「わがふところは武蔵野ガ原」は、
越後の伝説的名僧、良寛(りょうかん)さんのことばですね。
江戸時代の僧侶、良寛さんが、現在の新潟県の国上山(くがみやま)に「五号庵」を結び、
近所の子どもたちとまりつきをしたりして暮らしていたある秋の日、
縁側で日なたぼっこしていて、ふと、ふところからシラミをとりだし、
てんひらに載せて、いっしょにひなたぼっこさせたという話があります。
「わしはもう親もなし、子もないから、血を分けた仲はお前たちだけだ。
さあ、お前たちも日なたぼっこしなさい」と。
そのとき、詠んだのが次の歌だそうです。
「のみしらみ 音(ね)になく秋の 虫ならば
わがふところは 武蔵野ガ原」
さあ、今日もわがふところは武蔵野ガ原でいきましょう。
電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。
●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp
越後の伝説的名僧、良寛(りょうかん)さんのことばですね。
江戸時代の僧侶、良寛さんが、現在の新潟県の国上山(くがみやま)に「五号庵」を結び、
近所の子どもたちとまりつきをしたりして暮らしていたある秋の日、
縁側で日なたぼっこしていて、ふと、ふところからシラミをとりだし、
てんひらに載せて、いっしょにひなたぼっこさせたという話があります。
「わしはもう親もなし、子もないから、血を分けた仲はお前たちだけだ。
さあ、お前たちも日なたぼっこしなさい」と。
そのとき、詠んだのが次の歌だそうです。
「のみしらみ 音(ね)になく秋の 虫ならば
わがふところは 武蔵野ガ原」
さあ、今日もわがふところは武蔵野ガ原でいきましょう。
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