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マイペースで行こう

東京都東久留米市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、20年目に入りました。

Footprints7

2011-09-08 17:27:09 | Footprints
明日の聴講クラスで発表担当のブックレポートを終えました。
Thomas.C.Oden の Pastoral Theology の第3章です。
それほどの量ではありませんが、英語文献の要約作業は一苦労。
前回の授業前に、みなさんと英語に関する話題になりました。



さて、ここからは、英語に関する思い出話です。
私には、高校時代の英語の授業で、今でも忘れられない場面があります。
中学までは何とか授業についていってましたが、高校では英語の成績が急降下。
ある英語の授業が成績でクラス分けされたのですが、できない生徒組(もちろん当時そんな言い方をしてませんでしたが)になりました。

でも、そこで思い出に残る出来事を経験しました。
そのクラスを担当したY先生は、非常に熱心で有能な先生。

ある授業でのこと。
そのY先生が、私のノートを見て、反応しました。
「ちょっと、ノートを見せなさい。
こんなことをしてるから、できるようにならないんですよ。
恥をしのんで聞きなさい。・・・」
教科書の練習問題の答えを書いておいたのですが、解答集の答えをそのまま写しただけでした。
確かに、指名された時に、とりあえず答えられるようにというだけの意味のない作業。
私のノートがあまりにもきれいだったので、先生もそのことに気付き、お叱りを頂戴しました...

でも、その時のY先生がおっしゃったことはごもっとも。
その時の私も、これを機に心を入れ替えてがんばってみようと考えたのでした。
当然のことながら、初めは予習にも人一倍時間がかかりました。
しかも、すぐに結果が出るわけでもありません。

...でも、徐々に成果が現れました。
一年後くらいには確実に平均点以上を取れるようになり、3年生になると学年上位に入るまでになりました。
とは言っても、たぶん受験英語で点数を取るコツをつかんだだけなのですが。

Y先生のあの時の一言がなかったら、たぶん英語の苦手意識はそのままだったでしょう。
Y先生のおかげで、少なくとも最初の苦手意識を克服できました。
いまだに英語を読むのには時間がかかりますが、それでもコツコツと調べながら読んでいます。

英語のことが話題になるたびに思い出される、私の高校時代の一場面。

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Footprints6

2011-06-22 16:03:36 | Footprints
「心を尽くして主に拠り頼め。
 自分の悟りにたよるな。
 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。
 そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
 旧約聖書 箴言3:5,6

先々週の神学校のチャペルで、T先生が信仰と使命に導かれた証しをしてくださいました。
神学者、教師として長年尽くしてこられたT先生の経験。
「主はあなたの道をまっすぐにされる」という神の約束が真実であることを私は教えられました。

そして、先週の牧会塾で、F先生の学生時代の進路決定と臨床の経験について伺いました。
方向転換をしながらも、それらがつながっていて、F先生の活動をより豊かなものとしているのだという印象を受けました。
やはり、主の導きの確かさと奥深さを教えられました。

ここ最近、そのようにおふたりの先生の信仰と人生の証しを聴く機会が重なり、私自身のことを振り返っています。
今までも観察や解釈を重ねてきましたが、ここでまた立ち止まって考える機会を頂きました。
当時はなかなか自分でも受け入れられなかったことを、また少しその意味を整理することができたように思います。
こうした機会が備えられていることを主に感謝しています。


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Footprints5

2011-03-31 17:32:10 | Footprints
牧会の5年目が過ぎました。
東村山に来て5年間。

経過してみると、ただひたすら目の前の仕事や課題に取り組んで、あっという間だったようでもあり・・・
以前にはない新しい経験や知識の習得で、ゆっくりではあるものの自分なりの成長や進歩もあり・・・

もう少し卒なく振舞って、万事を緩やかに軌道に乗せられたのではないかという幻想もあり・・・
でもやっぱり、自分の力量と状況の中での最善の決断と選択をしてきたのだという納得感もあり・・・

今年度は牧会塾も受講することにしました。
藤掛明さんのクラスです。
前々からいつか受講してみたいと思っていましたので、楽しみにしています。
前期 「他人を知る講座」 ・ 後期 「自分を知る講座」

神さまの恵みの中で今の私があること、周囲の多くの方々の理解や祈りに支えられてきたことを感謝しています。
神さまへの期待を抱きつつ、6年目、そして次の5年間に向かおうとしています。


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Footprints4

2011-02-28 16:54:49 | Footprints
最近のYouth For Jesusで使徒の働き16章を学んできました。
パウロの第2次伝道旅行、ピリピでの宣教の記録です。

その十年余り後に書き送られた手紙が、新約聖書のピリピ人への手紙です。
その中に、このような一節があります。

「それにしても、あなたがたは、よく私と困難を分け合ってくれました。」(4:14)

パウロの宣教活動は、多くの収穫ばかりではなく、非常な困難も伴いました。
ピリピの教会の信者たちは、そのような困難も共有していたとされています。

さて、ちょうど2年前、2009年2月28日に、私はこの章を読んでいてこの節に目を留めていました。
福音宣教の働き、教会の交わりには、困難をも共有するという一面があるということです。
当時は、なぜこのことばを意識させられているのかは明確にはわかりませんでした。
ただし、主に従う決意を新たにしたことを覚えています。
それで、カードに書きとめて、何冊かある聖書の一冊に挟んでおいたのでした。

それから2年が経ちました。
あの時に、この聖書のことばを心に留めていたことの意味は・・・
パズルのピースが、また一つはまったような感覚です。
主のことばは、折々に私たちの支えと指針になります。


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Footprints 3

2008-04-29 13:19:44 | Footprints
私は3年前から5年間日記をつけています。
時々、振り返るのも楽しいものです。


3年前の4月29日は、私にとって一つの節目となる日でした。
それは一つの決心をした日でもあります。
聖書の中のある言葉が私の心に留まりました。
それは非常に静かではありましたが、自分にとってインパクトの強いものでした。


旧約聖書 創世記12:1
「あなたは、
あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、
わたしが示す地へ行きなさい。」


それまで何度もこの聖書箇所は読んだことがありましたが、この時は特に何かを訴えているように思えたのでした。
その時点では、まだ東村山教会での牧師の仕事の話は聞いていませんでしたが・・・。
何か神様の導きがあって、自分が具体的に行動するように促されているように思えました。
ですので、3年前のこの日、私の心の中ではすでに神様の導きに従いたいという決心ができていました。


そして・・・
東村山教会の牧師招聘の話を耳にしたのが、連休明けでした。
その話を聞いた瞬間、「このことのためだったのか」と納得したのでした


そんな出来事があって3年が経ちました。
神様は本当に真実な方です。
あの時決心して良かったな~とつくづく思います。
神様の導きは常に最善であることを経験しています
神様の語りかけ、導きの手に素直でありたいと改めて思います。


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