天野たかしのToday's Words

いつも輝いていてほしいあなたに、天野が毎日、ことばのエールを贈ります。

今日のことば・・・灯台もとふなっしー

2023-03-31 00:00:15 | Today's Words
「灯台下(もと)暗し」といえば、
火を灯したろうそくを立てる台の下は、
かえって暗くてよく見えないように、
遠くのことは気がつくが、
身近のことはかえって気がつかないもの、
という意味ですが、
「灯台もとふなっしー」の場合は、
千葉には犬吠埼などに灯台があって遠くも照らすし、
愉快なふなっしーがいて地元も明るい。
遠くも近くも明るくて楽しいよ、
という心持ちをあらわしたことばですね。
さあ、今日も灯台もとふなっしーでいきましょう。


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●電子書籍は明鏡舎。
https://www.meikyosha.jp

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今日のことば・・・流れに棹さす

2023-03-30 00:00:15 | Today's Words
「流れに棹さす」は、
ただでも水の流れに乗っているところへ、
さらに棹をさして下るので、とても速い。
というところから、
そのようにものごとがスムーズに運ぶことですね。

蛇足ながら、これを「流れにさからって進む」と理解し、
まちがって使っている人もけっこういて、
たとえば、落合信彦さんの本にはこのことばがよく出てくるのですが、
いつもまちがって使われていました。
担当編集者が教えてあげないのですかね。
さあ、今日も流れに棹さしていきましょう。


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今日のことば・・・自己を諦めなければならない

2023-03-29 00:00:15 | Today's Words
「自己を諦(あきら)めなければならない」とは、
ドイツの文豪、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテのことばですね。
ゲーテは言っています。
「個人は何ものかに達するためには、自己を諦めなければならないということを、
だれも理解しない」

さあ、今日も自己を諦めなければならないでいきましょう。


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今日のことば・・・四面そうっかぁーっ

2023-03-28 00:00:15 | Today's Words
「四面楚歌(しめんそか)」といえば、
その昔、中国で、
楚の項羽が、漢の高祖との戦いに敗れ、
敵軍に囲まれたとき、四方(四面)から楚の歌が聞こえてきて、
自分の故郷である楚がすべて敵の支配下に下ったことを知ったという故事から、
まわりがすべて敵で孤立した状況をあらわすことばですね。
一方「四面そうっかぁーっ」の場合は、
四方にいるまわりの人みんなが同じ意見のときは、
自分はほんとうは反対意見だったとしても、とりあえず、
「ああ、そうっかぁーっ」
と納得したふりをしておこうという処世術ですね。
さあ、今日も四面そうっかぁーっ でいきましょう。

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今日のことば・・・朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

2023-03-27 00:00:15 | Today's Words
「朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり」は、
『論語』にある、孔子が言ったことばですね。
朝に、道(人として生きるべき方向性の真理)を聞くことができたなら、
その日の夕方に死んでもいいよ、ということで、
裏を返せば、いくら長生きしたところで、真理を知らずに生きているのなら、
それにたいした意味はない、という意味にもなります。
さあ、今日も朝に道を聞かば夕べに死すとも可なりでいきましょう。


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