マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

小テスト

2006-04-19 16:40:04 | 神学校・講座
今朝も1時限から講義。今日から教会史、旧約通論ともに小テストが始まった。最初なのでどの程度の問題が出るのか分からず、結構気になっていた。確かに範囲となるテキストや聖書箇所は一通り読んだけれど、安心して講義に出られるほどしっかり覚えていないように思われたので落ち着かなかった。

幸い、教会史も旧約通論も選択問題だったので全部できた。ただし、教会史は次回から記述式になると予告された。今度は今回のようにはいかないかも。テキストを読むのにもう少し時間をかけたい。

教会史の講義は、ケアンズの「キリスト教全史」の1章を中心に語られた。キリスト教の生まれる前の政治・文化・宗教の背景から、キリスト教会誕生にいかにふさわしい環境を神様が備えられていたかを学んだ。

旧約通論の講義は、旧約聖書の位置付けについての解説だった。新約聖書が本体だとすると旧約聖書はその影であることや、旧約聖書の神観を土台として新約聖書(福音)を理解する必要があることを学んだ。

その講義の間の礼拝も良かった。旧約通論のK先生の説教だった。使徒8:1から神様との個人的な関係に注目することを促した。ステパノもサウロも旧約聖書の示す神様を知っていたはずである。しかし、彼らの理解は決定的に違っていた。イエス様をどのように受け止めたかがその違いだ。結局、その違いがステパノの死をもたらした。しかし、ステパノの死はサウロに大きなインパクトを与えた。サウロのその後の激しい迫害は、あたかも彼の中に生まれた迷いや不安を打ち消そうとする彼自身のもがきにも似ている。ダマスコへの途上で復活のイエス様に出会うとき、彼の人生の転機が訪れる。単なる知識としてではない、生き生きとした神様との関係。それはイエス様に出会うところから始まる。

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