6月30日・騎虎の勢い

(きこのいきおい)と読みますね。これは虎に騎乗していくときの勢い、という意味で、それはもう、虎にまたがって走っていくわけですから、止まろうにも止まらない、すごい勢いなわけです。勢いのおもむくまま、もう止まらない、といった意味です。
さあ、今日も、どうにも止まらない勢いでいきましょう。

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6月29日・禍福はあざなえる名はなんと申す

「禍福はあざなえる縄のごとし」と言えば、幸不幸は、よられた縄のようなもので、幸せだと思っていたことが不幸になったり、またその逆もあったりするものだ、という意味ですが、この場合は、そうした幸不幸のことはさておき、まずあいさつし、名前を名乗って、たがいによく理解しあいましょう、という意味ですね。
さあ、今日もあいさつをしっかりしましょう。

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6月28日・起きて半畳、寝て一畳

起きている間は、畳半分の広さがあれば足りるし、寝ているときは畳1枚分の広さがあれば足りる、と、足りるということを知って心を安らかにもちなさい、という意味ですね。
さあ、今日もいさぎよい心意気でいきましょう。

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6月27日・転ばぬ先の杖

転ばない前に杖を用意してもつことが大事なように、なにごとでも失敗しないように注意をおこたらぬようにね、という忠告、アドバイスですね。
英語でいうと、
Forewarned is forearmed.(警戒は警備なり)
さあ、今日も前もって準備、配慮しながらいきましょう。


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6月26日・合羽の川流れ

「河童の川流れ」といえば、泳ぎの上手な河童でも、時には川の流れに押し流されてしまうこともある、上手な人でもたまには失敗する、という意味ですが、この場合は、川のそばを通りかかったら、突風が吹いてきて、もっていた合羽が飛ばされて、川に落ち、流れていってしまった。持ち物はおとさないようにちゃんと持ちなさいよ、川を汚してはいけませんよ、という意味ですね。
「ママ、見て見て、川に合羽が浮いているわ」
「あら、ほんとね。中身も入っている」
なんてことにならないように。
さあ、今日もぬかりなく、気をひきしめていきましょう。


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