今日のことば・どんな時にでも抗争するな

これはゲーテの『西東詩集』にあることばですね。
「どんな時にでも
　抗争するな
　賢者も無知なものと争うと
　無知に陥る」（「箴言の巻」『西東詩集』岩波文庫）
と続きます。
さあ、今日も争わずいきましょう。


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今日のことば・この一日はをしむべき重宝（ちょうほう）なり。

これは道元禅師の『正法眼蔵』にあることばで、
たとえ百年生きたとしても、それがいたずらに生きた百年だったなら、
真理を悟ることができた一日に及ばない。
だから、この一日はふたたび戻らない惜しむべき一日であって、貴重な宝である。
大きな宝石などとは比べものにならないほどに貴重である、という意味ですね。
さあ、今日一日を惜しんでいきましょう。


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今日のことば・名人はあやふき所に遊ぶ。

これは松尾芭蕉のことばですね。
その道の名人ともなると、もはや安全で確実な道ばかりを進むのをいさぎよしとしない、ということですね。
将棋棋士の谷川浩司永世名人はここから、扇に「危所遊」と揮毫しています。
さあ、今日もあやふき所に遊びましょう。



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今日のことば・おれたちはやりぬくんだ。

これはザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズのことばですね。
ずっと昔、１９６０年代、不良のイメージで売っていたストーンズは警察の標的にされ、
手入れを受け、キース・リチャーズは、ボーカルのミック・ジャガーとともに麻薬不法所持で逮捕されたことがありました。
留置場に入れられたミックは、がっくり気落ちして、すぐとなりの部屋に留置されているはずのキースに向かって、
壁越しに泣き言をいったそうです。
「すべて忘れてしまって、もうやめようか」
すると、壁越しにキースは、こう言い返してきました。
「おれたちはやりぬくんだ(We're gonna make it.)」
キースは同じことばを繰り返し、やがて、ミックも同じことばを言いだしました。
そうして、二人は留置場の壁をはさんで、
「おれたちはやりぬくんだ」
と言いあい続けました。それで、ストーンズは21世紀に入ったいまなお続いているわけです。
さあ、今日もやりぬきましょう。


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今日のことば・何を、誰に話すのか注意せよ。

これは英語のことわざで、もとはこんな感じです。
Beware what and to whom you speak.
日本語で言うところの、
「人を見て法を説け」
ですね。
さあ、今日も人をよく見ていきましょう。



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