蘊蓄cafe

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ナンを作ってみたい

2012年01月08日 | 

ナンを焼いてみようとレシピを検索している。
こねるのは、パン焼き機にまかせてしまえばけっこう簡単にできそうな感じがする。 イーストを加えるのが本筋のようだが、時間を短縮して重曹を使っているのもある。 ナンでなくてチャパティパラタ、ロティというのももっと簡単そう。

蘊蓄っぽく書いてみると、(^^;
・「イースト(酵母)」は、糖分を分解して炭酸ガスを生成して生地を膨らませる。発酵にはそれなりの時間と温度が必要。
・「重曹」は、炭酸水素ナトリウムという化学物質で、単純に言うと、加熱するとそれ自身が分解して、炭酸ガスと水を生成する。イーストとの違いは、炭酸ガスを生成するのが過熱時ということ。だから、重曹では、生地を寝かしても変わらず膨らまないし、焼いた時にもイーストほどふっくらとは膨らまない。
・もう一つ、「ベーキングパウダー(膨らし粉)」というのがあるが、膨らませ役はやっぱり重曹だ。実はベーキングパウダーには25%ほどの「重曹」が含まれている。他に、焼きミョウバン、第一リン酸カルシウム等や、33%のコーンスターチがなどが含まれていて、焼きミョウバンなどが水に溶けると酸性を示し重曹の分解を促すので、生地を寝かせるとある程度の炭酸ガスを生成する。コーンスターチは、保存中に重曹と焼きミョウバンなどが反応しないように隔てる役割だけになる。


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