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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

ツツジ咲く生藤山を三人で歩く(中央線沿線)6月2日

2019年06月03日 | 中央線沿線

  六月に入り梅雨入りも近づいてきた。この日は一日曇の予報だった。taketake山の会フルメンバーの時は、なるべく帰宅が早いコースという家人の要望で、東京・神奈川・山梨の境界が合わさる生藤山を歩くことにした。


 生藤山は南秋川から笹尾根を辿って歩くことが多いが、今回は上野原駅からバスに乗り井戸バス停から歩いた。いつもなら集落から見える富士山も曇り空の中に隠れている。軍刀利(グンダリ)神社の石段を登って境内で少し休憩、takeは柄杓水飲み儀式だ。シイの木のある奥宮から杉林のジグザグ道になり、佐野川峠からの尾根道と合わさると県境の三国山だ。テーブルのあるベンチに座って弁当箱を並べた。



 三国山を少し下って登り返すと生籐山。出発してすぐだが、takeはここで麦茶儀式とくる。ここから先は全て巻き道を進もうと家人は言うが、茅丸の頂上は今日のコースの最高峰?だからと言って頂上を踏んだ。レンゲツツジの花が次から次へと現れて楽しい。スポドリタイムの連行峰からはずっと巻き道を行き、サイクリング客で賑やかな和田峠に着いた。



 ここから先は車道歩きで、時折通行する自動車に注意しながら下った。陣馬山の登り口を過ぎてしばらく先で、ハイキングシューズを履いた女性二人がトレイルランナーの勢いで走ってきた。家人に「次のバスに乗ろうとしているんだよ」と説明した。私達がバス停に着くとバスは数分前に出発したらしく誰もいなかった。座れないバスには乗らないと決めているtakeは、嬉しそうにバス停先頭のベンチに座り、〆のお茶を飲んで50分後に出るバスが登ってくるのを待った。



コースタイム
井戸バス停0830-軍刀利神社0900-奥宮0910-三国山1012~33-生籐山1042~45-茅丸1101-連行峰1120~-醍醐峠1225-和田峠1246~48-陣馬高原下バ停1327

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大月市の里山 高川山を歩く(中央線沿線)3月17日

2019年03月18日 | 中央線沿線

 3月も半ばを過ぎ春めいた陽気になってきた。ただ寒暖差があるので体調を維持するのは大変だ。少し鼻づまり気味だと思っていたら軽い鼻炎になってしまった。一日ゆっくりと休みたいものだが、日曜日以外は毎日仕事だ。日曜日は唯一の楽しみの山歩きとなっては休む暇もない。幸い軽症で終わったので、三人で大月市里山の高川山を歩くことにした。高川山は年1回山リストの一つで主に冬から春に歩いている。takeと最初に歩いたのは、take小学2年だった。その時山頂で水元特別支援学校の幅広い年代の方々とお会いしたことをよく覚えている。


 計画では中央線初狩駅から登って富士急田野倉駅に下る予定だったが、時刻表を読み間違えて大月駅止まりの電車に乗ったので、逆コースに変更した。大月駅で乗り換えた電車はトーマス号だった。takeは無関心を装いながら少し嬉しそうだった。田野倉駅で下車、運賃清算をして歩き出した。市街地は少し道に迷ったが、リニア線を目指して歩き、登山口の稲村神社に着いた。

 ここから沿道に梅花が咲く、車道を少し歩いて馬頭観音のある峠へと山道を登った。高川山からむすび山へと続く稜線の峠に出た頃からtakeの「お弁当箱」コールが続いた。やはり逆コースだと先行きの見通しがつきにくのだ。わざとゆっくりと「おべんとう は おやま の うえで たべます」との返答を繰り返しているうちに頂上に着いた。富士山は雲に被われ裾野しか見えなかった。周辺の三ツ峠山は雪で白く被われていた。

 弁当を食べて、頂上で笑顔の記念撮影をしてから初狩駅へと下った。緩やか女坂から沢コースに入り玉子石へと歩いた。このコースを歩くのは久しぶりだ。あとは里道をのんびりと駅へと歩いた。ちょうど上りの電車が出発したばかりだったので待合室で時間を過ごした。朝は快晴だったが、この頃にはどんよりとした曇空になっていた。


コースタイム
田野倉駅0805-稲村神社0826-馬頭観音0912-高川山1013~40-玉子石1124-初狩駅1149


 

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三人で百蔵山から扇山へと歩く(中央線沿線)1月20日

2019年01月21日 | 中央線沿線

 今回の週末ウォーキングは今年初めてtaketake山の会全員揃ってとなった。コースは1月定番の百蔵山から扇山への縦走だ。中央線猿橋駅から予約しておいたタクシーに乗って登山口近くの浄水場まで入った。天気は晴れだが雲が多くかかっていた。怪しげな美術館を後に登山道に入りジグザグ道をゆっくりと歩いた。沢筋から離れた松林に富士山の好展望地があるが、富士山は曇の中だった。



 葛野からの道と合流すると百蔵山の頂上は間近で、頂上のテーブル付ベンチの上に弁当箱を並べた。雲がなければ富士山を眺めながらの昼食だが、今日は残念だ。弁当箱をザックにしまって、扇山へと向かった。百蔵山からの下りは急だ。(扇山の登りも急)道が細くなった所で、家人に「ここは気をつけてね」と言ってすぐ、私は落ち葉を踏んでスリップしてしまった。



 宮ノ平への分岐でtakeの麦茶儀式をして扇山へと登っていった。最後はきつい登りだが、最初は見上げていた百蔵山頂上が眼下に見えてくるところが面白い。たどり着いた扇山の一角の大久保山で、takeがスポドリタイムをしてから扇山へと歩いた。扇山の頂上は広い草原でいつも多くの人が休んでいる。私達は写真撮影をしたら、すぐ来た道を少し戻って梨の木平へと下った。


 梨の木平でtakeは〆の伊左衛門を飲んだ。ここからは車道歩きだ。南面の暖かな陽を浴びながら下るのがtakeには嬉しいのか、ニコニコしながら先頭を歩いていた。鳥沢駅を示す道標と違う道をtakeが歩くのを家人は不思議に思っていた。しかし路地から国道に出た所にちゃんとセブンイレブンがあり、takeの場面記憶に感心していた。


コースタイム
浄水場0758-百蔵山0918~40-宮ノ平分岐1020~25-大久保山1143~46-扇山1157-梨の木平1258~1305-鳥沢駅1355

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年末忘年山行で小倉山を歩く(中央線沿線)12月29日

2018年12月31日 | 中央線沿線

 年末最終日は仕事が終り、すぐさま家に帰った。昔は、社内で打ち上げをしてから街に繰り出すような感じだったが、最近は飲酒運転防止の厳格化から社内飲酒もなくなった。またこの五年は通勤の長時間化で、会社帰りに飲みに行くことも激減している。家に着いてから、山歩きの準備をした。ホテル泊りなので基本的に日帰りと同じで、着替えが多少増える程度だ。今回は三年ぶりに石和温泉に泊まることにして、甲州市塩山近郊の小倉山を歩く計画だ。年末の山歩きで最初に温泉宿に泊まったのは20年前、take7歳の時で、天城峠周辺を歩いて湯ヶ島温泉に宿泊している。エリアは伊豆・箱根方面が多かったが、5年前に石和温泉に泊まってから今回が4回目となる。

 いつもの日帰りよりも2時間は遅い7時過ぎに三人で家を出た。10時前に中央線塩山駅に着いて駅前でレンタカーを借りた。takeが幼少の頃は、どこに行くときも自家用車だったが、週末山行が毎週になると自家用車を乗ることが無くなり車を手放した。そのせいかtakeは自動車に乗ることを大変楽しみにしているようだ。乗るとすぐ「CD」と言って音楽をかけさせたりする。

 小倉山の登山口の「ざぜん草公園」の見頃は23月あたりらしく、駐車場には1台の車もいなかった。ざぜん草の群落場所の木道を歩るく。植生保護のための電気柵のゲートを三か所ばかり通過すると、雑木林の道を歩いて尾根上に出て頂上についた。頂上には三階建ての展望台とベンチがある。私たちは日の当たるベンチを選んで昼食の用意をした。昼食後三人で展望台に登った。展望台からは白銀の白根三山が見えた。富士山も御坂の山々の上に大きく表れたが、残念なら逆光だった。

 ここから北へと尾根通しに歩いた。日の当たる雑木林のハイクは楽しい。少し急な登りがあって上条山に着き、急降下して上条峠に着いた。ここからは沢に沿った巻き道をゆっくりと下った。落ち葉が道を深くかぶっている場所で、takeは落ち葉のラッセルを楽しんでいた。平澤集落に着き、自動車道を下って「ざぜん草公園」を目指した。takeは「自動車!自動車!」と連呼しながら歩いていた。「ざぜん草公園」の駐車場に戻り、荷物を整理してから車に乗り込み、今日の宿泊地の石和温泉に向かった。

コースタイム

ざぜん草公園1040-小倉山1020~50-上条山手前1217~21-上条峠1245-平澤集落1300-ざぜん草公園1320

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相模湖里山の石老山を歩く(中央線沿線)12月9日

2018年12月10日 | 中央線沿線

 師走もあと三週あまり、忘年会も二つ終え、あと三つとなった。年賀状の準備もそろそろ始めなくてはと思ったりするが、週末は山歩きなのだ。この週末は久しぶりに登り応えのあるコースと思っていたが、家人からtakeは少し風邪気味なのでショートコースとの要望もあり、相模湖里山の石老山を歩くことにした。



 7時半すぎに石老山入口バス停から歩き始めた。長閑な山里歩きだ。途中遅咲きのコスモスの花が咲いていた。石老山はtakeが7歳の11月に初めて歩いた山だ。最近は毎年1回のペースで今回が14回目になる。山道に入るといきなり巨岩が林立する道になり、やがて顕鏡寺の前に出る。takeはちょうず鉢の水を柄杓で一杯だけ飲んだ。



ここからも暫くは巨岩の中の道を歩くが、やがてなだらかな登りが続く。1時間ほどで石老山頂上に着いた。山頂には先着の三人パーティーがいた。天気は高曇りで西丹沢の山々は見えても、富士山は見えなかった。テーブル付のベンチに座ってお弁当箱を並べた。

 ここから尾根道をゆっくりと下った。今回は昼食後のtakeの唸り節日だったが、少し歩いたところのベンチで麦茶儀式にしたので、唸り足りなかったかも知れない。大明神山(大げさな名前の割には小さなピーク)の少し先の展望台でスポドリタイムを過ごした。先ほどの先行の三人が「11時10分のバスに乗れば八王子は11時52分だ」という声が聞こえたが、そんなに焦らなくともいいかなと思った。



 展望台から陣馬高尾山を眺めてから沢沿いの道へと下った。車道に出てキャンプ場に着いたところで時計を見ると、11時10分の電車に乗れそうだった。プレジャーランド(昔のピクニックランド)バス停までtakeを急がせて歩いた。ラスト50メートルは、自主的に走り、5分前にバス停に着いた。〆の伊左衛門を飲み終えた頃、バスがやってきた。中央線特快東京行きへの連絡も良く、13時過ぎには自宅に着いた。



コースタイム

石老山入口バス停0738-顕鏡寺0808-石老山0910~28-大明神展望台1011~16-キャンプ場1052-プレジャーランドバス停1105
 

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