天野たかしのToday's Words

いつも輝いていてほしいあなたに、天野が毎日、ことばのエールを贈ります。

今日のことば・・雁が飛べば石亀もじだんだ踏む

2023-10-31 00:00:15 | Today's Words
「雁(がん)が飛べば石亀(いしがめ)もじだんだ踏む」とは、
雁が軽やかに空を舞うと、地に這った石亀がそれを見上げ、
ああ、いいなあ、飛びたいなあ、と思うけれど、自分は悲しいかな亀、食べない、
それでじだんだ踏んで悔しがる、ということで、つまり、
他人がするのを見て、自分もできると勘違いしてしまう身の程知らずを指して言うことばですね。

さあ、今日も雁が飛べば石亀もじだんだ踏むでいきましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・火の見の鳥

2023-10-30 00:00:15 | Today's Words
「火の見の鳥」というのは、
火の見やぐらにとまっている鳥のことで、そのこころは、
「お高くとまっている」という意味ですね。

さあ、今日も火の見の鳥でいきましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・一枚の紙にも裏と表がある

2023-10-29 00:00:15 | Today's Words
「一枚の紙にも裏と表がある」とは、
ぺらぺらの一枚の薄い紙にも表と裏があるように、
一見単純そうに見えるものにも、なかなか見えづらい裏側があるものだから、
世の中を渡っていくには、ものごとの裏側に通じていないとね、という意味ですね。

さあ、今日も一枚の紙にも裏と表があるでいきましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・往復運動と寛大

2023-10-28 00:00:15 | Today's Words
これはローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズのことばですね。
彼はギターの演奏法をほかのギタリストたちと教えあった経験を振り返って言っています。
And the other great thing about musicians,
or most of them,
is the reciprocation, the generosity they show to one another.
Have you got that little pop?
Yeah, it goes like this.
Mostly there are no secrets; everybody swaps ideas.
How did you get this?
And he shows you and you realize it's really simple.
(そしてもうひとつのミュージシャンの偉大なところは、
いや、これがもっともすごい点かもしれないが、
往復運動と寛大さだよ、お互いに見せあいっこするんだ。
あの曲、知ってるか?
ああ、こんな感じだ。
そこにはほとんど秘密はない、みんなアイディアを交換しあう。
どうやってやるんだ?
で、やって見せてくれる、
すると、きわめて単純なことだったとわかる、というわけさ。)
(Keith Richards with James Fox, Life, Phoenix, London, 2011.)

さあ、今日も往復運動と寛大さでいきましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のことば・・・茶に逢うては茶を喫す

2023-10-27 00:00:15 | Today's Words
「茶に逢うては茶を喫す」は禅のことばですね。
鎌倉時代に生きた、瑩山派曹洞宗を開いた蛍山(けいざん)禅師が、
まだ若いころ、師匠に、平常心について問われ、
こう答えたそうです。
「茶(さ)に逢うては茶を喫し、飯(はん)に逢うては飯を喫す」
お茶を飲むときは、雑念なくお茶を飲むことに徹し、
ご飯を食べるときは、ご飯を食べることに徹する、
ということですね。

さあ、今日も茶に逢うては茶を喫すでいきましょう。


電子書籍にすてきなことばをたくさん収めましたので、そちらも見てくださいね。

●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする