打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

『真田丸』第六話感想

2016-02-16 00:50:37 | 徒然
次回のための助走……といった回でしたね。

一番「おっ!」となったのは、やはり昌幸の「大博打のはじまりじゃあ!」ですね。いつも大博打をしては大外しをしているようですが、今回の大博打は昌幸の独断ではなく、家族みんなの後押しがあっての大博打なのです。

・松→人質を取られた挙句、死んだ(と思われる)。真田の弱さを痛感させる。
・薫→人質は絶対に嫌だ!と駄々をこねる。
・とり→滝川に人質として沼田へ送られる。「できれば真田の郷で死にたい」と昌幸にこぼす。
・信幸→「儂は疫病神か?」という昌幸に対して否定しなかった。
・信繁→信濃の美点を語り、昌幸に信濃の価値を気づかせる。

これらがあっての独立宣言ではないかと思うのです。よく練られたシナリオだなぁ。

今回は信繁の鼻っ柱ぐしゃ!回でもありました。視聴者もうすうすわかっていたでしょうが、やはり兄よりも才覚があると考えていたようです。信繁の理想は昌幸の弟の信尹です。目立たないけどいい仕事をこなす信尹と自分を重ねていたようですが、やっぱり経験不足ですよね。あの大河ドラマとかその大河ドラマだったら「さすがは信繁じゃ!」と挫折知らずのまま大人になるでしょーがね。

本格的に北条が動き始めましたね。どう考えても一癖も二癖もある氏政ですよ。なんだ、あのウイスパーボイスわ!?(笑)BASARAの影響でどうしても頼りないイメージがありますが、北条氏政は立派な梟雄だと思います。ラストをしくじって評価が低くなるのは、今川義元と同じ感じですね。義元は『風林火山』の影響で最近のフィクションではイケメン扱いされることが多くなってる気がします。

徳川家のパートは愉快ですね。信長の死が事実だとわかったので、びっくりするほど余裕しゃくしゃくの家康に笑っちゃいました。そして「儂の方が殿に好かれてるもんね!」という正信の表情と、苦虫を噛み潰したような顔の忠勝も面白かったです。まあ、家康は信長の仇討よりも、旧武田の領地を分捕る計画を立てているわけですからね。忠勝と信幸は性格的にとても合うというのがわかりますね。

さあ、次回は北条がせめてくるぞ。天正壬午の乱の始まりじゃ!!
コメント
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