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taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

プチ夏休みで天狗岳に登る(八ヶ岳)7月17日~18日

2011年07月21日 | 八ヶ岳・蓼科

P7170003 

  小海線松原湖駅からバスに乗り「稲子湯」に正午前に着いた。ここで弁当と思ったが、takeの「おやま行く」の一言でそのまま歩きだした。20分ほど歩いたところでtakeが「お弁当」と言い出したので唐沢橋の川沿の日蔭にシートを広げた。沢を吹き抜ける風がやや汗ばんだ体に心地よい。P7170004

  おにぎりの弁当を食べ終え靴紐を締め直して出発。駒鳥沢に沿った道を歩き、トロッコ軌道が現れると小屋も近い。沢を渡る広場で清水を一口飲んだ。そして最後の急登をゆっくり歩いて「しらびそ小屋」着いた。P7170005

  「しらびそ小屋」はtake中学三年の9月(ちょうどこのblogができる直前)に泊まったことがある。私はというと二十歳台は、毎年のように訪れていたし、妻とも三回行ったことがある。小屋に入り薪ストーブの燃える土間のテーブルで「熊笹荼」とお茶受けのカリントウを頂く。途中テーブルの下で寝ていた犬が起きだしてtakeを慌てさせたが、リールがついているのがわかり安心したようだ。P7180014

  無理を言って個室にしてもらった部屋は、混雑時しか使用しない蒲団が積み上げてあった。takeはそれが気に入ったようで、上に乗ってリラックスしていた。暮れゆく天狗岳を眺めながら小屋の夕食を食べたらすかさず就寝だ。P7180015

  翌朝は4時半に一人起床しモルゲンロートに輝く天狗岳を眺めたりしていた。すでに小屋広間のテレビ(太陽光パネルで蓄電している)でワールドカップ決勝を観戦している人がいて0対0で前半を折り返したと教えてもらった。P7180017_3

  5時半にtakeを起こし、身支度を整えて朝食場所に言った。みどり池側の窓際には餌台があって朝から小鳥が集まっていた。そこにリスが二匹登場すると今までワールドカップ決勝延長戦を見ていた朝食客も窓際に移動した。しかしPK戦に突入すると再びみんなテレビに向かい小屋中で全日本女子の応援だ。優勝が決まった瞬間、歓声と拍手が小屋に満ち、涙ぐむ人もいた。関西からきたおばさんは、「やっぱり山に来て良かったわ!こんなに感激できたし。家にいたらこんな時間に起きないでしょ」と言っていた。試合が終わると泊まり客は次々と出発し、私たちもみどり池の淵を回って中山峠を目指した。P7180018

  針葉樹の森から白樺林に変わる頃、中山峠に着いた。一休みして主稜線を南に辿る。黒百合平からの道を合わせ、岩稜を右から巻くと東天狗岳の頂だ。takeにとっては三年連続四度目の天狗岳になる。 私が360度の展望を楽しんでいる間、takeは10時のおやつを楽しみ下山となった。黒百合平に向かうとtakeは二年前の宿泊経験から「お泊り?」と聞いてきた。「お泊りナーイ」と答たえると、今度は「サンドイッチ」と昼食の催促だ。「サンドイッチはお池の椅子」と言って歩いた。P7180024

  黒百合への下りは岩が多く岩場が苦手なtakeは登りよりも時間がかかった。黒百合ヒュッテ前のベンチでランチパックのサンドイッチを食べた。昼食のコーヒーを飲んだら渋の湯向かって下山だ。沢沿いの道を進みやがて唐沢鉱泉への道を分けた。唐沢鉱泉から西天狗岳へのコースを今度歩こうかと思った。尾根道を離れ沢に向かって下っていくと渋の湯の建物が見てきた。P7180030

  バス停の前にザックを置いて旅館にミネラルウォーターを買いに行くと、今朝のサッカー応援同志と再会した。私もひと風呂浴びたいなと思いつつバス停に戻った。ミネラルウォーターをおいしそうに飲むtakeの傍らで、飛び交う虻を帽子で払う私だった。P7180032

コースタイム

稲子湯1150ー唐沢橋1210~40ー駒鳥沢1350~55ーしらびそ小屋1420

しらびそ小屋0635ー中山峠0825ー東天狗岳0940~50ー黒百合平1115~35ー唐沢分岐1225~30ー渋の湯1345

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オーレン小屋から秋の八ヶ岳を歩く10月23日・24日

2010年10月26日 | 八ヶ岳・蓼科

 10月も中旬を過ぎ秋の深まりを感じるようになった。昨年と同じくこの時期に八ヶ岳を歩くことにした。今年は夏沢鉱泉の上にあるオーレン小屋から天狗岳と硫黄岳に登ることにした。今回もMIさんにサポートをお願いした。Pa230002

  超満員のあづさ一号に立川駅から乗車し、茅野駅には9時10分に着くと駅東口にオーレン小屋のスタッフが迎えに来られていた。takeへの事前説明が「山小屋のバスに乗って…」だったので、案内されたパジェロを見てtakeも一瞬「アレ」という表情をしたが、こだわりはなく乗車した。このパジェロだが一般車が乗り入れできない「桜平」先の夏沢鉱泉まで車体を揺らしながら我々を運んでくれた。Pa230008 

   ここからゆっくり40分ほど歩くと標高2330㍍のオーレン小屋だ。takeが混乱しないようそのまま根石岳への針葉樹の道を歩いた。緩やかな斜面の道を宿泊山行テーマソングの「お野菜」を歌いながら登り箕冠山を通り、お弁当コールのtakeをなだめて根石山頂上で昼食だ。お弁当を食べたら東天狗岳を目指して稜線を歩く。最後の痩せたリッジを慎重に登りtake二年連続三度目の東天狗岳頂上に着いた。 天狗岳はMIさんと何度か登った。みどり池から腰上のラッセルで登ったこともあったし、私が結婚したての頃、妻と三人で登っ た事もあった。MIさんにとっても二十一年ぶりの天狗岳だった。Pa230013_2 

  帰路は往路をそのまま戻った。takeは頂上からの風景を眺め、宿泊場所は昨年と同じ黒百合平と思ったのかも知れない。往路を戻り始めると「お泊り?」と聞いてきた。これはやばいなと思いながら「お泊りは自動車の山小屋」と話すと運よく一発で通った。

  オーレン小屋で受付を済ませ案内してもらった部屋は小綺麗な六畳間だった。夕食は名物の馬肉すき焼き(桜鍋)だ。家で卓上料理をすることがないので、私等の分だけは予め調理し、皿に分けてもらった。ただtakeは他のテーブルに最後に入れる「うどん」だけが残っているのが気掛かりだったようだ。Pa240020

  翌朝は四時半に起床した。takeも10時間睡眠で元気だ。朝の冷え込みが弱いなと思いながら朝食を食べ、明るくなってきた空を見ると高曇りだ。出発前の天気予報は晴れだったから天気の崩れが早まったのだろうと思いながらtakeの靴紐を締めて出発した。Pa240024

  今日の予定は夏沢峠から硫黄岳に登って赤岳鉱泉、美濃戸口に下山だ。夏沢峠から硫黄岳の火口壁を見ながら高度を上げていくと風も出てきた。takeは機嫌が良すぎるのかふざけて立ち止まることが多くピッチが上がらない。それでも峠から約一時間で硫黄岳の広大な山頂に着いた。takeは初めて、私も二十数年ぶり四回目の頂上だ。ただ以前は全て積雪期で無積雪期は初めてだ。阿弥陀、赤岳、横岳が並ぶ景観は迫力がある。Pa240029_2  

  座りこんで休憩していたtakeが立ち上がったところで山頂を後にした。赤岩の頭からは針葉樹林の中を下る。赤岳鉱泉に着くと人も多くなる。takeはサンドイッチ(ランチパックというパン)を連呼して昼食を促すが、まだ時間も早いので先に進んだ。Pa240031_2

  昼食は河原の石に座って食べた。このあたりから木々が色付いている。バスの発車時間にも間があるのでゆっくりと歩きたいのだが、takeの歩きは緩やかな林道の下りということもあってだんだん速くなりバス発時刻の一時間半前に着いた。takeはバスがなかなか来ないことにいらだつこともなくバス停前の石に座っていた。「今度は赤岳に行こうねと」私は心の中でtakeにつぶやいた。Pa240033

コースタイム

23日 夏沢鉱泉1020-オーレン小屋1100-根石山1200~1235-東天狗岳1305~1315-根石山1400-オーレン小屋1440

24日 オーレン小屋0555-夏沢峠0630-硫黄岳0735~0745-赤岳鉱泉0905~0915-林道先河原昼食-美濃戸小屋1100~1110-美濃戸口1150

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四年振りの天狗岳(八ヶ岳)10月10日~10月11日

2009年10月16日 | 八ヶ岳・蓼科

     9月に行く予定を順延していた八ヶ岳黒百合ヒュッテに行ってきた。あずさ一号に乗って茅野駅には9時過ぎの到着、バス停に発車一時間前から並んだ。連休の初日とあって列車も駅も混雑している。003_2

    渋の湯にバスが着いたのは11時半、朝食が早かったので川岸で「お弁当にしようか」とtakeに声をかけたが、takeはまだ歩いてもいないじゃないかという顔をして「まだー」と拒否、橋を渡って黒百合平を目指した。それでもお腹がすいたのか、しばらく歩くと「お弁当!」を連発、一時間歩いてたどり着いた尾根の平坦地でようやく昼食にした。

    山の天気は曇りで時折日が差したりやや不安定。昼食後、尾根道を進み、沢状の道を登り詰め黒百合平に着いた。登っている時から雲行きが怪しかったが、黒百合ヒュッテで受付を済ませ、予約の個室に案内された頃に霰が降った。008

   中山峠に窓が面した二階の四畳半ほどの個室で快適にくつろぎ、takeはオレンジジュース、パパはカップ酒で乾杯した。一階に降りると、連休の初日とあってヒュッテは大混雑していた。夕食を待つ人で一階は座る場所もないほどだ。二階の大部屋には蒲団がびっしりと敷かれ、一枚の蒲団に枕が二つだ。   夕食はハンバーグ、二回戦目で食べ始め、三回戦目の客が引き上げた頃食べ終えた。部屋に戻り蒲団を敷いてすぐ寝たが、takeは夜中に起き、なかなか寝付けなかったようだ。013

  翌朝窓を開けると快晴、冷え込みの霜で一面真っ白だ。朝食から小屋の出発までに時間がかかり、ほとんどの客が出払ってからの出発だ。天狗岳は四年前、ちょうどこのブログを立ち上げる直前にtakeと登っている。その時はしらびそ小屋に泊まり中山峠から往復した。今回は天狗の庭から天狗岳に登り、夏沢峠まで縦走の予定だ。019

  小屋の前の岩山を越えると雪化粧した槍穂がくっきりと見えた。さらに行くと蓼科山が姿を現した。takeは蓼科山から霧ヶ峰にかけての方向を指差すと「牛さん」と言った。蓼科山に登った時は必ず帰りに牧場に寄るので「牛のいる山だね」と言っているのだ。takeの持っている「固有名詞」は極端に少ない。ほとんどが「~があるところ」「~をしたところ」という記憶場面のイメージで繋がっている。025

  登り始めてから一時間半、東天狗岳に着いた。四年振りの頂上だ。麦茶とお菓子を食べてから稜線を南に進んだ。根石岳を越え、森の中を下っていくと夏沢峠だ。ここでまた小休止、見上げると、硫黄岳の噴火口跡が目の前に聳えていた。ここから佐久側に下っていった。夏沢温泉あたりは紅葉の終わり頃といった感じだ。takeは昼食のパンをいつ食べるのか気になっていたが、「池にある椅子に座って食べよう」と言ったら理解してくれたようだ。夏沢温泉からみどり池に向かった。天狗岳東麓の森は素敵な場所だ。小沢をいくつか渡りながら進み、中山峠から道と合わさると四年前にtakeと泊まったみどり池しらびそ小屋が見えてきた。昔、四季を通してこの小屋に泊まって周辺を歩いていた時があり、妻とも二人で三回来た事がある。032_2

  takeとの約束通り、池に面したベンチに腰を下ろしてサンドイッチとコーヒーの昼食を食べた。みどり池からの天狗岳東面の景色を飽きず眺めているうちにtakeの昼食も終り、稲子湯に下山だ。いつまでも残り続けるトロッコ軌道 の道を旅の余韻を楽しむかのようにゆっくりと歩いた。035_2

コースタイム
10/10    渋の湯11:20-稜線上12:30~13:15-黒百合平14:40
10/11 黒百合平6:50-東天狗岳8:20~8:35-根石岳9:00-夏沢峠9:40-夏沢温泉10:20-みどり池11:25~11:50-稲子湯13:15

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夏休みを蓼科で過ごす(高見石・蓼科山)8月13日~15日

2009年08月17日 | 八ヶ岳・蓼科

 001_3 今年はカレンダー通りに通所施設に通うtakeだが、 私の夏季休暇期間に合わせてtakeも 休みを取ることにした。休みの初日から二泊三日で毎年お世話になっている蓼科のペンション「山ぼうし」に泊まり周辺の山を歩くことにした。今回は妻も参加、久々の三人での山歩きだ。

 13日朝、特急あずさで茅野駅に行き、そこからレンタカーに乗った。この日は北八ヶ岳の白駒池から高見石、丸山を経て麦草峠を歩く予定だ。天気は曇りで、車が麦草峠の登りになると深い霧に包まれるようになった。11時15分に麦草峠に到004 着、雨具の上着を着用し、takeを先頭に出発した。途中、白駒池奥庭の風景を見て「北八ヶ岳には霧が似合う」などと言っているうちに白駒池に到着、湖畔の東屋でお弁当にした。観光客が行き交う湖畔だがまずまずの風情だ。

 ここから高見石に向かって登っていった。苔むした地面に針葉樹が林立するいかにも北八ヶ岳といったような斜面を登っていくと高見石小屋の前にでた。28年前にここを通ったことがあると私が言うと、妻も以前来たことがあるようなことを言って007_2 いた。takeはそれよりも自動車に戻ることが大事なようで、                   お菓子を食べると「行く!」と言って歩き始めた。丸山の頂上を経て麦草峠に戻ったのは14時半で、すぐ自動車に乗り込むと目的地「ピラタスの丘」を目指した。

 ペンション「山ぼうし」に泊まるのは4回目だが、いままでは和室だった。今回は部屋の都合でッドルームになりやや心配していたが、写真を見ていたこともありすんなりと入室してくれた。しかしそれより困ったのはここに何泊するかで混乱したことだ。三年前は一泊、二年前は二泊、前年は一泊だった。事022_2 前説明では二泊で納得しているように思えたが、現地に来て記憶が交差してしまったようだ。こんな時は時間をかけ少しずつ理解してもらうしかない。そのうち機嫌も直り、夕食をレストランでいただき早めに就寝した。

 いつも楽しみにしている焼き立てパンの朝食をいただき、蓼科山に向かった。「山ぼうし」に来るたびに登っているから、takeにとって四回目の蓼科山だ。七合目まで車で上がり、駐車場からの出発だ。今まで蓼科山に登るときはすべて快晴だ012 ったが、今日も朝のうち山にかかっていた雲が見る見るうちに上がっていき、良い天気になった。妻を先頭にtake、私の順に進んでいった。馬返しからやや傾斜がきつくなるが、ゆっくりと歩いた。takeは昨日もそうだが登山中はすこぶる機嫌がよい。将軍平で一本目の休憩の後は、岩ゴロの尾根を登り11時45分に頂上に着いた。八ヶ岳、南アルプスは雲がかかっていたが、北アルプスから上信越にかけての山々はよく見渡せた。 ビニールシートを敷いて昼食のサンドイッチを食べ、頂上三角点で記念撮影をしたら下山だ。いつもながらゆっくりと016 慎重に出だしの急斜面を下り、将軍平からは快調なペースで七合目に着いた。

 takeは自動車に乗ると「お水飲む」と言っている。徒歩の時はここからさらに白樺高原まで一時間歩くが、その終点の白樺高原の水飲み場のことをtakeは言っているのだ。 自動車で下りなんとか空いていた駐車場に車を入れ、お気に入りの水をtakeは飲んだ。私も飲んだが冷たくておいしい。その後いつもの習性で牧場に行きソフトクリームを食べ、ペンション「山027 ぼうし」に戻った。お風呂に入り、夕食を食べ今日も早めの就寝だ。

 翌日はゆっくりと朝食をいただいた。出発の準備をしてから、オーナー夫妻に美味しい食事と温かなもてなしにお礼をして出発した。午後の特急列車に乗る予定で、それまで観光がてら霧ヶ峰八島湿原を歩くことにした。八島湿原はtake小学6年の時に行った以来だ。駐車場は混雑し観光客も多かったが、湿原を吹きわたる風は心地よく旅のしめくくりにはぴった032 りだった。

コースタイム

8月13日   麦草峠11:15‐白駒池11:45~12:20‐高見石小屋 13:15‐丸山13:40‐麦草峠14:30

8月14日 蓼科七合目登山口9:15‐将軍平10:45~10:55‐蓼科山11:45~12:20‐将軍平12:55~13:05‐蓼科七合登山口14:00

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今年も夏の蓼科山に登る(北八ヶ岳)8月2-3日

2008年08月07日 | 八ヶ岳・蓼科

    take学校夏休み二回目の週末は蓼科山に行くことにした。高等部一年の秋、二年の夏に続いて三回目になる。毎年通うようになったのは麓にあるペンション「山ぼうし」に行く目的があるからだ。takeも慣れ親しんだこの宿は食事が美味しく、なによりもオーナーの気配りがありがたい。P1010006

    土曜日の朝、家を出発した。前日の関西出張の帰りが遅くやや眠たい。スーパーあずさ号に乗り、茅野からバスで麦草峠に着いた。この日は縞枯山の西面を巻くコースを歩き、14時10分にピラタスロープウェイ山頂駅に到着した。事前にロープウェイには乗らないと説明してあったのにtakeはもしもの変更を恐れてか、麦茶を飲むとロープウェイに沿った下山道を跳ぶように下っていった。ロープウェイ出発駅から5分ぐらいのところに「山ぼうし」はある。15時30分に着くとすぐ貸し切りのお風呂に入った。P1010012

    翌日は手作りパンの朝食をいただいた後、宿のご主人に蓼科山登山口まで車で送ってもらった。靴紐を結んで7時30分出発。好ましい雰囲気の樹林の道からこのコースは始まる。尾根にでるとどんどん高度を稼いでいく。振り返ると南アルプスや八ヶ岳の峰々が望まれる。最後の急登もtakeはしっかりとした足取りで登り、10時15分飛び石伝いに歩きながら岩だらけの広い頂上に着いた。P1010016

   宿で作ってもらったおにぎりを食べ終り蓼科牧場に向けて下山だ。昨年夏に家族三人できた時は七合目にレンタカーを停めこのコースを往復してる。 歩きづらい将軍平への道を慎重に下ればあとは難無く七合目に着いた。トイレと水の体への補給をして12時30分に出発した。takeは昨日に引き続きゴンドラを警戒しており親泉水自然公園のゴンドラ乗り場横を駆け抜けた。P1010020

    スキー場の草原をかけ下って蓼科牧場に着いたのは13時だった。takeの好きな「ふれあい牧場」に行ったり、ソフトクリームを食べたりしながら佐久平行きのバスがでるまでの2時間を過ごした。日向は暑いが、吹き抜ける高原の風は爽やかでのんびりとしたひと時を過ごすことができた。

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