『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』感想

来週から映画が放送される番宣も兼ねているのか、ルパン三世のTVスペシャルが昨日放送されました。TVスペシャルは当たり外れが大きいのですが、まあルパン三世だからいいかと思えてしまうのが不思議です。設定がフワフワしているというか、原作を読むとルパン三世がアルセーヌ・ルパンの孫という設定すら危ういからです。

さてプリズン・オブ・ザ・パストについてです。ルパン三世のTVスペシャルはシリアスシーンとコメディシーンの組み合わせです。今回のルパンはシリアスが１割、コメディが９割でした。珍しく死人が出ていないのです。モブがどうなったかまではわかりませんが、これは絶対に死んだだろうというキャラが生きていたりと、今作はなるべく暗いムードを出さないことを心がけていた感じがします。

あと珍しいことに不二子ちゃんがルパン一味と合流してから裏切っていません。大体何か企みを持ってルパンに近づくのですが、今回はルパンたちとは他に泥棒たちを手駒にしていましたが、ルパンや銭形のピンチをコスプレして助けていました。

今作の特徴といえば、TVシリーズパート５から登場したヤタこと八咫烏五郎刑事が登場しています。なので今作はパート５より後の時代設定なのでしょう。若き熱血刑事で銭形警部との関係も上々のようです。ヤタと通称がつくのがモンキー・パンチ版のキャラクターっぽくてグッドです。

物語が常に動いていたので、観ていて飽きるということはありませんでした。そう考えたら今作は当たりだったのではないかと思います。

ジョーガンネ 引取 面倒くさし

業者に頼んでいた年賀状が出来たそうなので、本日会社帰りに受け取りに行くことに。帰宅ルートにない店なのでわざわざ遠回りしないといけないので実に面倒くさいのだが、親の知人がやっている印刷店なので利用しないわけにはいかないのだ。これも渡世の義理。

我が家の年賀状は、家族４人分を全て私がプリンターで宛名書きをしている。最近は郵便局のサービスやアプリを使えばあっという間に宛名も印刷できるらしいのだが、我が家はそういった最新技術を訝しむ癖がある。１０年前までは全て手書きだった我が家に最新技術はまだ早いということだろう。

家族それぞれ個人的な繋がりや、親戚に送る分で今年送る年賀状は１５０枚を超える。昨今、メールで年賀の挨拶をすませる人も多い中で古風なことだと我ながら考える。郵便局も年賀状の大量購入したことで気を良くしたか、日用品のおまけをかなり付けてくれた。

これから年末にかけて年賀状リストの修正もしなければいけない。新たに送る人、送る必要がなくなった人。ひとつひとつにドラマがある。

ドラマ化だチョー

週刊少年チャンピオンで連載されている『浦安鉄筋家族』（現在はタイトルをリニューアルしてます）が実写ドラマ化が決定した件について。

ええー。あれを実写ドラマにするの？　あれを実写化するならパロディに使われた本物の有名人を連れてこないとウケないんじゃないかな。アントニオ猪木やジャッキーチェンをとか引っ張ってこれます？

現実的なことを考えるなら小鉄たちは小学生から高校生に設定をかえて、大沢木一家の家族愛がどーのこーのとギャグよりもハートウォームな感じで展開されるんだろうなあ。で、春巻のようなおもしろキャラの出番はちょっとだけとかね。配役も春巻にはワッキーやアンガールズ田中あたりをぶつけてくるのが目に見えています。

好きな作品の実写化は見ないか、期待しないことです。原作をちゃんとリスペクトしてればラッキーくらいの気持ちで。

奔放なる時代

なるべく本は捨てない主義なのですが、さすがに押入れが満杯なので少し整理することに。実を言えば昨夜、押入れの襖が急に音を立てて動いたので、おそるおそる中を覗いてみると、積んでいた本が崩れていたのです。

早起きをしたので捨てる本と捨てない本を分別中、古いアニメのアンソロジーコミックを発見しました。おそらくエロ同人誌を集めたものなのでしょうが、そういった二次創作を市販する出版社の商魂に感服します。これは処分すていいか、ということになり捨てる前にもう一度読んでみたのです。

すると驚いたことに、巻末にその同人誌を出しているサークルの紹介と連絡先が記名されているのですが、どう見てもこれは住居です。そしてサークル代表者の本名（おそらく）もばっちり。こうなってみるとこの人たちが現在何をしているのか気になってしまうのが僕の悪い癖。

小一時間かけて調べてみたのですが、漫画家としてそれなりに売れている人。すでに同人も引退しているのか消息が掴めなかった人。ＳＮＳはやっているけどすでにエロから足を洗ってなんかすごいホンワカ系のイラストを描いている人など様々です。最後の人はエロをやっていたことに触れて欲しくはないんだろうな、と思いこっそりとブラウザを閉じました。

それにしても住所や名前といったトップシークレットが普通に載せられていたとは、おそるべし平成一桁。

エスパーたけるん

iPhone11を購入して早幾日。最初は使いこなせるかなと不安でしたがそこはApple、私のような機械音痴にも直感的に操れるように作っております。

以前使っていたiPhone6sとの一番大きな違いはホームボタンがないことですね。機体の下部についているボタンで、そこを押すことでスリープ状態のiPhoneは起動します。指紋認証システムがあるので、登録者が登録している指で押すだけでロックが外れるから、わざわざ起動前にパスワード入力する必要がないのは楽でした。

ではそのホームボタンがないiPhone11はどうやってパスワード以外でロックを外せるのかというと、なんだかＳＦって感じですよね。顔認証システムです。画面に登録者が顔を向けるだけでロックが外れるようになっています。iPhoneを奪われてこちらに画面を向けられたらあっさりとロックが外されそうで怖くもあるのですが、とりあえず登録をしてみました。

やはり科学の限界か、100％絶対に認証されるわけではないようです。寝転がったり態勢が良くないと認証しない時もあります。そういう時はきちんとiPhoneと向き直って、目を見開くとロックは外れます。そういう表情で登録をしてしまったのかな……。ロックが外れたかどうかは画面に表示される錠前が開くことでわかります。クワっと目を見開くと錠前が開く様は、まるで自分がサイコキネシスでも使ったかのような気持ちになれるので楽しいです。