今日のことば・・・窮もまた楽しみ、通もまた楽しむ

「窮(きゅう)もまた楽しみ、通(つう)もまた楽しむ」
これは『荘子』にあることば。
「窮」は困っているときで、
「通」はものごとが調子よくいっているとき。
かくして、窮地におちいったときはその状況を楽しみ、
羽振りのいいときはその状況を楽しみましょうということですね。
さあ、今日もまた楽しみましょう。


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今日のことば・・・同僚愛育む

「同病愛憐れむ」というと、
似た者同士はおたがいにいたわりあうものだ、
という意味ですが、
「同僚愛育(はぐく)む」の場合は、
同僚は長い時間いっしょに過ごすので、
そこには愛が育まれやすい、という意味ですね。
さあ、今日も愛育んでいきましょう。


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今日のことば・・・人は一代、名は末代

「人は一代、名は末代」、これは、
いま生きている世の栄華よりも、後世に残る名前が大切だよ、
という意味ですね。
吉田松陰のことばに、
「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。
生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし」
というのがありますが、これも近い意味ですね。
さあ、今日も名は末代でいきましょう。



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今日のことば・・・灯台もとふなっしー

「灯台下(もと)暗し」といえば、
遠くのことは気がつくが、
身近のことはかえって気がつかないもの、
という意味ですが、
「灯台もとふなっしー」の場合は、
千葉には犬吠埼などに灯台があって遠くも照らすし、
愉快なふなっしーがいて地元も明るい。
遠くも近くも明るくて楽しいよ、
という心持ちをあらわしたことばですね。
さあ、今日も灯台もとふなっしーでいきましょう。


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今日のことば・・・流れに棹さす

「流れに棹さす」は、
ただでも水の流れに乗っているところへ、
さらに棹をさして下るので、とても速い。
というところから、
そのようにものごとがスムーズに運ぶことですね。

蛇足ながら、これを「流れにさからって進む」と、
まちがって使っている人もけっこういて、
たとえば、落合信彦さんの本にはこのことばがよく出てくるのですが、
いつもまちがって使われていました。
担当編集者が教えてあげないのですかね。
さあ、今日も流れに棹さしていきましょう。



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