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☆ 蔵の中から小判がザックザック

2016-07-07 08:23:53 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その711
    ☆ 蔵の中から小判がザックザック


 ♫ うらのはたけで ぽちがなく
  しょうじきじいさん ほったれば
大ばん こばんが
ザクザク ザクザク

 誰もがよく知っている昔話『花咲か爺さん』の歌詞である。ところ
が、この歌に出てくる夢のようなことが本当に起こった。

 ここは、滋賀県長浜市にある旧家で、江戸時代の小判など85点が
見つかった。現在の価格に換算にして、およそ1,800万円相当に
なると言う。

 ここ長浜は、戦国時代初期、織田信長が天下統一のため、小谷城の
浅井長政を攻め滅ぼし、その褒美として、今まで小さな漁村であった
今浜を秀吉に与え、秀吉は、名を長浜に改め長浜城を造った。長浜は、
城下町として繁盛し、秀吉の城主の間、隆盛を極めた。それを物語る
ように、日本三大曳山祭りである京都の『祇園祭』や飛騨高山の『高
山祭』に、そして、子供歌舞伎で有名な『長浜曳山祭』が残されてい
る。

 だから、土蔵の中から金色に輝く小判がザックザックと出てきても
不思議ではない。それに、小判が見つかった家も、江戸時代に長者番
付みたいなものに、いつも上位に出てくるような豪商であった。そも 
そも長浜は、近江八幡、五箇荘などと同じように近江商人として活躍
していた。

 小判は、土蔵にあったタンスを運ぼうとして、中から音がするのを
不審に思い、タンスをばらすと小判が出てきた。しかし、タンスには
複雑なカラクリがあり、そう簡単に見つけることは不可能であった。
だから、小判を残した人は、余程几帳面な人か、用心深い人だったと
思われる。

 連日、暑い日が続く中、ご自宅に土蔵のある人は、直射日光を避け、
涼しいと言われる土蔵の中で、先祖が何を残しているのか、何を隠し
ているのか、どんなカラクリがあるのか、探してみるのも一興と思わ
れる。
                   たかし  でした。

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