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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

高川山から富士山を仰ぐ(中央線沿線)12月6日

2020年12月08日 | 中央線沿線
    師走に入り最初の日曜日、この日は関東大学ラグビー対抗戦のテレビ観戦をする為、なるべく早く帰宅したかった。最初は相模湖裏山の石老山を予定していたが、前日に顕長寺からの登山道が崩壊して通行できないことを知り、代替案として少し遠くなるが、大月市近郊の高川山を歩くことにした。




 中央線初狩駅で降りて直ぐに歩きだす。同じ電車では三組ほどが高川山組だ。街なかを通り抜け林道を少し歩いたところが登山口だ。空は所々に雲がかかるも快晴だ。路は途中から男坂と女坂に分かれるが、迷わず急登の男坂を進んだ。分岐した男坂と女坂の路が合流すると頂上も近い。takeのお弁当コールが始まった。



 頂上には朝早いのに何組ものパーティーがいた。少し霞んでいたが、富士山も大きく見えた。二週間前より雪がついたと思ったが、後で後輩からこの日、富士山の頂上は殆ど積雪が無かったと写真を送ってくれた。傾斜のある岩の上にtakeだけを座らせて弁当箱が滑り落ちないように気を使いながら並べた。



 弁当箱をザックにしまって下山開始。最近は大月市街地に続く尾根を歩くことが多いが、この日は早帰りが基本なので頂上を東に下って直ぐの分岐から田野倉駅方面へと進んだ。急なジグザグ路を急降下して、禾生駅との分岐から更に進むと林道に出て、リニア新幹線の橋梁も見えてきた。




 このコース最後の休憩場所は『尾県郷土資料館』のベンチで、takeは〆のお茶をゆっくりと飲んだ。takeが子供だった時は、この場所にあるブランコで遊んでいたことを思いだした。ここから田野倉駅まで歩き、高尾駅直通の富士急線に乗り、キックオフ前に家に着くことができた。

コースタイム
初狩駅0755-登山口0820-女坂分岐0842-高川山1025~50-大休場1020ー尾県郷土資料館1054~57ー田野倉駅1110

 
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小春日和の倉岳山を歩く(中央線沿線)11月22日

2020年11月24日 | 中央線沿線
 コロナ禍第3波の中で師走を迎える気配だ。毎週が隔週になったtaketake山行も、混雑しない電車を利用したり、こまめにtakeの手指消毒をするなど注意はしている。そんな中、毎年訪れている前道志山塊の倉岳山を吉村さんと三人で歩くことにした。


 立川駅始発の大月行に乗って梁川駅で下車、吉村さんと合流してすぐ歩き始めた。桂川渓谷を渡り、ほどなく車道から登山道に入った。沢沿いの道を何度か岩伝いの渡渉をしながら上流へと進んだ。北面の道なので日が当たらずやや寒かった。




 沢を離れ山肌をジグザグに登り高度を上げた。気温も上がり上着を脱いでしばらく進むと立野峠で一面の陽光をここで浴びた。ここから今は上野原市になった秋山村越に道志の山を見ながら、take指定昼食場所へと稜線を歩いた。

 お弁当をしまってtake、私、吉村さんの順で最後の倉岳山の頂上へと向かった。少しの間だが急登を登って標高990mの頂上に着いた。頂上から富士山が見えたが、山梨県側見た感じとして頂上の雪が少ないように思えた。takeが麦茶儀式を済ませるとすぐ出発。昼食以外の休憩の短さに吉村さんもだんだん慣れてきたかなと思った。




 倉岳山頂上の西端から急降下して穴地峠に着く、ほとんどの人は高畑山へと進むが、私たちはここから鳥沢方面へと下った。ここも歩きにくい沢沿いの道が続くが、高畑山への分岐あたりから山道になった。



 最後の休憩は小篠貯水池だ。takeは東屋で〆のお茶を飲んでしばし休憩した。以前ここで宴会の準備をしている団体にあったことがあるなどと吉村さんに話しているうちに、takeの「行く」との号令で出発となり、すぐ下の小篠集落を通り駅への道を歩いた。



 鳥沢駅に着く手前で上り電車が走り、駅で40分以上待つことになった。takeは小春日和の駅ホームに機嫌よく座り込んでいた。


コースタイム
梁川駅0737-登山口0800-立野峠0955-昼食場所1007~30-倉岳山1100~05-穴路峠1134~36-小篠貯水池1258~1305-鳥沢駅1342

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百蔵山から扇山へと陽だまりを歩く(中央線沿線)2月9日

2020年02月10日 | 中央線沿線
  立春を過ぎてから、関東地方は気温が冷え込み冬らしい天気になってきた。雪不足だった日本海側にもまとまった降雪があったようだ。今回も年一冬山(毎年に冬頃に歩く山)の百蔵山から扇山のコースを二人で歩くことにした。昔は百蔵山と扇山は別々に歩いていたが11
年前から、続けて歩くようになった。今回で9年連続になる。


 猿橋駅から予約してあったタクシーに乗り、登山口の山の神まで入る。不気味な美術館を横目に歩き始めた。沢通しにジグザグ道を歩き、トラバースして尾根上に出ると真白き富士山が現れた。百蔵山頂上には既に一人いて富士山の写真を撮られていた。私達はテーブル付ベンチに座って弁当箱を並べ、富士山を眺めながら昼食にした。


扇山への道は百蔵山の急降下で始まる。宮谷への分岐でtakeは麦茶儀式をして、扇山への登りにかかった。この登りも最後は急な道だが、一歩一歩ゆっくりと歩を進めた。最初は頭上にあった百蔵山の頂が、眼下に見えるようになる頃、扇山の一角にある大久保山に着いた。takeのスポドリタイムが終わってから扇山頂上に向かった。10分程で扇山頂上に着き記念撮影をしたらすぐ下山だ。後ろから登って来られた方から、「休憩しないのですか?」と声掛けされた。




梨の木平への分岐に戻りジグザグ道を下って行った。歩きやすい道で、たちまち梨の木平の休憩地に着いた。takeはここで〆のお茶を飲んだ。ここから先はゴルフ場を回り込んでの車道歩きだ。takeは迷いもせずに道の分岐を選んで歩き、鳥沢駅そばのセブンイレブンへ最短ルートで到着した。



コースタイム
山の神0800-百蔵山0905~24-宮谷分岐0957~1001-大久保山1114~16-扇山1126-梨の木平1208~1211-鳥沢駅1259
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無風快晴の倉岳山を歩く(道志)12月8日

2019年12月09日 | 中央線沿線
 12月も二週目を迎えると何かと慌ただし感がましてくる。しかしそんなことは関係なく週末は山歩きだ。毎年初冬によく行く前道志山塊の倉岳山を歩くことにした。



 ぐっすりと寝ていたtakeを起こして中央線梁川駅で下車、七時半過ぎ頃出発、桂川を渡り林道を進んだ。天気は快晴だが、朝の冷え込みは厳しい。今日の立野峠へのコースは北側なので、稜線まではずっと日陰の身だ。


 山道に入り高度差のない沢沿いの道を歩き沢道へと続いた。昔takeは沢を徒渉する毎に沢水をペットボトルに継ぎ足していたが、最近はその儀式もなくなった。沢を離れ山肌を上りつめると立野峠で、ここで初めて燦燦たる陽射しを浴びることができた。すぐに上着を脱いで、さらに進んだ標高800メートル辺りの昼食場所で、いつものようにシート広げて弁当箱を並べた。


 それまで二人きりだったが、後から団体組が二組ほど登ってきた。弁当箱をしまい、シートをたたんで頂上を目指した。最後の登りはちょっと急で一歩一歩足を運んだ。頂上は多くの人が休んでいた。富士山もよく見えて、この冬一番の好展望だった。takeの麦茶儀式の間に写真撮影して、頂上をあとにした。


 平らな松林の頂を西に進むと、今度は急降下だ。慎重に下り、下りきった穴路峠で今度はスポドリタイムだ。年一山なので、takeも見通しが立てやすい。穴路峠から沢へと下り、歩きにくい沢ゴロ道を進み、高畑山への分岐から歩きやすい山道になった。


 最後の休憩場所は小篠貯水池堰堤にある東屋だ。ここでtakeは〆のお茶を飲んだ。真向かいの扇山が陽を浴びて、きれいだった。小春日和の暖かな集落を抜けて鳥沢駅へと歩いた。



コースタイム
梁川駅0743-登山口0803-立野峠1003-昼食場所1016~40-倉岳山1108~15-穴路峠1139-小篠貯水池1257~1300-鳥沢駅1335
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三人で相模湖里山の石老山を歩く(中央線沿線)9月8日

2019年09月09日 | 中央線沿線
 白山合宿以来一ヶ月ぶりにtaketake山の会全員での山歩きだ。この日は首都圏に大きな被害をもたらした台風15号が接近する日だったので、午前中行動として相模湖里山の石老山を歩くことにした。



 朝7時前に相模湖駅に着いた。すぐ神奈中バスに乗り石老山入口バス停で下車し、すぐ歩き始めた。登山口までの途中にサルビアの花が咲いていて秋を感じた。登山口から巨岩巨石が並ぶ中を歩く。このコースのハイライトかも知れない等と思いながらtakeのペースで進み、顕鏡寺に着いた。このコースは秋冬に歩くことが多く、暑い時期は初めてだ。まだ気温が高くなる前だが、うっすら汗をかいていた。トイレ休憩して門前横の道を登って行った。



  いきなり急な登りが続くが後はなだらかな登りだ。朝のうちは快晴だったが、少しずつ雲に覆われてきた。顕鏡寺から一時間と少しで石老山の頂上に着いた。朝一番のりで、誰もいない静かな頂上だった。期待はしていなかったがやはり今週も富士山は見えなかった。早々とベンチの上に弁当箱を並べて昼食にした。食後の菓子を食べ終えたtakeの記念撮影をしたら下山だ。下山はいつもの大明神展望台経由だ。尾根上の道を急降下しては、少し登ることの繰り返しで展望台に着いた。

 
  展望台までの途中で麦茶儀式を済ませたtakeはここでスポドリタイムだ。この先沢沿いの道を進んだが、無風なので暑さを強く感じた。暑いときでも額に汗して黙々と歩くtakeは立派だ。キャンプ場に着くとその先は車道だ。行く先にいつもお客のいないプレジャーランドという遊園地の観覧車が見える。昔は観覧車を見たtakeが「遊園地」と言って、私が「行きません」という言葉のやりとりをしていたが、この頃は気にもかけなくなっているようだ。11時10分のプレジャーランドバス停から相模湖行のバスに乗ると、乗り継ぎも良く13時に帰宅することができた。

コースタイム
石老山入口0708-顕鏡寺0745~48-石老山0901~23-大明神展望台1006~09-キャンプ場1034-プレジャーランドバス停1055





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