打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

『真田丸』第七話感想

2016-02-22 18:55:16 | 徒然
毎週、実家で家族と観ています。

今週を観て「きりの態度が鼻につく人が多いだろうな」と心配していたら、やはりネットではきりに対する不満が炸裂をしていました。その気持ちわからなくもないです。みんなの足を引っ張ってばっかりでしたからね。それでいて反省もないという。

きりを敢えて擁護するならですよ。好きな人は恋敵といい雰囲気になり、せっかく好きな人と同じ場所で暮らせると思いきや、婆さんと一緒に人質に出されるし、好きな人が助けにきたかと思えばすげない態度。ふてくされるのもわからなくはないんですよ。おまけに素直になれない不器用な性格だしね。しかも年齢は十代半ばの設定でしょ。思春期の跳ねっ返りなんて、今も昔もそんなに変わりはないと思いますよ。それを考えたらね……という話。

小諸城に乗り込んだ信繁のコントっぽい展開について。あれ視聴者によってはふざけていると思うかもしれませんが、世の中には必死になればなるほど、ふざけているようにしか見えないタイプもいるのですよ。私もそういうタイプだから、よーくわかる。これでもテンパってるんですよねー!!

婆さんと信繁が木曽義昌の人質になったのは、史実なんですってね。時代考証の人がツイッターで書いていました。私はてっきり信繁の活躍を作るための創作と思っていたのだけど。一見、フィクションのように見えた部分に、ちゃんとした史実の裏打ちがあるのが、このドラマ最大の魅力だと思うのです。

新キャラ木曽義昌は可愛かったですね。登場した時は『北斗の拳』に出てきそうな悪役ぶりだったのに、婆さんの前では子犬のように大人しくなるというギャップ。一瞬にしてキャラが立っているのが面白い。でも木曽さんの数奇な運命はこれから始まるんですよね……。

さて、今週も昌幸の大博打は失敗に終わりましたね。信幸の言っていた通り、ずっと織田への忠義を立てていた方がマシだったわけです。だから信幸のことを「失敗は少ない」と評したんでしょうね。で、上杉に靡くかと思えば北条へ就いた時の手土産のことを考える外道ぶり。ただ来週は昌幸のさらなる鬼畜ぶりに、視聴者はドン引きすることでしょう。昌幸が「北条につく」と言った瞬間、母が「えっ!?」と驚きました。次回、うちの母はもっと驚くんだろうなあ。それを考えると来週が楽しみです。
コメント
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