「看脚下(かんきゃっか)」。
これは禅のことばで、
「脚下を看(み)よ」、
つまり、足元を見なさい、という意味ですね。
その昔、宋の時代の中国に、法演(ほうえん)というえらいお坊さんがいて、
ある夜、法演とお弟子さんたちが話していたのですが、
いざ帰ろうとするときになって、灯りが消えて真っ暗になってしまいました。
そのとき、克勤(こくごん)というお弟子さんが、
「看脚下(かんきゃっか)」
と言ったので、師匠はこのお弟子さんをほめました。
「真っ暗になっても、あわてずに、自分の足もとをちゃんと見なさい」
ということでもありますし、
「悟りへの道はどこか遠くにあるのではなくて、すぐ近く、自分の足もとにありますよ」
という意味でもありますね。
さあ、今日も看脚下でいきましょう。
電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。
●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.jp
これは禅のことばで、
「脚下を看(み)よ」、
つまり、足元を見なさい、という意味ですね。
その昔、宋の時代の中国に、法演(ほうえん)というえらいお坊さんがいて、
ある夜、法演とお弟子さんたちが話していたのですが、
いざ帰ろうとするときになって、灯りが消えて真っ暗になってしまいました。
そのとき、克勤(こくごん)というお弟子さんが、
「看脚下(かんきゃっか)」
と言ったので、師匠はこのお弟子さんをほめました。
「真っ暗になっても、あわてずに、自分の足もとをちゃんと見なさい」
ということでもありますし、
「悟りへの道はどこか遠くにあるのではなくて、すぐ近く、自分の足もとにありますよ」
という意味でもありますね。
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