六月に入り梅雨入りも近づいてきた。この日は一日曇の予報だった。taketake山の会フルメンバーの時は、なるべく帰宅が早いコースという家人の要望で、東京・神奈川・山梨の境界が合わさる生藤山を歩くことにした。
生藤山は南秋川から笹尾根を辿って歩くことが多いが、今回は上野原駅からバスに乗り井戸バス停から歩いた。いつもなら集落から見える富士山も曇り空の中に隠れている。軍刀利(グンダリ)神社の石段を登って境内で少し休憩、takeは柄杓水飲み儀式だ。シイの木のある奥宮から杉林のジグザグ道になり、佐野川峠からの尾根道と合わさると県境の三国山だ。テーブルのあるベンチに座って弁当箱を並べた。
三国山を少し下って登り返すと生籐山。出発してすぐだが、takeはここで麦茶儀式とくる。ここから先は全て巻き道を進もうと家人は言うが、茅丸の頂上は今日のコースの最高峰?だからと言って頂上を踏んだ。レンゲツツジの花が次から次へと現れて楽しい。スポドリタイムの連行峰からはずっと巻き道を行き、サイクリング客で賑やかな和田峠に着いた。
ここから先は車道歩きで、時折通行する自動車に注意しながら下った。陣馬山の登り口を過ぎてしばらく先で、ハイキングシューズを履いた女性二人がトレイルランナーの勢いで走ってきた。家人に「次のバスに乗ろうとしているんだよ」と説明した。私達がバス停に着くとバスは数分前に出発したらしく誰もいなかった。座れないバスには乗らないと決めているtakeは、嬉しそうにバス停先頭のベンチに座り、〆のお茶を飲んで50分後に出るバスが登ってくるのを待った。
コースタイム
井戸バス停0830-軍刀利神社0900-奥宮0910-三国山1012~33-生籐山1042~45-茅丸1101-連行峰1120~-醍醐峠1225-和田峠1246~48-陣馬高原下バ停1327