と飲んでいる間、またスマホを見るとゲームは1-2のまま終了していた。普段はほとんどサッカーに興味ない生活をしているが、やはり残念な気がした。まだ12時過ぎの公園でゆっくりとくつろいだ後、田野倉駅に向かった。P6150009

コースタイム

初狩駅0800-女坂分岐0858-男坂合流0936-高川山0952~1025-大休場1110-林道1143-尾県郷土資料館1155~1215-田野倉駅1230

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百蔵山から扇山を歩く(中央線沿線)1月12日

2014年01月17日 | 中央線沿線

  今年二回目の山歩きは大月市近郊の百蔵山から扇山を歩くことにした。前日の土曜日は地域の「手をつなぐ親の会新年会」があり初めて参加させていただいた。設立から50年以上続くこの会を支えられた代々務められた役員の方々の無償の努力で、今の施設や制度が確立されてきたことを強く感じた会であった。P1120002

  そして日曜日は朝5時過ぎに家を出た。高尾駅から中央線に乗り大月駅手前の猿橋駅に着いたのは7時過ぎだった。ここ数年は猿橋駅前から百蔵山の中腹までタクシーを利用していたが、朝が早すぎたと見えて乗り場にタクシーの姿はなかった。そこで国道をわたり車道をぽくぽくと歩き始めたが車道終点まであと少しのところで2台のタクシーに追い抜かれた。takeはそれほど気にすることなく急な車道の登りをマイペースで歩いていた。P1120004

 謎の美術館(勝手に呼んでいるだけ)を過ぎると山道だ。陽も登ってきたのでジャケットを脱いで歩いた。沢沿いから尾根に上がると素晴らしい富士山が顔をのぞかせた。明るい雑木林の道を進むと百蔵山だった。頂上のベンチに腰を下ろして富士山を眺めながらの昼食は最高だった。P1120006

 ここから扇山へは一旦急降下して、その後急登連続のコースだ。宮谷分岐で麦茶儀式をしてゆっくりと登っていった。最初は振り向いて見上げていた百蔵山が、そのうち同目線になり最後は見下ろすようになるのが楽しい。上りきった大久保山の頂上でtakeはスポーツドリンクを飲んだ。ここから扇山までは平坦な道だが、雪がついているところもあったので慎重に歩いた。P1120009

 扇山山頂からの富士山も秀逸だが、太陽が北側に傾いてきているので朝の迫力はない。すぐ引き返して分岐点から梨の木平に下った。梨の木平からはゴルフ場を迂回しての車道歩きだ。中央高速道路をくぐると鳥沢駅も近い。ひょっこり国道に出たところがセブンイレブンの横で、Takeはすぐ店に入り、いつもの「ハイチュー」と「ジュース」と「コーヒー」の買出しにかかった。

コースタイム

 猿橋駅0705‐車道終点0810‐百蔵山0925~1000‐宮谷分岐1044~53‐大久保山1217~28‐扇山1232~35‐梨の木平1331~48‐鳥沢駅1435

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ザゼン草の名所 小倉山を歩く(塩山)12月29日

2014年01月01日 | 中央線沿線

  ここ数年の恒例行事となった一泊二日で行く年末家族ウォーキングの場所は甲州市周辺とした。石和温泉に宿の予約をして、塩山駅からレンタカーで近辺の山を歩こうという計画で、最初は柳沢峠を越えて笠取山とか、焼山峠から小楢山とか考えていたが18日~20日にかけての大雪で断念した。代案として塩山近郊の小倉山に玉宮ザゼン草公園から登ることにした。2月から3月にかけて雪の中から「ざぜん草」の花が咲くことで有名らしい。Pc290007

  歩行時間が短いので朝はゆっくりと出発した。塩山駅から車で20分程で玉宮ザゼン草公園に着いた。身支度を整えて出発、今日の妻は空身だ。木道がつけられたザゼン草が花を咲かす場所は北面で雪に覆われていた。木道が終わると雪の斜面を山道に従って歩くとすぐ稜線だった。ここから南に登ると展望台のある標高954㍍の小倉山頂上だった。南アルプスの高峰が白く輝いて見えた。Pc290013

  三階建て構造の展望台の下に有る陽当たりの良いベンチに座って昼食にした。こんなところに誰もこないだろうと思っていたら高年齢夫婦の二人組が登ってきたのには驚いた。昼食後は来た道を戻り、さらに北に進んだ。この日の最高地点、標高996㍍は小倉山よりも広々としていて先ほどの二人組はここで昼食を食べていた。Pc290016

  さらに北に進み、下に林道が見えると上条峠だった。ここでtakeはスポーツ飲料を飲んで元気に出発した。、峠からの下りはトレースがなく分かりにくかったが目印のテープを追って行くと沢筋の道に出ることができた。ここはもう人里で川を渡ったところにある船宮神社にお参りして車道に出た。Pc290020_4

  駐車場に戻り石和温泉に向かいちょうどチェックインの時間に着くことができた。わずか3時間のウォーキングではあったが、雪山気分も味わえ楽しい山行だった。翌日は富士山麓の忍野八海を訪ね冠雪した富士山を身近から仰ぎ、今年の締めくくりとした。Pc300021

コースタイム

玉宮ザゼン草公園1025ー小倉山1120~55ー上条山(最高地点)1255~1304ー船宮公園1328ー玉宮ザゼン草公園1340

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