『三國志13』感想しょの4

『絆システム』について。全武将プレイが可能な今作の目玉の一つです。これはお気に入りの武将たちと親交を深めて絆を作ることで、戦闘や内政を優位にすすめることができる……というもの。絆の行き着く先は「義兄弟」で。異性同士の場合は「夫婦」です。しかし特定の武将同士には特殊な絆が生まれます。例えば劉備三兄弟は「桃園の誓い」という絆を持っていて普通の義兄弟・夫婦よりも絆のレベルは高かったりします。

で、絆を深める方法なのですがね。こういうシステムだったら、ドラマチックに遊びたいじゃないですか。自分の仕官先に過去に絆を深めた武将がいて相棒になったり、または敵国にいる大親友を籠絡させたりと。しかしこれがけっこう難しい。というか面倒くさい。絆って無料じゃ深まらないんですよね。普通に訪問して会話するだけじゃ、絆は深まらんのです。

一番お金がかけずに絆を深める方法は、対象が君命で作業しているのを手伝うことです。でもこれは仕官している対象にしかできないし、対象が君命に苦労している時にしか手伝えません。浪人で暇をしていたら、ボーっと待つのもありといえばありですけどね。

一般的な絆を深める方法は対象に贈物をすることです。武将にはそれぞれ嗜好があって武具を好んだり書物を好んだりします。楽なのは酒好きな武将ですね。酒は安いのもありますから……。武具や書物はかなり高いです。君主ならまだしも、一般武将や浪人の身の上ではなかなか贈物はできません。

師事することで絆を深めることもできます。でも日数もかかるし、あまり効率は良くない感じがしますね。

君主プレイを一段落させた私。今度は新武将でやろうと反董卓連合軍シナリオで袁術の息子を作って袁術軍でプレイ開始しました。イベントで孫策が袁術軍に入ってきたので、絆を深めようとお酒を買って訪問しました。そしてお酒を贈物しようとしたら……。

それがしはまだ若年の身　かような物は受け取れません

そう返してきやがった。いや確かにまだ未成年だけどさ。三国時代に現代の常識を持ちだしてくるかね？　張飛とか桃園の誓いを結んだ時はまだ十代だったと聞いているけど、そこはどーなってるんだろう。一人だけノンアルコールか！？　そういうのちょっと冷めるよねぇー。