今日のことば・・・墓は一切を審判する

「墓は一切を審判する」は、
ワシントン・アーヴィングが書いた
『スケッチ・ブック』のなかにあることばですね。
人生を終えて入ったお墓が、故人を判断する、と。
アーヴィングは18世紀から19世紀にかけて生きた米国の作家で、
『スケッチ・ブック』は、
「スリーピー・ホローの伝説」
「リップ・ヴァン・ウィンクル」などを収めた短編集です。
さあ、今日も墓は一切を審判する、でいきましょう。


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●電子書籍は明鏡舎。
http://www.meikyosha.com

今日のことば・・・禍を煎じてワイワイとなす

「禍(わざわい)を転じて福(さいわい)となす」と言えば、
禍もよくこれを処置すればかえって幸福とすることもできるよ、
という意味ですが、
「禍(わざわい)を煎じてワイワイとなす」の場合は、
禍も煮詰めて熱処理を施せば、
ほうじ茶になって、
これでティーパーティーを開いてみんなでワイワイやれるよ、
という意味ですね。
さあ、今日も禍(わざわい)を煎じてワイワイとなすでいきましょう。


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今日のことば・・・勝って兜の緒をしめよ

「勝って兜（かぶと）の緒をしめよ」とは、
戦いに勝っておごるのでなく、
こういうときこそ気を引き締めて、
つぎの事態に備えなさい、という意味ですね。
英語だとこんな感じです。
Not to halloo until one is out of the wood.
（森から抜けるまで大声を出すな）
さあ、今日も勝って兜の緒をしめよでいきましょう。


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今日のことば・・・あんばい

「あんばい」は、塩梅(えんばい)が転じたことばで、
もともとは塩と梅の加減のことですね。
すっぱすぎもせず、
からすぎもしない、
味の加減がちょうどいいのを
「あんばいがいい」。
そこから、調和がとれて具合がいいことを
「あんばいがいい」というわけですね。
さあ、今日もあんばいでいきましょう。


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今日のことば・・・金の切れ目が艶な切れ長目

「金の切れ目が縁の切れ目」というと、
金銭的な関係で結ばれた親交は
金銭面が切れてしまうと終わってしまう、
ということですが、
「金(かね)の切れ目が艶(えん)な切れ長目」の場合は、
いいムードが盛り上がっているときには、
けちけちせずにお金を払って、
気前のいいところを見せると、
色っぽい女の切れ長の目が、
もっと色っぽくうるんできますよ、
という意味ですね。
さあ、今日も金の切れ目が艶な切れ長目でいきましょう。


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