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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

61歳の誕生日に倉岳山を歩く(道志)11月25日

2018年11月26日 | 中央線沿線

 11月25日は私の誕生日だ。前日に来年1月に88歳になる母の米寿祝いをメインに、27日に91歳になる父の誕生日、23日に6歳になる甥の長男誕生日を合わせて親族の集まりがあった。

 そして翌日、お弁当を持ってtakeと早朝に家を出た。今日は中央線沿線、前道志の倉岳山だ。昨年は12月の第一週に歩いている。この何年かの傾向として、同じ時期に同じ山歩きをしている。原因はFBの「過去の思い出」に出てくる1年前から5年前の投稿の影響を受けて、熟考することなく行く山を選んでいるようだ。

 そして日曜の8時前に中央線梁川駅を出発した。駅に降りたハイカーは二人だけだった。林道から山道に入り沢沿いの道を歩いた。北側なので陽はあたらない。沢の源頭から少し登ったところが立野峠で、たっぷりと陽を浴びることができた。稜線上に残る最終便の紅葉を眺め800メートル付近の昼食場所でザックを下ろして昼食にした。

 お弁当箱をザックにしまって倉岳山の最後の登りだ。takeは10月28日以来の「ヤーメーテ」唸り節を発しながら歩いた。takeのルールでは、土曜日に焼そば昼食を家で食べない時は翌日唸り節を発しないことになっている。ゆっくりと周りの山を眺めながらまだ人の少ない倉岳山に着いた。

 takeが麦茶儀式をしている間に富士山や扇山の写真を撮って、西へと進んだ。急な尾根道を慎重に下って穴路峠。ここから先の高畑山を歩こうかどうか迷っていたが、takeがスポドリを要求したのでここから下山とした。ここから先は倒木潜りや、倒木跨ぎが多く難儀だった。沢沿いになってからは調子良く進み、石仏のある高畑山との分岐を過ぎ、程なく小篠貯水池に着いた。ここの東屋でお茶を飲むのもtakeの決まりだ。ここから集落の中を抜けて桂川を渡り鳥沢駅へと向かった。

コースタイム

梁川駅0740-登山道入口0800-立野峠0955-800メートル付近1003~26-倉岳山1054~1100-穴路峠1129~31-石仏1226-小篠貯水池1252~55-鳥沢駅1332  

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高川山からむすび山へと歩く(中央線沿線)3月11日

2018年03月12日 | 中央線沿線

 東京は午前中はっきりしない天気だったが、山梨県は朝から晴れマーク。そこで大月市郊外の高川山を歩くことにした。高川山は標高こそ975メートルと低いが、富士山の展望がよく山梨100名山になっている。takeと最初に歩いたのはtake8歳で、今回が9回目となる。



 中央線初狩駅で下車して駅前から歩き始めた。空は雲が途切れて青空が広がってきた。集落を抜けて林道を歩き登山道入口に着いた。ここで二人とも上着を脱いだ。ここからが山道で採石場との境界に沿って登った。ほんのりと汗をかく頃、男坂と女坂の分岐に着いた。それほど時間に差はないが直登の男坂を選んだ。木立越しに富士山も見えてきた。



 毎回のことだか途中からtakeのお弁当コールが始まり、受け答えしながら歩いた。頂上手前に平坦な場所があり、takeが「アッタネー」と言った。5年前に登った時、雪と泥で頂上での昼食は難しいだろうと思い、その場所で昼食したことをtakeは覚えていたのだ。「お弁当はお山の上」とtakeに言ってそのまま歩いた。



登山道入口からおよそ一時間程度で頂上に着いた。先客は一人だけだった。いつもの平らな山の上にシートを敷いてtakeを座らせた。富士山の眺めが見事だ。先月より雪が多くなっているように見えた。



下りは去年と同じく、歩行距離を稼ぐため、むすび山から大月市街へと続く尾根を歩いた。この頃はぽかぽか陽気だが、山の木々はまだ冬枯れ状態だ。そんな中、ミツマタの黄色い花が彩りを添えていた。この尾根は林道に遮られることなく延々と続く。中央高速のトンネルが抜ける峠から先は、街とさほど変わらない高さの道だ。



 もう少しでむすび山という所で、トラブル発生。今シーズン初めての猟犬との遭遇だ。takeは引き綱をしていない犬に脅える。「あっちいってください」のtakeの言葉に合わせて私も「あっちいってください」を何度か叫んだ。犬はキョトンとした顔をしていたが、来た方向へと去って行った。takeはむすび山に着くとベンチに座り〆の伊左衛門を飲んだ。むすび山下りの斜面はカタクリの群生地だが、まだ葉を広げただけで可憐なピンク色の花は咲いていなかった。



コースタイム
初狩駅0756ー登山道入口0821ー高川山0919~45ー天神峠1110ーむすび山1205~10ー大月駅1232


 

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新年歩き始めは百蔵山から扇山(中央線沿線)1月6日

2018年01月08日 | 中央線沿線

 年末年始の休日も終わり、仕事始めの5日は滋賀県に日帰り出張した。そして翌日土曜日はtaketake山の会3名での新年歩き始めに出かけた。当初は7日を予定していたが、ラグビーフットボール大学選手権決勝の観戦に行くことになったので一日前倒しした。コースは昨年と同じ、中央線沿線の百蔵山から扇山への縦走だ。

  7時45分に猿橋駅に着き、予約したタクシーで中腹の「山の神」まで上がった。ここで富士山が初登場だ。(私一人は前々日に仰いでいる) 身支度を整えて沢沿いの登山路へと進んだ。すぐ現れる水場でtakeはペットボトルに水補給した。沢を詰めたところから西の尾根を越え巻き気味に歩くと百蔵山へ続く稜線に出て、しばらく進むと百蔵山の頂上だった。百蔵山はtakeが小学3年の3月に初めて歩いた山で、家人は今回が初めてだ。誰もいない頂上のベンチ付きの机に弁当箱を並べ、富士山を眺めながら早い時間の昼食をした。

  百蔵山から扇山への道は、百蔵山の急降下で始まる。落ち葉に覆われた道は滑りやすいので慎重に下った。宮谷集落への分岐が、ほぼ最低鞍部でtakeはここで麦茶儀式だ。ここから小さな上り下りがあり、扇山への登りが始まる。下ってきた百蔵山が高く見えていたのが、徐々に同じ高さに見えてくる。最後の急登を登り詰めると、眼下に見えるのが、このコースの楽しいところだ。扇山の一角、大久保山で小休止して扇山への頂上に向かった。

  扇山の頂上は大勢のハイカーが草地に座って憩いでいた。ここも富士山の好展望台だが、頂上に傘雲がかかっていた。takeはここが引き返し地点だと思っているので、写真を撮るとスタコラと来た道を戻り、扇山と大久保山コルの道を梨の木平へと下った。

  梨の木平で最後の休憩、takeは〆の伊左衛門を一気に飲んでゴルフ場に沿った車道を歩き始めた。ここから先はtakeの場面記憶に従って鳥沢駅へと歩いた。道標と違う路地にtakeが進んだ時、家人が「違うんじゃないの」と言ったが、私は「大丈夫」と答えた。takeが進んだ道が甲州街道と合流した場所は、鳥沢駅からは少し離れたセブンイレブンの横で、takeはそのまま店に入っていった。

 

コースタイム

 山の神0800ー百蔵山0910~0930ー宮谷集落分岐1007~10ー大久保山1120~23ー扇山1135ー梨の木平1223~30ー鳥沢駅1325  

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クリスマスイブに石老山を歩く(中央線沿線)12月24日

2017年12月25日 | 中央線沿線

 昔takeが幼少の頃にはクリスマスツリーを飾ったものだ。(プラスチックの)しかし小学生頃になると、takeにとって冬休み~正月と見通しのつきにくくなる時期が始まることのフラッグに思えたようで、一切の飾りつけは排除され、ケーキを食することだけが残った。




  私の右膝に違和感があるのと、早めに家に帰ろうということで、超ショートコースの相模湖北岸の石老山を歩くことにした。このコースの前回は昨年12月で通算12回目となる。相模湖駅からバスに乗り、朝7時40分に石老山入口バス停から歩き始めた。天気は高曇りだ。道端のバケツには1センチ位の氷が張っていた。




 登山道に入り、顕長寺までの巨岩巨石の中を進んだ。ここがこのコースの見せ場だ。このコースは近郊の山々も積雪が残る冬場がハイシーズンで、天気の良い日は、霜溶けで泥だらけの頂上は腰を下ろす場所を探すのが大変な位だ。私達は時間が早いので、まだ人は少なかった。顕長寺から頂上までは一時間と少し位だ。頂上の特等ベンチでお弁当箱を広げた。天気の良い日には富士山の好展望台だが、今日は西丹沢の山々が見えるだけだ。

 弁当箱をザックにしまって、北に進み大明神展望台へと歩いた。相模湖を眼下に眺める陣馬山から高尾山の稜線は山々の間隔が分かりやすい。takeがここでスポーツ飲料を飲んでいる間に写真を撮り、下山を始めた。



 

 沢沿いのやや歩きにくい道を下って行った。途中、初めて10人以上の団体とすれ違った。今頃、顕長寺からも続々と団体が登っているのだろう。キャンプ場にでると車道はすぐそばで、バス停のある遊園地「プレジャーランド」のリフトや観覧車を見ながら歩いた。takeもすぐ反応し「ブランコ」(リフトのこと)、「ぐるぐる」(観覧車)と言って、私の「おじさんの!」と返答するのを楽しんでいた。11時15分にプレジャーランド入口バス停に着き、40分のバスに乗った。乗り継ぎもよく13時半に帰宅した。

コースタイム
石老山入口バス停0739ー顕長寺0814ー石老山0918~38ー大明神展望台1023~28ーキャンプ場1058ートレジャーランド入口バス停1115


 

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相模・武蔵・甲斐の国境、三国山を三人で歩く(中央線沿線)9月24日

2017年09月25日 | 中央線沿線

 taketake山の会夏山山行の後、山行三回の内、一回は三人で歩くという取り決めがなんとなくできた。9月3日の金時山から三回目にあたる今回は家人(配偶者)が参加だ。早めの帰宅が望ましいということで、東京・神奈川・山梨の三境界にあたる三国山から生籐山を経て和田峠から陣馬高原下に下る定番コースにした。




 記録を遡るとtakeが生籐山に登ったのは8歳の5月だ。多分その頃としては大分無理した山行だったかもしれない。その後take15歳の頃、私の所属する山の会の諸先輩方と登っている。懐かしい記憶だ。その後は笹尾根から歩くのが主流となり、今回で通算11回目となった。



 当時の天気予報は午後から晴れで7時半頃の中央線上野原駅は曇りだった。F急バスの駅前整理にあたっている年配の職員さんは、何時ものように待ち列の指示を的確に行い、自分の作成した手書きのハイキングマップでコース上の注意点等を問合わせたハイカー説明していた。普段から地元の山を歩き、定年再雇用後も地元の山歩きの振興に努められていることに感心する。



   バスは終点「井戸」で下車、軍刀利(グンダリ)神社に向かった。何時もならバス停付近から見える富士山は姿を隠していた。参道から石段を登った軍刀利神社に参拝、takeは手水の水をガバ飲みした。ここからが山道でカツラの巨木のある奥宮からは緩やかなジグザグ道となりやがて佐野川峠からの道と合わさり三国山に着いた。




 ここの机のあるベンチで昼食、相変わらず展望なしだ。弁当箱をしまって生籐山に登る。ほんの目と鼻の先だが、登り下りは急だ。ここで早々とtakeの麦茶儀式を済ませて和田峠へと向かった。ここからは巻道も多く坦々と歩いた。ハセツネカップの開催が近づいているせいか、すれ違うのはランナーばっかりだった。

 

   醍醐峠から和田峠のあたりで青空が顔を出すようになった。和田峠はスルーして車道をハイピッチで下った。陣馬高原下には高尾駅行バスが既に停留していたが、臨時便の増発があったので楽に座わることができた。お彼岸で多磨霊園一帯が渋滞していた。半年前の春のお彼岸の時も三人で市道山から醍醐丸、和田峠を経て陣馬高原下バス停に下り、同じように渋滞した道をバスに乗って帰ったことを思い出したのは、和田峠から車道を下る最中のことだった。

コースタイム
井戸0834ー軍刀利神社0900ー三国山1010~32ー生籐山1040ー連行峰1112ー醍醐峠1216ー和田峠1240ー陣馬高原下1315

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