春キャベツの祭

会社の同僚から久原の「キャベツのうまたれ」を貰う。

これがあると生キャベツが腹いっぱい食べられるのだ。さっそく帰り道にスーパーに寄って、春キャベツを購入する。春キャベツほど生食に適したキャベツはあるまい。まあ、春キャベツを除いた場合、他にどれだけキャベツの種類があるのかという話なのだが。

ざく切りにした春キャベツをこんもりと器に盛り上げ、そこにたれを適量かける。人によるのだが、私はあまり濃い口は好まないタイプ。ほどほど、だけどしっかりと味が付いているレベルなら文句は言わない（←こういうのが一番難しい塩梅なのだ！）。

食べる。美味い！　酸味のあるたれがキャベツに実に合う。こうやって生食をしていると春キャベツがどれだけ柔らかいか実感できる。太い葉脈が走っている部位も、抵抗なく噛み締められる。冬キャベツだとどうしても葉脈が固くて独特の青臭さが口に広がってしまう。春キャベツにはそれがない。

キャベツは様々な調理法があるが、季節限定の春キャベツなら、シンプルに生食するのがベストなのではなかろうか。キャベツは胃にも優しいそうだし。

『真田丸』第十二話感想

みなぎる愛！上杉家の回でしたね。

今回、とても印象に残ったのはやはり上杉家の面々でした。領民の話に耳を傾ける景勝を、それくらいしかできない景勝と描いたのは、なんとなくしっくりきます。謙信もそうでしたが、理想主義に走る傾向が上杉にはあります。だから腹心の直江兼続が冷徹である（または冷徹を装う必要がある）のも頷けます。景勝がカッコつける癖があるのは、剣術の訓練をしていたシーンからでもわかりますね。信繁の前で妙にはりきっていたし。

しかしあれですね、景勝と兼続の関係性はのび太とドラえもんみたいですね。あの潤んだ眼でじっと見つめられたら、なんとかしてあげたくなる気持ちもわかります。最後、兼続が兵を揃えて人質の開放を認めたのは、おそらく景勝が実際に行動を起こしたことが嬉しかったからでしょう。君主の理想を叶えるのが家臣の役目というのは、兼続がよく理解していることです。

そして信繁と景勝が漁民に提案した内容についてです。海を知らない信繁と海を知っている景勝の差が出ていて、とてもしっくりきました。このドラマのこういう部分が好きなんだ、私は。

景勝の「死に様は、生き方を映す鏡」という台詞は、信繁の心に一生刻まれたことでしょう。まあ、それを言ったら「あのお方」の死に様はどうなってしまうのかという話になってしまいますが……。

さて、鉄火起請について。ついこの前のタイムスクープハンターでもやっていましたけど、滅多にやる人はいなかったそうですよ。あれやる位だったらどっちかが折れるでしょ、普通。負けたら死ぬんですよ。やる度に死人が出るなんて領主としても見過ごせないですよね。

次回は第一次上田合戦です。信州上田に徳川の大軍勢が迫る、さてどう生き延びるかな？

カマをほじくる話

今日の昼。久々にちょいと豪華な居酒屋ランチをいただくことに。

注文したのはサーモンのかま焼き定食。「かま」とは魚のえらに近い部分で、脂がたっぷしと乗っていて、非常に美味なのです。肉もムッチムチについているし、これに醤油をかけるともう飯が三杯いけます。

待つことおよそ15分。やってきたよ、熱々じゅうじゅうのかま焼きが。実にいい。今にして思えば写真の一枚で撮影しておけば良かった。大ぶりのかま焼きが３つ。それに大根おろしとレモンがついていました。さっと大根おろしに醤油をかけて、かまに乗せて……身をほじる。このかまをほじる作業、嫌いじゃないです。ごそっと大きな身がとれたら、思わず周囲の人に見せびらかしたくなります。

その身をオン・ザ・ライス。そしてイート。押し寄せるデリシャス。日本人に生まれて良かった！！　かまの白眉は脂身です。焼かれた魚脂はトローッとしていてとってもゴージャス。本当に昼からこんな贅沢なものを食べていいのか、と自問自答をしてしまうレベルです。

ただかま焼きには弱点があって、それは割りと食べづらいということです。小骨大骨いっぱいあるし、齧ってみたら骨ばかりということもしばしば。だからこそ、大きな身を探しあてた時の喜びは特段というわけなのです。

結局、飯のおかわりをしてしまいました。でもね、魚のかま焼きはそれくらいの魔力を持っているのですよ、マジで。

監禁の後に……

2年間、行方不明になっていた女の子が保護されたそうで、良かったですねー。

しかし犯人の男。23歳ということは犯行当時は21歳か。資産家の息子っぽい上に大学も卒業し、春から就職口も決まっていたらしいですが、人を一人監禁しておいて、よくそんなことができたなあ、というのが素直な感想です。

今、自分の部屋を見回してみました。高校卒業してからずっと住んでいる１ＬＤＫのアパートなのですが、到底自分以外の誰かを監禁できるスペースなぞありゃしません。けっこーお坊ちゃんらしいから、広いアパートかマンションでも借りていたのかな。だとしたら親もしまったな、と思ったことでしょう。

そもそも人を監禁し続けるのってすごい難しいと思うんですよ。ばれるリスクが高すぎです。まず騒がれたら困るから防音対策がしっかりとできる部屋を用意しなくてはいけない。病気にでもなられたら大変なのできちんとケアも必要。健康体でも盲腸とか胆石はなりますからね。そうなったら病院に連れていかなくてはいけないし、そしたらバレるでしょ。そもそも保険証は……？

そういった所をまったく考えずに、誘拐監禁しちゃったんだろうな。若気の至りにしちゃ、ちょいとやり過ぎです。それにしても本当に助かって良かったです。こんなケースあんまりないからね。

炭酸水の効用

前にブログで炭酸水にはまったと書きましたが、未だに毎日飲んでいます。大体、500mlで1本は消費しているかな。そのおかげか知りませんが、少し痩せました。理由は簡単でお腹が膨れて間食や過食が減ったからだと思います。無くなったとはいいません。ただ減っただけです。

炭酸水も馴れれば美味しく感じるもので、コーラやサイダーよりもあっさり（そりゃ水だし）しているから飲みやすいし、カフェイン入っていないから寝る前に飲んでも睡眠に支障はでません。コーラも好きだけど、やっぱりどうしてもね、寝付きが悪くなる。

もちろん良いことばかりじゃないです。おならがすごく出ます。トイレに入って便器に座り、プーっとやります。そのプーが長い。浪曲でも唸っているのかってくらい続きます。炭酸ガスが腹に溜まっているのでしょう。まあ、それを差し置いても炭酸水は飲み続けるに値するものだと思いますね。