山口県下初霜、放射冷却で今年一番に朝方は冷えましたが、日中は心地よい陽射しがお目見えしています。
雪国の方は、屋根に2メートルもの雪が積もったりして命がけの雪下ろし作業が茶飯事のこと。
毎日、早い春の訪れをと真剣に待ちわびてることでしょう。
時化ても雪の積もらない冬の日がほとんどの見島、ちょっとの寒さで一喜一憂は、北の方には失礼ですね。
昨日、宇津 露兵漂着記念碑 (砂見田海岸背面の中央付近小山)に行って来ました。
日露戦争、日本海海戦の勝敗を決する時代のこと。見島近海もてんやわんやだったでしょう。
祖母が幼少だったと言い、話をよく聞かされました。教育の一環だったんでしょう。
当時見島は、莫大な借金を島民あげて返還している最中で、まさに贅沢が敵の時代でした。
自分が食うのもえんやらやっと皆とともに節約倹約と言い続け、人の面倒を見るなんてとても出来ないときでした。
敵艦隊の傷兵共々漂着して来ても、余裕がないはずなのに、逆に手厚い看護と白米のおにぎりを与えました。
たくわんも誰かが食べて見せて、毒のないことを証明したとか。 (じゃぱにーずばたーは言い過ぎ、露語でもないのに。)
これが受け継がれる見島の人柄の良さなんだと思います。
のちにロシアは、見島の人々の精神に感銘を受け、艦船に「みしま」と命名して称えたとある。
オーチン・ハラショー・スパシーバ (very good or wonderful thank you)
バルチック艦隊の55名ボートで漂着(内、重傷者10名) 1905年のこと
入口案内板 拡大
※写真クリック拡大
◎ 熟熟余談(つらつらよだん- 本日の日めくり 四字熟語 )
「 士気高揚 」(しきこうよう) : 集団の意識・熱意、意気込みが高まること。また、高くすること
「士気」は戦いに臨む兵士のやる気のこと。一般人の意気を言う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます