11月4日は三人でロッジ長兵衛さんに宿泊して、定番の大菩薩峠越え丹波コースを歩く予定だった。しかし当日朝、takeを起こすと37度2分の熱がありガラガラ声だった。これは無理だと思い、「お山はお休み」宣言をしてからが大変だった。
take自身が納得するため、ザックを開梱して衣類や用具をかたずける等の要求が飛び交い、弁当や食料は隠した。次は通常の土曜日パターンにする為、帰宅した日の夕食のカレーの肉の撤去や土曜日に飲むコーヒーを出すことをtakeは要求した。その後はソファーに寝そべり、私に「話し合い」に早く行くことを命じた。(説明は非常に難しいが、takeは完全週休2日制だが私は違うので、土曜日は働きに行くときもそうでない時も「話し合い」に出かけるというストーリーになっている)
二時間ほどしてほぼ鎮静化し始めた頃、takeがうたた寝状態になった。この混雑する連休に早くから宿を予約していたこともあり、どうせ家を追い出されるのならと家人の了解を得て一人で大菩薩に行くことにした。あわただしくザックを再梱包して忍び歩きで家を出たのだ。もう遅い時間だったので大菩薩嶺には登らず、その日は裂石から上日川峠まで歩き、翌日予定通り峠越えすることにした。登山口の裂石に正午前に到着し久しぶりの一人に山歩きを始めた。
千石茶屋から上日川峠は人も少なく紅葉・黄葉の見ごろでした。
翌日の朝、福ちゃん荘先の富士見平から見た富士山です。
大菩薩峠からは冠雪した白根三山が見えました。
飛龍山はいつ見ても雄大な感じがします。
雲取山は大混雑だったようです。2017年に2017mの雲取山の広告の影響でしょうか?この峠越え道では1パーティー3人しか会いませんでした。
標高が低くなるとまた紅葉が見事な色になってきます。
丹波バス停には11時の到着ですが、バスや電車の待ち時間が長く家に着いたのは16時頃で、家に置いておかれたtakeは熱も下がり、元気に私の明日の予定を確認しました。