蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

カスピ海?ヨーグルト

2006年12月24日 | 

 近所のスーパーではカスピ海ヨーグルトをほとんど見かけたことがない。名前が知られているわりに販売網・地域が限られているため、ヨーグルト種菌の通信販売を利用して又は知り合いから種菌を入手して自分で作っている人がかなりいるようだ。

 で、ある日のこと、いつものスーパーでついに見つけた。どれっと手に取ってみたが何か違う。パッケージにどでかく「カスピ海」と書かれているが「カスピ海ヨーグルト」とは書かれていない。説明にも「カスピ海ヨーグルト独特のまろやかな「とろみ」に、いち早く着目しました。」とあるが、これがカスピ海ヨーグルトだとはどこにも書かれていないのである。何となく仁義なき戦いという雰囲気もする。種菌も御本家が「クレモリス菌とアセトバクター菌」だがこちらは「クレモリス菌とサーモフィルス菌」だという記事を見かけた。主菌は同じである。

 この他、カスピ海ヨーグルトブームに便乗したと思われるものには、「天使のヨーグルト」「華舞コラーゲンカスピ海ヨーグルトの素」「ケフィアヨーグルト」などが見られる。天使のヨーグルトはクレモリス菌のみを使用したもの、ケフィアヨーグルトはカスピ海ヨーグルトとは異なる構成と説明されている。

 要はどれが好みかということではある。食べ比べてみてはと・・・。



「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」

2006年12月24日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 製作年の古いものや、アニメ版などいくつかのバージョンがあるので注意が必要だ。今見 るのであればやはり新しい2005年のアンドリュー・アダムソン監督の作品がいいのではないだろうか。イギリスの児童文学「ナルニア国物語」を映画化した ファンタジーもので、原作をわずか140分に圧縮しているため、かなり内容が薄くなってしまっているのが残念である。4人の子供がそれほど活躍もしないの に王になるなど全体のストーリーもアレ?という感じではある。
 見所は何と言っても末っ子ルーシーを演じたジョージー・ヘンリーの演技である。当時10才にもかかわらず、表情などがすばらしいのである。ぜひご覧いただきたい。
 ところで「ナルニア国物語」は聖書を下地にしており、ライオンのアスランはイエス・キリストを示唆しているという。そのようなことも知っているとより興味がわくかもしれない。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:アンドリュー・アダムソン
出演者:ティルダ・スウィントン,ジョージー・ヘンリー,スキャンダー・ケインズ,ウィリアム・モーズリー
Story:
C.S.ルイスによるイギリス児童文学を壮大なスケールで映画化したファンタジーの第1弾。第二次大戦下、田舎に疎開した4人兄妹が、冷酷な白い魔女が支配する、冬に閉ざされたナルニア国を取り戻すため冒険を繰り広げる。(ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女)