3月28日、東京は気温20度、桜も見ごろを迎えたこの週末、今日は上越含む関東一円が晴れの予報だ。日曜は下り坂の予報のため、今年1月に途中撤退した谷川山系の白毛門に再挑戦する最後のチャンス、ということで残雪を求めてやってきた。写真は、松ノ木沢ノ頭付近から見た谷川岳。左が谷川岳、右が一ノ倉岳で、間の沢が、一ノ倉沢、左の沢がマチガ沢。白毛門は、この谷川岳東面の絶景を見るのに最適かつ、冬場の積雪の多さで有名だ。
朝5時に自宅発、圏央道、関越経由、250kmを3時間かけて谷川岳ロープウェーに8時過ぎに到着。天気はまずまず、路面にはもう雪はない。8時半、谷川岳ロープウェー駅駐車場(1,000円+アクエリアス一本サービス?)を出発。県道をしばし下り、土合橋バス停の前にあるMAXさん横の駐車場から登山ルートに入る。道路に雪はないが、御覧のように残雪は3m以上あり、土合橋の駐車場も雪の下だ。
前回は吹雪いていた尾根も、今日は晴れ、急登を詰めると、左手に谷川岳が姿を現す。白毛門は、登山口から約1,000mの標高差を一気に登る。雪はもうザクザク状態だが、トレースがしっかり残っている場所は登りやすい。逆に、アイゼンが効かなかったり、斜面が崩壊する場所も多い。
10:40松ノ木沢ノ頭より、西には谷川岳、北には白毛門山頂が見えてきた。下は、ロープウェー駅や、JR上越線土合駅など。
山頂直下には、ジジ岩、ババ岩と呼ばれる巨岩がある。その直下、深い亀裂、急斜面、崩れやすい斜面、びびってしまった・・・。滑落停止できるかわからないが、ピッケルは車の中!11:30、一人だと怖いのでここで撤収を決めた。正直、この山はもっと簡単に登れるものとたかをくくっていた。反省。
頂上直下で情けない、の図。
この一週間、酒漬けかつ、昨夜もよく寝ていいないつけは、下りに出た。雪を踏みぬき、崖から落ちそうになるは、最後は、沢の橋でスリップダウン、落ちそうになるなど、もう、ヨレヨレ。というわけで、体調管理もダメ、日焼け止めを忘れて顔は真っ赤、散々な一日でした!
13:30、ロープウェー駅到着、お疲れさんでしたぁ~。これから3時間、運転できるかしらん?(無事帰宅して、これを書いております)
人生はトライ&エラーの繰り返しですねぇ~
準備不足は下りに出る!
おっしゃるとーり・です。
下り坂には「最高!!」と「ま・さ・か?!」が隣り合わせですから
気を付けねばなりませんね。
まして、お酒を多く飲んだ週は・です。
しかし、山でそのお酒を含んだ汗と日頃のストレスを落として来る
というのは大正解であり、
それがなくてはもう生きられません
3時間で下界と隔絶された風景・・・これが素晴らしい
山ではその見極めが生死を分ける。自信がなければ撤退すること。無謀と賭けは命を縮めるし、家族や関係者に迷惑をかけることになる。
山では一回一回の積み重ねが、経験を積んでいくことになる。焦らずじっくりじっくりなあ・・・