ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

タリン

2011-02-13 21:37:22 | 東欧旅行
早く旅日記が今に追いつければいいなと願うたけ坊です。

今はセルビアのベオグラードにいます。

落ち着きのある街でいいですね。ホントはゆっくりしたいんですが今夜また移動です。



さてさて旅日記の続き。

サンクトペテルブルクからバスで西へ。

そして久々の国境越えです。

ちなみになんですがシェンゲン協定といって、欧州各国で国境検査を撤廃してるんですよね。

なのでエストニアからはしばらく国境検査がなくなります。

”ヨーロッパ連合”っちゅう国家を越えた枠組みを実感します。


このエストニアへの入国の際に、バスでおれの前に座っていたイスラエル人がエストニア人の国境警備の人に絡まれました。

「保健には入ってるのか?」「書類を見せろ」「書類はないだと?どうやって証明するんだ?あ?」「まぁいい、次からは書類も用意しとくように」

そいでおれの番。

「保健入ってるかとか聞かれたことねー、どうしよ…」ってちょっと不安になってました。

健康保険証は持ってたので「日本はuniversalなんだよ、凄ぇだろ!」って言って押し通すことにしました。

がおれが聞かれたのは別の質問。

「なんでエストニアに?」「その先はどこへ?」「ふーん」

で終わりました。よかった。


国境を越えてからもう一眠りして、夜が明ける前にエストニアの首都タリンに到着。

とりあえずバスターミナルでバス会社Eurolineのオフィスが開くのを待ち、そこでラトビアのリガへのバスチケットとバルト三国の観光ガイドを購入して街へ繰り出すことにしました。

その観光ガイドってのがin your pocketってヨーロッパ主要都市を抑えたシリーズなんですが、なかなか便利です。
http://www.inyourpocket.com/


んで街へ出てみたんですがまだまだ暗いです。

自由広場


この自由広場の先は丘になっていて、観光客に有名なタリンの街を眺められる展望台があるので登ることに。

タリンはこの丘の城&街として発展したので古い城壁なんかが残っています。

城壁


さらに登って例の展望台へ。

タリン市街


ここからタリンの眺めってのは優しいオレンジ色の屋根がキレイってことだったんですが。

冬ですので屋根は雪で白いし、空は曇ってるし。ちょっと残念。


んでここに登ってくる途中に日本語で「台所が見える」みたいな名前の塔があります。

由来はその通りここから家庭の台所が見えたってらしんですが、この塔の下から地下ツアーが始まります。


この城壁の地下はもともとは中世に作られたものなんですが。

作られた当時役に立つ機会はなかったものの、第二次大戦の空爆時に避難所になったりソ連時代には反ソパンクスが利用したり、ホームレスが住んだりした場所だそうで。

中はこんな感じだったり。


地下ツアーの前にタリン市街の歴史をまとめたアニメってゆうか映画をやってくれるのでとても勉強にもなりました。

それからまた街を散策。

ヨーロッパ、とゆうかドイツな街並がキレイですね。

バルトの国々ではドイツ騎士団が進出して造られた街ってのが多いらしいです。

これはガイドブックに載ってたカタリーナ通り



それから少し街の中心街から離れたところにある海事博物館へと向かいました。

in your pocketで知ったんですが、ここには昔の潜水艦があって中も公開されているとのことでしたので。

その公開されてる潜水艦てのがレンビットってゆう下のヤツ。


潜水艦は中に入ったことなかったのでいい経験になりました。

しかも魚雷発射管まで公開されてますから。


なかなかな迫力ですよね。



また街の中心へと戻り、ちょっとキレイめなレストランで食事。

ヤギのチーズのサラダ


ヤギのチーズって臭いんですね。

んでメインのイノシシの肉


イノシシの肉も相当臭い。ちょい固め。

犬肉と違ってまた機会あったら食ってもいいなって感じですが。なぜか犬は気持ち悪かったですね。

ただこの後ゲップしたとき自分で気絶しそうになる酷い臭いでした。ヤギチーズとイノシシが混じって。

そいでエストニアデザートのカマ。


なんだろう、きな粉が入ったとろとろヨーグルトって感じですかね。

言葉が足りなくて食べ物の雰囲気を描写できないのがとても残念…。


メシを食ってから歩いてバス停へ向かいます。

こんな格好したアーモンド売りがいたのでアーモンド買って写真撮らしてもらうことに。


アーモンドは甘過ぎなのとシナモンキツ過ぎでおいしくなかったです。


バス停へ向かう途中で寄った電器屋ですが、そこのセール商品にロシアで探してもなかった東欧用アダプターを発見。

東欧や韓国のアダプターは‥なんですよね、日本や米国の∥と違って。

ちなみにそこの電器屋のバイトの女の子英語ペラペラでした。

マックでもペラペラだったし、英語がなかなか通じないロシアを出てきたばかりのおれには新鮮な驚きでした。

そんなこんなで二日連続の夜行バスでラトビアの首都、リガを目指します。

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