会社帰りに古本屋に寄る。
特売本コーナーに『あぶさん』があったので初期の巻を購入。水島新司の方針か出版社の方針知らないが、『ドカベン』シリーズも『あぶさん』も電子書籍にはない。プンプン!
『あぶさん』の一桁巻すべて手に入る。実に嬉しい。あぶさんこと景浦安武は南海ホークス・・・・・・つまり現在の福岡ソフトバンクホークスの選手である。あぶさん入団当時(1972)のホークスは福岡ではなく大阪を拠点としている。だからだろうか、選手がみんな関西弁だ。中には関東や九州からも来ているであろうに。
この『あぶさん』の興味深いのは、リアルタイムで時間が流れているということだ。当時の南海ホークスの監督は野村克也で王貞治もまだ現役でバットを振っている。現在のレジェンドが現役の頃に描かれているので、当時の野球界の空気や匂いが紙を通して実に生々しく伝わってくるのだ。ただ残念ながらパ・リーグがメインなのでセ・リーグの選手はそこまで出番がない。
現在7巻まで読んでいる。野村克也が40歳の誕生日を迎える話が入っているので舞台は1975年の6月下旬と推測される。まだ江川卓の空白の一日事件も起きていないし、落合博満もプロになっていないのだ。清原・桑田もまだ小学生だしイチローなんてまだ幼稚園にも通っていない年頃だ。私が生まれる前からプロ野球選手として活躍していた人たちがまだプロにもなっていない時代の話。まるで時代小説でも読んでいるかのような気分になる。
私は漫画好きなので読むのも早いほうなのだが『あぶさん』を読む時は知らない選手が出てきたらウィキペディアで確認をして、どんな選手なのか理解してから続きを読み始めるので、実に進みが遅い。それが楽しくて今夜は眠れそうもない。
ところで昔の野球ファンはガラが悪かったのだろうか?
水島新司の漫画に登場する野球ファンは非常に辛辣なヤジを飛ばすものだと思っていたが、あれは昔の野球ファンのまんま描いているのかもしれない。
追伸:意外と下ネタが多い!!!
特売本コーナーに『あぶさん』があったので初期の巻を購入。水島新司の方針か出版社の方針知らないが、『ドカベン』シリーズも『あぶさん』も電子書籍にはない。プンプン!
『あぶさん』の一桁巻すべて手に入る。実に嬉しい。あぶさんこと景浦安武は南海ホークス・・・・・・つまり現在の福岡ソフトバンクホークスの選手である。あぶさん入団当時(1972)のホークスは福岡ではなく大阪を拠点としている。だからだろうか、選手がみんな関西弁だ。中には関東や九州からも来ているであろうに。
この『あぶさん』の興味深いのは、リアルタイムで時間が流れているということだ。当時の南海ホークスの監督は野村克也で王貞治もまだ現役でバットを振っている。現在のレジェンドが現役の頃に描かれているので、当時の野球界の空気や匂いが紙を通して実に生々しく伝わってくるのだ。ただ残念ながらパ・リーグがメインなのでセ・リーグの選手はそこまで出番がない。
現在7巻まで読んでいる。野村克也が40歳の誕生日を迎える話が入っているので舞台は1975年の6月下旬と推測される。まだ江川卓の空白の一日事件も起きていないし、落合博満もプロになっていないのだ。清原・桑田もまだ小学生だしイチローなんてまだ幼稚園にも通っていない年頃だ。私が生まれる前からプロ野球選手として活躍していた人たちがまだプロにもなっていない時代の話。まるで時代小説でも読んでいるかのような気分になる。
私は漫画好きなので読むのも早いほうなのだが『あぶさん』を読む時は知らない選手が出てきたらウィキペディアで確認をして、どんな選手なのか理解してから続きを読み始めるので、実に進みが遅い。それが楽しくて今夜は眠れそうもない。
ところで昔の野球ファンはガラが悪かったのだろうか?
水島新司の漫画に登場する野球ファンは非常に辛辣なヤジを飛ばすものだと思っていたが、あれは昔の野球ファンのまんま描いているのかもしれない。
追伸:意外と下ネタが多い!!!
あの年代は普通に下ネタとかも出てましたねぇ。
世界の王さんもサラッと下ネタ言う人でしたから。
池の鯉が口をパクパクさせてるのを見て、「おっ、フェ○チオか?」なんて言っちゃうくらいに。
野球界ではストイックな求道者的存在の王さんにもそんな一面があったとは驚きました。
表に出ていないだけかもしれませんが、野球界もファンも少しは品位というかお上品になっているんだな、と安心する鷹ファンなのであります。