9月30日・論よりショート

「論より証拠」と言うと、あれこれ理屈をこねるより、証拠を見せたほうが手っとり早いし説得力もあるよ、という意味ですが、この場合は、理屈をこねるより、ショートケーキでも食べさせたほうが、相手はすぐに納得して言うことを聞いてくれるよ、という意味ですね。怒っている人に、なにか食べさせると機嫌が直る、ということはあるもの。
さあ、今日も「論よりショート」でいきましょう。

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9月29日・二人同心、其利断金

これは「二人(ににん)心を同じうすれば、その利、金(きん)を断つ」と読みます。二人が心を合わせて努力すれば、硬い金属でも断ち切ることができるよ、ということですね。『易経』にあることばです。こういう心をひとつにした強い仲のことを「断金の交わり」などと言います。
さあ、今日も心を同じうしていきましょう。

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9月28日・捨てる髪あれば拾う紙あり

「捨てる神あれば拾う神あり」というと、世間には見捨てる人もいれば助けてくれる人もいて、世の中、そんなに悪くないよ、という意味ですが、この場合は、年をとっていくと髪の毛が捨てるように抜けてすくなくなっていくけれど、落ちているお札を拾うようにすこしは得をすることもあって、年をとるのも悪いことばかりではないよ、という意味ですね。
さあ、今日も捨てながら、拾いながらいきましょう。


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9月27日・三遍まわってたばこにしよ

これは、夜、警備員が見まわりをするとき、休むことに急がずに、念には念を入れて三度見まわって安全をたしかめてから、一服しようということで、手落ちのないように念入りに確認しましょう、という意味ですね。
さあ、今日も三遍まわってでいきましょう。

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9月26日・仏の顔もサンドイッチ

「仏の顔も三度」といえば、いくら心のやさしい仏さまでも三度も顔を撫でられたら怒るよ」ということですが、この場合は、いくら迷いのない仏さまでも、おいしそうなサンドイッチを目の前に出されたら、ほおがゆるむよ、ということで、相手の虫の居どころが悪いようなら、とにかく何か食べさせなさい、そうすれば仲良くなれるから、という意味ですね。
さあ、今日もお腹をすかせず仲良くいきましょう。

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