ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

モスクワ

2011-02-10 04:46:02 | 東欧旅行
今は黒海の真珠とも称されるウクライナの街、オデッサにいます。

ウクライナに相当時間をかけましたが、それでも足りないくらいです。

ネットワーク的な意味で世界は狭いなって思うことちょこちょこあるし、こんな簡単に海外をまわれて物理的にも狭くなったと言えるでしょう。

それでも十二分に満喫するには世界は広過ぎるし人生は短過ぎるなとも思います。

明日は事実上独立国家のトランスドニエストルを抜けてモルドバへ、それから駆け足で南下していくつもりです。



さて、旅日記はシベリア鉄道の旅を終えてモスクワに着いたところからです。

リチャードに別れを告げてから地下鉄で宿へと向かいます。

ロシアの地下鉄の駅は内装が豪華なのでビビりました。

しかも安い。


ちなみにhostelworld.comってサイトをチャイナで知ってからこればっか利用して旅を続けています。

十人部屋とか普通にあるホステルですが、価格はだいたい1500円程度で済んでしまいますので貧乏人にはぴったし。

宿でいろんな国の人と知り合って夜にバーやらクラブに出かけるのも旅の楽しみの一つです。


宿に着いてから一週間ぶりのシャワーを浴びて、久々に揺れないベッドでぐっすり寝ました。

翌日から観光へ。

まずはモスクワ中心部の有名どころをまわります。

まずは聖ワシリー大聖堂


「うおっ、これか」とゆういつも通りの感動です。

そして赤の広場


ついこないだまでロシアのクリスマスだったとゆうこともあり、ツリーなんかがあります。

左手にはレーニン廟も見えます、入りませんでしたが。

ちなみに赤の広場の赤は共産主義とは関係なく、元々美しいとゆう意味だったロシア語なんだそうです。

それからクレムリンの外をまわって、腹がすいたのでマックへ。

マックってのは日本のテリヤキみたいにローカルメニューがあるのでおもしろい。


バンズが黒パンですね、あとパティもクォーターパウンダーに使うような大きいヤツです。

クレムリンはとりあえず武器庫だけ見学。

武器庫ってまぁ今は博物館なんですが、展示はなかなか凄いです。

貴族趣味な金ぴかな品々や宝石やら、衣服やら武器やら。必見です。


クレムリンを一周してからはモスクワ川に沿って歩きます。

クレムリンを臨む



ピョートル大帝像に向かって歩いたんですが、ここら辺はクラブ街。

別に何かされたりはなかったんですが、安っちい女がたむろしてるとちょっとピリピリしますよね。

しかも使用済みコンドームが捨てられて凍り付いてたり、尋常じゃなさそうではあります。


ピョートル大帝とキレイな聖堂の写真をゲット。





そこからぐるっと回ってクレムリンへ戻り、地下鉄で宿へ戻ることに。

途中でソ連時代からの偉容を誇る外務省を見かけました。



観光客用のお店が連なる歩行者天国のアルバート通りも歩きました。

ここは客引きもなかなかおもしろい。

二人で「what's up nigger!」「he is not nigger!」みたいな漫才みたいなことしたり。

大きな牛さんの模型が置いてあったカフェで軽く食いました。

お気に入りのロシアメシ、ブリヌィです。


まぁ簡単に言えばクレープです。上のはラズベリーソース入り。

そんな感じで観光を終えて宿に戻りました。モスクワの二日目。



そしてモスクワ三日目。

宿を通して鉄道会社の人から安くサンクトペテルブルク行きの夜行列車のチケットを購入しました。

一緒に駅へ行ったんですが、そこの食堂でメシ+ビール。

メシですが初めてのウサギ肉です。左下の皿。


んでメシ食っていっぱいやってから宿へ戻って列車を待つことにしたんですが、「日曜だから」とゆう理由でその鉄道会社の人が遊んでくれることに。

まず一緒に工場跡に作られたモダンアートの展示場へと行きました。

ここではモダンアートよりも気になったのが北朝鮮アート館。


モダンアートって感じじゃなかったですね、交通整理してるねーちゃんやら家族で働いてる絵とか。プロパガンダチック。


そいで街歩き。

昨日主立ったところは見たんですが、トラムバスに乗ったりなんでもない店を覗いたりおもしろかったです。

安いバーにも行ったんですが、ここではアル中のおねーさんがおりまして。

テーブルを掃除したりして小遣いを稼いでるらしい。

んでここでウォッカを一杯。


がっと一気飲みして黒パンに魚のっかってるヤツを食いました。

ちなみにウォッカの正しい飲み方ってのがあるらしいです。

一杯ショットで飲む、んでこのパンみたいのを食う、んでもう一杯ショットみたいな。

それからビールとかを飲むそうで、「ビールのないウォッカは金のムダだ」とまで言うそうです。どこまでホントか知らんが。



そんな感じの街歩きで、一日付き合ってくれた彼は別れ際に「もう会うこともないだろうけど、たけ坊がアドミラルになって有名になったらまた思い出すだろう」みたいに言ってくれました。

そう言ってもらえると嬉しいね、またあなたが思い出してくれるよう頑張って有名になりたいですよ笑


そういや宿にいた他の旅行者、韓国人が二人もいました。

南米ではあんま見なかったな~。

あとスウェーデン人と日本人のカップル。

彼らはシベリア鉄道をおれとは逆に進んで日本に行くとのこと。

そしてイラク人。

やたらみなりに気を使う男で、英語もロシア語もできやがります。

彼に聞く限り、今のイラクは行っても特になんもないが昔ほど危なくないらしい。

さすがペトレイアス将軍ですよ。

んで彼、「北部のクルディスタンは欧米人旅行者も多いしキレイなとこだし行ってみれば?」とのこと。

凄く興味あったんですが、クルディスタン地域政府に問い合わせたところイラクビザが必要とのことで断念しました。


そんな感じでモスクワを去ることになりました。

”赤い矢”号と呼ばれる、内装も外装も乗員の制服も赤い夜行列車でサンクトペテルブルクへ向かいます。

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