週末、図書館で借りていた時代小説を読む。好きな偉人を主人公にしたものだから楽しみにしていたのだが……。
おそろしく読みづらかった。これ本当にプロが書いたのかね?
もう何が読みづらいって、人物の視点が段落ごとに変わるんですよ。最初の三行は主人公視点と思いきや、次の数行はヒロインの視点に移る。おまけにその場面の登場人物が五人いるから、地の文に出てくる「彼」が誰か理解するのに随分と時間がかかるのです。
こんな本、よく出版させてもらえたな!と憤りながら作者を検索する。この一冊だけしか出していない。そりゃそーだろ。おまけに自費出版を生業とする出版社から出ている。これひょっとしたら本当に素人が自費出版したものでは?
私自身も時代小説をちょぼちょぼ書いたりしているからわかるけど、ちょっとこれ詰め込みすぎな気がするんですよね。時代小説を書くと、自分が調べて知った知識はすべて記したくなるんです。その結果、文章がうるさくなっちゃう。だから私もなるべく作者が心砕いている所を理解しようと必死に読んだのですが、どうにも目が滑って……。ストーリー自体は悪くないんですけどね。
ちょいと登場人物が多すぎなんじゃないかな。主人公を含めて七人が登場する場面があって、主人公以外が初登場だから、とにかく人物描写と台詞が雪崩のように襲ってくる。しかも台詞で誰が誰か区別するのが至難。考えてみたらライトノベルのキャラにすっとんきょうな語尾が付くのって誰が喋っているのかを読者に優しく伝えるテクニックなんですよね。さらに前述したように視点の変化が著しいので本当に読みづらかった!
まあ、チキンですから本の題名は口が裂けたって言いませんけど!!!!
おそろしく読みづらかった。これ本当にプロが書いたのかね?
もう何が読みづらいって、人物の視点が段落ごとに変わるんですよ。最初の三行は主人公視点と思いきや、次の数行はヒロインの視点に移る。おまけにその場面の登場人物が五人いるから、地の文に出てくる「彼」が誰か理解するのに随分と時間がかかるのです。
こんな本、よく出版させてもらえたな!と憤りながら作者を検索する。この一冊だけしか出していない。そりゃそーだろ。おまけに自費出版を生業とする出版社から出ている。これひょっとしたら本当に素人が自費出版したものでは?
私自身も時代小説をちょぼちょぼ書いたりしているからわかるけど、ちょっとこれ詰め込みすぎな気がするんですよね。時代小説を書くと、自分が調べて知った知識はすべて記したくなるんです。その結果、文章がうるさくなっちゃう。だから私もなるべく作者が心砕いている所を理解しようと必死に読んだのですが、どうにも目が滑って……。ストーリー自体は悪くないんですけどね。
ちょいと登場人物が多すぎなんじゃないかな。主人公を含めて七人が登場する場面があって、主人公以外が初登場だから、とにかく人物描写と台詞が雪崩のように襲ってくる。しかも台詞で誰が誰か区別するのが至難。考えてみたらライトノベルのキャラにすっとんきょうな語尾が付くのって誰が喋っているのかを読者に優しく伝えるテクニックなんですよね。さらに前述したように視点の変化が著しいので本当に読みづらかった!
まあ、チキンですから本の題名は口が裂けたって言いませんけど!!!!