今週のニチアサアニメ

日曜日の早朝に放送しているから、意外と観ている人が多いアニメが「大暴れ力士！松太郎」。先日の飲み会で大半の人たちが観ていたのには笑う。

脚本家がすごいのか、監督がすごいのかわからないけど、話の内容は恐ろしくないけど、ハッとさせる台詞が端々に出てくる所がすごいです。今週出てきた「偏見は田舎者の財産だぁ！」という台詞は何かしら深い意味があるような、さっぱりないような。同じく出てきた「相撲は稽古を裏切らない」はおそらく意味はないでしょうがね。

9月で終わってしまうみたいで残念です。でもこんなハイセンスなアニメは花火のようにパッと終わってしまう方が「らしい」気がします。ちばてつや原作だけど、ちばてつやじゃこの無茶苦茶なストーリーと台詞回しは出来ないだろうなという印象。

今週の「ハピネスチャージプリキュア」は性転換する悪役登場ですよ。それにしてもアレです。その悪役ファントムは女性化したら言葉遣いまで女になってしまって……大ダメージを受けて性転換が解けた際に慌てていましたが、これは例えていうならＰＢＣサイトで異性キャラをノリノリで演じていた際に、ふと反射するもの（電源を落としたテレビ画面やスマホ画面）に写った自分の素顔を見てしまった時のような……。

嗚呼、それにしても松太郎が終わってしまったらプリキュアしか観るものがなくなってしまう。戦隊やライダーは小さい頃から観る習慣があまりなかったからなあ。でも次作のライダーは三条陸脚本らしいからね。観たいかも。「仮面ライダーＷ」はオススメだと友人が教えてくれたけど、それも観てみようかな。

二日酔い

昨夜は久しぶりに高校時代の友人たちと痛飲して、現在珍しくも二日酔いですぅ……（轟沈）

「信長のシェフ」感想

もう来週で終わっちゃうんですね、「信長のシェフ」。まあ、正直こんなに早く二期が始まるなんて思わなかったもんね。ドラマが終わる時点で原作ギリギリまで使い込んでいますよ。それにこの時間帯のテレ朝ドラマって大体、8話前後で終わっているし。

しかし信長のケンに対する信頼というか、無茶ぶりは凄まじいものがありますよね。「ケン、料理で室町幕府を潰してこい」とかありえないでしょ。だけどそれをやってしまうのがケンですわ。というかケンは現代では何をしていたんだろう。本当にただの料理人だったのかしらん？

鳥の皮が嫌いな山本山城主・阿閉貞行を降伏させるためにケンは北京ダックを作ります。嫌いと思っていたものも食べてみれば美味しい。つまり悪評名高い信長も添うてみたらいいものかもしれませんよ、と料理で語っているのです。この下り、ドラマでは食材に鴨を使うことは料理が出されるまで隠されていましたが、原作では秀吉に「鳥類以外のものにしろ」と言われた時にケンは大きめのコマで

「分かりました。鴨にします！」

そう言い放っているのです。コミックスでこれを読んだ時、私は思わず「？」となって読み返してしまいました。あれ、鳥類以外のものにしろ、分かりました……鴨にしますぅ？　話がつながっておらんぞ！？

まあ、そうして出された北京ダックですが私は何度か食べたことがあります。たしかに薄い小麦粉の皮にネギと味噌を乗せて一緒に食べる北京ダックは最初の一口はサクっとしているのですが、そこから滲み出る鳥の脂でやっぱり二口目以降は鳥の皮の悪い部分が出ちゃうんですよね。

さあ、来週は最終回。オリジナル展開で終わりそうです。本能寺はまだ十年近く先の話ですし。これドラマ三期がなかったらどうなるのか。個人的にはゴールデンタイムじゃなく深夜ドラマにピッタリの内容だと思うので、またそっちに戻って欲しいな。原作のストックをそれまでに貯めないとね。

どんじりの一つ前

朝のワイドショーを観ながら出社の準備をしていた時のこと。

別に気にもしていないのだが「星座占い」のコーナーが始まる。その日もっともラッキーな星座とアンラッキーな星座が勝手に決められるのだ。気にしてないと言ってみたものの、やはり自分の星座がラッキーな方に位置されていれば嬉しい。逆にアンラッキーだとちょっとゲンナリする。あまり精神衛生上、いいもんじゃないね。

さて、今日の一番アンラッキーな星座はみずがめ座でした。おやおや気の毒にと思っていたらＨＥＬＰの文字が。そして教えられるラッキーアイテム。つまりそのラッキーアイテムを身につけるなりしておけば、アンラッキーが回避されるということだ。ふーんふんふん。つまりそういう風に救済措置が取られるということは、一番アンラッキーなのは救済措置のない、みずがめ座の一つ前の星座ということになるね。

あー。これね、星座占いだけじゃなく様々な状況であるよね。一番ヒエラルキーが低い存在はそれなりに救済をされるけど、その一つ上の存在はどんじりじゃないからという理由で特に何もされず、実質的に一番扱いが悪くなるって。ゴルフだったらブービー賞なんてのが貰えるけど、ゴルフだけだし。

目立たない程度が一番可哀想ってことだね。

夏・下旬

掃除をしようと、早朝にベランダに出てみる。

セミがコロリと腹を見せて死んでいた。なるほど、もう夏も終わりに近づいているんだな。今年は冷夏だなんて言われていたけど、なんのなんの。かなり暑かったぞ。真夜中でも平気で30度を越えていたからな。冷夏というのはここ数年に比べてはまあまあ涼しい方ですよ……くらいの意味で取っておいた方がよろしい。

それでも暦の上では秋の声が聞こえてくる季節なんだよなあ。

とにかく今年の夏は雨が降った。東日本の方はそれほどでもないだろうが、西日本はすごかった。広島ではあんなことになってしまい、改めて自然の脅威に恐れをなしてしまう。

なんだかんだで秋を感じられるのは10月に入ってからだろう。今はそれほど夏は長いのだ。何しろトチ狂ったセミが午前3時に鳴く夜もある。夏が長っ尻なら付き合ってやるしかない。真夜中にベランダに出て、うちわで涼を楽しんでみる。不思議なことに今年は蚊をあまり見ないので、蚊に食われる心配も少ない。

しかし10分ほどであっさりと室内へ。やはりうちわよりもエアコンの方が涼しいのだ。風情は無くなるけどね。