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蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

エスメラルダ

2015年03月02日 | 

エスメラルダ スペシャル(ゲイシャ)。地図でES-W-7 マリオ パスクアで取れた豆だ。
贅沢だけれどコンタミしないよう、今週はこれ。
粉に挽くと、今までにない香りが! スパイスではないかという不思議な香りがする。何なんだ!という感じ。
まずはフレンチプレスで薄目に。100gしかないのでいろいろとやっていられない。
何と上品な・・・味のバランスチャートで苦みがボコッと落ち込んでいる。酸味がでてくるがとても優しい。
こういうコーヒーが好きな人がいるはず・・・けっこう好き。

おまけに小さい袋で挽いた豆10gが入っていたが、何とそれも豆と同じエスメラルダ スペシャル(ゲイシャ)だった。

丸山珈琲のママ・カタ・ゲイシャとは全然違う。


コーヒー豆 ゲイシャ

2015年03月01日 | 

コーヒー豆にゲイシャ種というのがある。
2004年にベストオブパナマというオークションでラ・エスメラルダ農園の豆が高値をつけて注目されるようになった。独特のフルーティな香りが注目されたようだが、苦みとこくに欠けるので、美味しいと感じるかどうかは個人の好みになる。沢山のコーヒー豆の種類があるが、ゲイシャ種だけは他と異なる個性が際立っているようだ。

田口氏の「スペシャルティ大全」によると、ゲイシャ種は、1931年にエチオピアで発見され、1953年にコスタリカに渡った。それを、パナマのドン・パチ農園が1963年にコスタリカの研究所から持ち込んだという。ただ、エスメラルダ農園のゲイシャ種は、これと豆の形も異なり、持ち込まれた素性が分からないらしい。

パナマには、「エスメラルダ」、「ドン・パチ」、「ママカタ」という、パナマ3大ゲイシャ農園と呼ばれる農園があって、パナマのチリキ県ボケテ地区にある。日本でも「エスメラルダ」はオークションでいくつかの会社が輸入しているし、「ドン・パチ」はカフェ・バッハが、「ママカタ」は丸山珈琲が、輸入してお店で淹れたり豆として販売している。

それぞれ一度は飲んでみたいところだ、
「ママカタ農園」のゲイシャは、先日、丸山珈琲の店頭で見つけ買ってみた。クリーンで雑味のないフレンチプレスで美味しく飲めるさわやかな豆だったと思う。
「ドン・パチ農園」は次回カフェ・バッハに行った時に飲んでみたい。
で、「エスメラルダ農園」のゲイシャだが、何社かの焙煎業者が販売しており、価格も異なる。「エスメラルダ農園」のゲイシャと看板にあっても、豆にいくつかのグレード(標高で1850m、1500m以上などの別がある)がある。オークションで注目されたのは、チリキ県ボケテ地区ハラミージョ・マリオ地区の豆らしい(地図で東:つまり右のエリア←地図見てね)。でこの地区にも、サンホセ、カーナバル、パスクアという収穫月の別があるという(順に、3月、2月、4月)。豆の処理もナチュラルやウォッシュトの別がある。
そこで面白いのが、エスメラルダ農園のホームページ。ここに、過去のオークションでの集札者、落札価格、量、豆のグレードなどが一覧表に掲載されている(現時点では2013年まで)。日本の業者の販売ページでは、単に「エスメラルダ農園のゲイシャ」とだけ書いて売っているところが多いけれど、ここを見ると豆のグレードや収穫地域が一般の人にも分かる。




焙煎

2015年02月28日 | 

コーヒー豆の焙煎のお店で、お客さんに焙煎の度合いを指定させるところがある。
それもハイとシティの一段階の差というのではなく、どのレベルでもOKとか。
それって焙煎屋として失格なのではないかなと。どの豆にも適切な焙煎のレベルがあるはずで、お客さんの注文だからといって、豆の特徴が破綻した商品を出すというのは変で、そのお店から提供されている全てのものが信用できなくなる。


100g

2015年02月28日 | 

コーヒーの豆100gだとなくなるのが速い。美味しい豆だとなおさらだ。

先日、丸山珈琲で買った「コスタリカ コスタリカ ラ メサ」と「パナマ・ママ・カタ・ゲイシャ・ハニー」は美味しくてすぐになくなってしまった。雑味がない豆で、両方ともフレンチプレスで淹れていた。
で、一緒に買った「ニカラグア ラ ドウエニャ」もそろそろなくなりそう。こちらは、フレンチプレスよりドリップで淹れた方がいいかな。2014ニカラグア カップ オブ エクセレンス優勝ロットだけれど、前者に比べると雑味が多い。

先日のNHK総合「知るしん ~本物の味を伝えたい~で出ていた珈琲屋 めいぷるを見ると、「コスタリカ コスタリカ ラ メサ」と「ニカラグア ラ ドウエニャ」が売られていた。一緒に落札しているのだな。通販や西麻布まで行かなくてもいいのは助かる。ただ、100g 2600円は、たびたびは買えないけれど。


カッピング

2015年02月26日 | 

コーヒーのカッピングを試しにやってみた。

カッピングスプーンをキッチン用品のお店に頼んでいたところ、取り寄せで、発注したが品切れで入荷の予定もないという。
で、やっぱりコーヒー専門店に注文しなおし、今日到着。

豆は、多めにあるホンジュラスのエル・ナランホ農園。8.25gをカッピンググラスに入れる。で、お湯は95度。
香りが変化していくのは鼻で分かるが、口に吸い込んだ感じがよく分からない。けっこう慣れが必要かも。


計量スプーン

2015年02月26日 | 
コーヒーを淹れる時の計量スプーンだが、いつもの一杯の量が7gだった。少し薄めに淹れていたつもりだが、もう少し多い方がいいか。計量スプーンは、粉にした時の一杯分なのだな。豆の大きさでもスプーンに入る量が違ってくるので計りを使うことに。

あーインド料理屋さんが

2015年02月23日 | 

雨宿りにしばらく行ってなかったインド料理屋さんにと・・・でも、
しばらく行ってなかったインド料理屋さんはつぶれていた。(^^;
綾瀬には駅の周りに三軒もあった。つぶれたお店は、キングフィッシャービールを置いていないのと、どのカレーにもクリームが入っていて重いので、敬遠していたのだけれど。


「コーヒーに憑かれた男たち」(中公文庫、Kindle版)

2015年02月20日 | 

[感想:★★★☆-:ぜひ勧めたい!]
「コーヒーに憑かれた男たち」(中公文庫、Kindle版)
 自家焙煎珈琲の御三家と呼ばれる人がいるという。銀座「カフェ・ドランブル」の関口氏、南千住「カフェ・バッハ」の田口氏、吉祥寺「もか」の標(しめぎ)氏だ。それぞれ目標とするところも方法も異なるが、美味しいコーヒーに半生をかけた男たちである。とにかく一途で、思い入れが半端ではない。
 Kindle版(^^)がある!


「珈琲完全バイブル」

2015年02月17日 | 

[感想:★★★--:見所あり!]
「珈琲完全バイブル」
 本屋さんで立ち読みしていて、思わず買おうかと・・・。
 いろいろな方法でのコーヒーの淹れ方を沢山のカラー写真で説明しているのが分かりやすい。
 フレンチプレスも、カップに注ぐ前に、上面の灰汁(泡)をすくって除くとクリアな味になり、それも好みによってよいと書かれている。
 あと、ゴールドメッシュフィルターでの淹れ方、メリタの淹れ方、カリタの淹れ方・・・・
 カッピングについても10ページもさいて解説しており(インターネットで検索しまくると得られる情報ではあるが)、一通りのことがちゃんと説明されている。カッピングチャートに記入したものを掲載しているのも面白い。
 著者はと見ると、丸山健太郎!あれ、この前行った丸山珈琲の代表だ。
 初めて、関連書籍を1冊買うとしたら、これがお勧め。まずは、本屋さんで手にとってほしい。


ハリオ カフェプレス

2015年02月14日 | 

[感想:★★★☆-:ぜひ勧めたい!]
「ハリオ カフェプレス・スリムS ブラック CPSS-2TB」
 喫茶店で飲んでみて、自分でも淹れてみようとフレンチプレスに挑戦。
 豆は、計量カップ1杯が7gあったので、2杯の豆を挽く。1/4ほどお湯を入れて30秒。さらにお湯を足して3分30秒の計4分待つ。抽出には濃度勾配があればいいばずなので、微粉が舞い上がらないように、お湯はかきまぜずに静かに入れた方がよさそう。ゆっくりプランジャーを下げカップに注ぐ。このプレスは、ゴムパッキンが付いていて粉が抜けにくくなっている。モデルチェンジで安くなっている。初めてにしてはうまくいったみたい。粉っぽさもほとんど感じない。


チキンスプ

2015年01月24日 | 

新規開拓した近所のインド・ネパール料理屋さんのメニュー。自分たちで書いたのだな。
「チキンスプ」と書いてあるのはチキンスープだな。
「グリンカレ」の右側に後で「ー」が書かれている。それも横棒になっている(^^)
「ミンクスグリル」はミックスグリル。
「クルフイ」は何だろう。
「カシユナッツフライ」も書いて段々スペースが少なくなって字が小さくなっている。
書き順や筆の方向も違っていたりするかも。
それでも、丁寧な感じがするし、なかなか味がある。


てくてく向島6(麩澤)

2015年01月24日 | 

麩澤は、めずらしい麩(ふ)の専門店。
麩といえば、お汁に入れたりするのが思い浮かぶが、小麦から分離したグルテンで作られる。
ここで珍しいのが「麩まんじゅう」。グルテンを煮て乾燥させるのではなくて、生麩に餡を包んで饅頭にしたもので、ツルリとした食感が面白い。1つ1つ笹の葉に包まれていて香りがよく、餡も甘さ控えめで食べやすい。